東方軍器伝   作:RYUやん

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どうもRYUと言う少年です!あらすじで書きましたが初めて小説を書いたのでとてつもなく読みづらいと思いますが、宜しくお願いします!


序章~Encounter with the Forgotten world
とある少年の幻想入り


「ハァハァ…ふざけんな!何で俺がこんな目に!」

 そんな荒い息をしながら中学生くらいの少年・神川 仁《かみがわ じん》は森の中で少なくとも彼の中では知らない動物に追われながら叫んだ。

「クソッ!何だよあれ!」

 その彼を追ってる動物は見た目は狼で灰色の体毛をしていたが大きさが彼の知っている狼の倍以上の大きさで、何故か頭部の一部分が血のような赤色の模様をしている。…いや、もしかするとそれは本当に血なのかも知れない、現にその狼は目の前の少年のことを大きな口を開けナイフのような歯で食ってやるとばかりに噛み付こうとしていて、その歯が少年には届いたあかつきには狼の頭部の赤色の模様は増えることだろう。

 

「うぉッ危ねぇ!」

 間一髪で狼の口から逃れながら彼の頭の中ではこんなことになる前の事の記憶が走馬灯のように流れてた。

 

 

 ~一時間前~

「早く帰りたい…」

 そう呟くと彼は10月の少し肌寒さ感じ始めてきた街を見回す。彼は四ヶ月もすれば高校の受験を控える中学三年生だ。

「受験近いからって言ってもやっぱり勉強よりも、今は授業の内申か……」

 緊張感が高まるこの時期で、もちろん少年も受験先の決定に受験勉強などがある。しかし、少年は街中の時計を見て、

(ッ!ヤバい!早く帰らないとゲームという唯一の楽しみをする時間が無くなる!)

と、心の中で呟いた。

 そう、神川ㅤ仁という人間は受験という下手すれば人生に多大な影響をもたらすビッグイベントを控える受験生でありながら“ゲーマー”だからゲームをするという自分の信念に忠実なバカな人間でもある。

 

 

 

 

 ~現在~

 

 

(クソ駄目だ全力疾走で家に向かって走り出した事までしか思い出せn、おっと危なっ!?)

 狼の爪による攻撃を避けつつ、彼は何故少なからずビルが立ち並ぶ故郷の準都会から、この久しぶりに見る森林地帯に来てしまったのかと、ここ数時間の記憶を遡っていた。

 

(そうだ…確か走り出してすぐに何かに落ちたんだ…!)

 チキショォォオ!と彼は気付いたら一人大声で叫んでいた。いきなり落とされて気付いたら知らない森の中で、何処だ此処と周囲を見回したら現実に存在しないはずの巨大狼が涎を垂しながらこっちを見ていたのだから不幸の中でもとびきりの不幸だろう。

 そして、彼はそんなことよりも自分を食おうとしてるこの狼をどうにかしなければ十分も経たないうちに疲労で止まった所をガブッとされると想像し顔を真っ青にする。

 

(どうにかしてあの狼をどうにかしないと…!まずは石を…駄目だ逆に起こらせちまう…そうか此処は森だからそれなりの武器になる枝は落ちてるはず!)

 すると30メートル先の地面に1メートルぐらいの大きさの巨大な枝が落ちているのが見えた。

 

「あれだ!!」

 

 と、仁はそのまま一直線に枝がある方角に向けてスピードを上げた。

 

(今だ!)

 

 仁はスピードを止めることなくガシッと木の枝を掴み、そして近くに見えた木が無いひらけた場所に体を向けた。

 

(よし。枝は思ったよりも少し軽いが足止め位は出来るか…?)

 

 そして仁はそのひらけた場所の真ん中でザッと音をたてて止まると、そのまま追いかけてくる狼の方向へと体を向けた。すると巨大狼は仁の目の前、約10メートル程の位置で止まった。

 

「グルルルル…」

 と、狼は苛立ちを感じさせるような唸り声を発した。

 

 

「ハア……ハァ…俺は、お前の晩飯になる気はないんだ」

 

 と仁は言うと、木の枝を槍のように持ち直してダッと狼を倒すために駆け出した。

 

「ウオォォォ!!」

 

 だが狼もそのまま突っ立ってる訳もなく、仁に向かって走り出した。

「喰らえ!」

 と仁は狼の腹に向けて枝を突き刺す。

しかし、狼に向けた木の棒は狼の腹を貫くことなくバキィ!と音をたてながら真っ二つに折れた。

 

「っ!嘘!?」

 

 確かに木の枝は軽く扱いやすく先端も皮膚を貫ける程度には尖っていた。だが、この狼はやはり彼自身が知っている狼では無くそんな者程度では貫く事は出来ない皮膚を持っていた。そう目の前にいるのは彼が知っているのは外見のみで中身は全く別の生物だった。

 

(クソッ!これだと、石なんか投げても意味なしか…)

 

「バウッ!」

 ガッ!と狼はそんなことにはお構い無く前足でなぎはらうように仁に向けて攻撃してきたしてきた、仁は反応が出来ずもろにその攻撃を喰らってしまい約5メートル先の木の幹に背中を向けながら吹き飛ばされた。

 

「がはッ!」

 

 仁は背中を木の幹にぶつけた衝撃で倒れてしまったがもろに攻撃を喰らった腹部は痛々しい傷は無く、かすり傷だけしかなかった、理由としてはバケモノ狼が前足で攻撃してきた際に運良く前足の爪ではなく、比較的ダメージを和らげられる部位の肉球に当たって飛ばされた為である。

 しかし、それでも木にぶつかった際のダメージは決して少なくなく、肺の中の空気は全て外に吐き出され、全力疾走で何十分と走るという普段なら考えられない出来事による疲労もある。だから、奇跡的にそこまでの怪我は無いものの一時的に動くことが困難になってしまった。

 

(クソっ…視界が安定しない…)

 

 フラフラと立ち上がりながらもう走る事が出来ない体に無理やり動かそうとしていた。

 そして勝利を確信した狼が仁の目の前へゆっくりと近ずいていく。

 

(止めろ…来るな……)

 

 今の彼と狼の頭の距離は残り1メートルも無かった、もういつ噛みついて来てもおかしくない距離で狼はゆっくりと口を開けた。

 

(ッ!!)

 

 狼が噛みつこうとして仁がその少ない力で身構えた時

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、開けた場所の上からある一人の少女の声が響いた。

 

「霊符『夢想封印』!!」

 

 というその声と共に、上からいくつもの巨大な光の弾が、噛みつこうとしていた狼目掛けて降り注いだ

周囲にはその光の弾が当たった際の衝撃波で土煙が舞っている。

 

「キャイン!?」

 

 と、あの巨大な狼から出たとは思えない間の抜けた鳴き声がしたあとバタッと音がした。

土煙が消えそこには光の弾を喰らっていた狼が白目を剥いて倒れていた。

 そして立つだけで体力を消費していた仁は遂に力尽きて、その場で糸が切れる様に倒れた。

その薄れゆく意識の中で、彼が最後に見たのは空から降りてくるお祓い棒を持った紅白の少女だった。




次の次に仁君のプロフィールを書こうかと思いますさてもう分かってしまうでしょうが最後に気絶してしまった仁君はどうなるのか?誤字脱字があったらご報告お願い致します(-_-;)
※プロフィールは、オリキャラが全員登場したら出す事にしたのでもう少し先となります。スンマセン
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