昼過ぎの竹林の中を一人の現代風の装いの少女が歩いていた。
季節は冬。首元の露出した部位に、冬という季節特有の冷たい風が叩きつけられる。幻想郷では雪が降るらしいのだが空は青空、雲一つない。
手袋を忘れてしまったせいで冷える手を擦りながら、彼女は竹林の中を進む。
(ここが迷いの竹林……)
彼女はこの竹林のことを人里の人間から教わり、ここへ来た。本来なら、相方である少年と共に行動するはずだったのだが理由があって、今は別行動をしている。
目的は、かつての戦友にしてパートナー。そして旧友でもある、とある少女を訪れる為だ。
(ごめんね、こうするしか無かったんだ。どうしても知りたかったから)
彼に黙っていたことに対する罪悪感はある。しかし、この行動が間違っているとは思わない。だって、彼女にはこの方法しか思いつかないのだから。
旧友のもとを訪れるには理由がある。一つは、単純に再開を喜ぶ為。人間の時間にして数十年前にその友は彼女の前から去ってしまった。……正確には、逃げだした。
彼女自身はそれを咎めようとはしない。する権利さえもないと思っている。
何故なら、彼女も同じように"彼”の元から逃げだしたのだから。
二つ目は、
彼女は怖かった。話に聞けば、彼は何度も何度も傷ついている。しかし、どんな傷を負おうとも恐れを抱くことはなかった。正確には恐れているような姿を見せなかった。
どんな傷を負うかも分からない、それどころか死んでしまうかもしれないような案件にも、彼は挑んだ。
恐れを見せず、拒否しても仕方のないような事だったのに、彼は挑んだ。
生物とは元来、死というものから自然と避けたがるものだ。
なのに、彼は平然と死へと向かっていく。
それが彼女を恐怖させた。
何を考えているかが全く分からない。その何ともない顔の裏には、幾度も傷ついたせいで発狂し正常ではなくなった狂気が存在するかもしれない。
しかし。
流石にそんな事はないだろう、と彼女は心の中で呟いた。
数週間共に過ごしてきたが、そんな狂気のようなものは微塵も感じさせなかった。そして、それと同時に少しだが彼のことを知ることが出来た。彼は神川 仁という自分を大事にしていた。誰からも染まらず、自分を貫くという意味でだ。
……恐らくだが、発狂していたならとうの昔に殺されているはずだ。
正直、そんな彼を彼女は気に入っていた。
兵士として天寿を全うしなければいけない不自由だった彼女は、そんな彼に憧れのようなモノを抱いていたのかもしれない。
だが、それでも彼女は最後まで彼を信用することは出来なかった。彼が本当に発狂していないという証拠はない、それに本当に善意で行動しているのかという疑問もしかしてもある。
なるべくなら、こんな事━━逃げるような真似はしたくなかった。なるべくなら、離れたくなかった。
望むなら、彼が狂気ではなく別の理由で恐怖を抑えていてくれることを。
だから、彼女は真実を知りたかった。しかし彼に直接聞くのは気が引ける。
なら、どうすれば真実を知れるだろうか?
考え抜いた結果、その旧友に協力を得ることになった。そうすれば、直接会うことがなくとも彼の真実を知ることが出来る、はずだ。
彼女は竹林の中を歩き続ける。
しばらくすれば、一軒の建物が見えてきた。
和風の造りで、外見には特にこれと言った特徴もない。強いて言うならば、この竹林の中で一軒"だけ”が佇んでいることだろうか。
建物からは何やら騒がしい声が聞こえてくる。
その建物の入口に来ると、急に扉が開かれて中から何やら白い物体が飛び出して行った。それは一人の少女だった。もう後ろ姿しか見えないが、その頭からは兎のような耳が生えていた。
飛び出して行った白い物体に目を奪われていると、入口から声がすることに気がつく。
「ちょ、てゐ! 待ち、なさ……い」
声の主は、永遠亭の入口に佇む少女を見て声を詰まらせた。
入口にいる少女は、ゆっくりと後ろを振り返る。短い髪に赤い目、そして頭から飛び出た垂れた兎の耳。
その姿を見た途端、鈴仙は何も言うことなく彼女に近づくと、その体を抱きしめた。
彼女と同じ赤い目から涙を流して。
「……久しぶり」
「どっこいしょ。で。この本は……っと」
「仁さーん、こっちは終わりましたよー」
「悪いな、妖夢にも手伝わしちまって」
「別に良いですよ。というか、私は貴方よりも体は強いつもりですから」
「うぅ、部活引退してからの運動不足気味返す言葉もねえや…… 」
仁と妖夢の二人は紅魔館内の大図書館の中で本を本棚に戻す作業をしていた。戻すだけとは言っても、その本の大きさは最低でも世界で一番有名なファンタジー学園小説ぐらいある為、一冊を戻すのにかかる労力は半端では無い。当初は仁一人でやっていたのだが、徐々にゼェゼェと荒い息を吐きはじめた少年に、見ていられなくなった妖夢はその作業を手伝うことにしたのだ。
「……そういや、結局鈴華は居なかったな」
「パチュリーさんも知らないと言ってましたし、やっぱり他の所じゃないですか?」
「そんな気がするなぁ。でも、ほんとどこ行ったんだかなぁ」
「とりあえず、この作業を終わらせてからにしましょう」
「だな」
気がつけば仁の腕には残り数冊となった特大サイズの本が収まっている。
「よし、後は数冊だけだな」
「あれ? これと同じシリーズの本ってさっきありませんでした?」
「んな馬鹿な、……嘘だろ」
「なら、私はこっちを戻してくるので、仁さんは先に行ってください」
そう言って、妖夢は戻し損ねた特大サイズの本を仁の腕の中から取る。
「ありがとう、頼んだ」
「任せてください」
そして、妖夢はとことこと走っていった。
……その時、彼女は気づいていなかった。彼女の姿を、赤い赤い瞳で見ている小さな影があることを。
その時、彼女は遊び相手を探していた。
たまに来る、遊び相手の生きた人間も今日は居ないし、自分の姉に遊ぼうと言っても忙しいと突っぱねられた。
相手になるように寄越された使い魔なら、直ぐに
もっと、退屈しない壊れない
「なら……仁……ん、は先に……」
と、彼女の耳に聞きなれない声が飛び込んできた。
本棚の陰から覗いてみると、そこにはやはり見慣れない人間が二人。
片方の白い髪の女からは人から感じる霊力と通常の人間からは感じないはずの妖力も感じ取れる。ということは、その白い髪の女はただの人間ではないだろう。
男の方は、見ただけでは彼女が口にする食料の人間と何も変わらないように思えたし、そうとしか感じられない。どうせ、あれは直ぐに壊れる。だったら、面白そうで退屈しなさそうな白いから先に遊ぼう。
「よし、これは……ここか!」
小さな吸血鬼は、妖夢へと近づく。
そして、その存在に彼女が気がつく。
だが、その時にはもう遅かった。
「ねえ、あなた」
「? 誰ですか?」
「私と遊んでくれないかしら?」
そう、その時にはもう遅かった。
刀を抜く暇さえなく、彼女の華奢な体は吹き飛ばされた。
爆発のような音が聞こえた。突然の出来事に、仁は思わず手にしていた最後の一冊を地面に落としてしまう。
「なんだ!?」
音のする方へと顔を向けると、直ぐに彼の目に飛び込んできたのは、
「……妖夢?」
そこから、飛んできたのは妖夢だった。飛んできた、と言うよりは吹き飛ばされてきたという表現の方が正しい。
彼女は宙を飛ぶ自分の体を、図書館の床に刀を突き立てる事で無理やり着地する。意図してはいなかっただろうが、そこは仁の横だった。
「仁さん、逃げてください。今すぐに」
少年の方を見ずに、彼女は自身が飛ばされてきた方向を見ながら言った。その声は低く、まるで怯えてるような━━━━━━
「何を……言って……?」
思わず、妖夢と同じ方向を見てしまった。
そこには、一人の少女……いや少女と呼ぶには幼過ぎる。どこかで見たような赤い服、それに枯れ枝のようなものに七色の結晶がぶら下がっている特徴的な形の翼。そして、その手にはぐにゃぐにゃした黒色の棒が握られている。
「フラ……ン?」
それは二ヶ月程前に、この館で会ったことのある吸血鬼だった。
最初に感じたのは、違和感。彼女に貼られていた札は剥がれた、いや剥がした筈だ。
なのに、彼女から感じる異様な威圧感のようなものはあの時と変わらない、あのような幼い彼女が発するものとは到底思えない。
……そう言えば、あの普通の魔法使いは言っていた。以前の彼女は狂気に支配されていた、と。
もし、それが発作のように時々発症するならば……。
少年は、腰のホルスターに手をまわし、そこに収められた拳銃━━M17を抜いた。
M9に代わる、米軍の拳銃であるM17。未だ、健二がどこから調達しているか不明だが、このM17はカービン化カスタムがされている。ボタンを押すだけで瞬時に展開するストック、小型のレッドドットサイト、そしてグリップ代わりにもなる予備マガジンが取り付けられている。
少々、取り回しは悪くなってしまうがこのカスタムによって拳銃はサブウェポンからメインウェポンへと生まれ変わる。
「何があった?」
銃口をフランに向けたまま、仁は妖夢に聞いた。彼女は床に突き刺さっていた刀を引き抜きながら、
「分かりません。ただ、弾幕ごっこをしよう、とだけ」
弾幕ごっこ。それを聞いてあまりいい思い出は出てこない。
守矢神社での洩矢諏訪子との戦闘も名目上は弾幕ごっこだった。
あの時は彼の
なら、今はどうだ?
様々な戦いを経て、彼の経験値は貯まった。
実質的な二戦目となる今回の戦いなら前回よりも勝機はある。
「……!」
妖夢が刀を構えて、フランに向かって走り出す。
フランは特に動じることも無く、自身の背面に紅色の魔法陣を展開する。魔法陣からは彼女の頭程はある同色の紅色の弾幕が放たれる。
そして、妖夢の眼前にまで迫った弾幕に、彼女は右手に持つ刀━━白楼剣を振りかざした。
弾幕は両断され、消える。しかし、弾幕は魔法陣から止まることなく生まれ襲いかかってくる。
次々とやってくる弾幕に、彼女の刀を振るう腕も止まない。
弾幕を切りながらも、彼女はフランの目の前に辿り着く。
彼女の目に映るのは、ぐにゃりとした笑顔を浮かべるフランの顔。
やがて、妖夢は弾幕が止んだことに気づく。
「あなた、中々やるね!」
フランが言う。
これは弾幕ごっこ。幻想郷で最も有名な遊び。
しかし、遊びではあっても決して安全ではない。
怪我もするし、時には死んでしまうこともある。
だから、絶対に気を抜いてはならない。
しかし━━
「六道剣『一念無量劫』!!」
妖夢がスペルカードを宣言した。すると、彼女の前に八芒星と呼ばれるような形の光が現れたかと思えば、そこから白色の弾幕が発生した。
少なくなくとも、少年にはそう見えていた。
だが、実際はその八芒星は高速で放たれた斬撃によって形作られたとは思ってもいないだろう。
やがて、二人を光が覆った。
「何が……!?」
未だ、何も出来ないでいた少年はその光景を見て絶句した。
今妖夢の援護に向かってしまえば、逆に足を引っ張ってしまう。良くても、戦況をかき乱すのがオチだ。
悪ければ、二人まとめてフランにやられてしまうだろう。
光が晴れる。
そして、そこには二人がいた。
片方はボロボロだった。当たり前だ。
だが、違和感があった。
それと少年には、幻覚が見えているらしい。どうして、攻撃をしたはずの妖夢がボロボロになっているのだろうか?
「なん、で?」
片膝を着いた妖夢が言った。
妖夢のスペルカードが発動した瞬間、フランも一瞬だけ攻撃を与えていたのだ。
問題なのは、スペルカードではなく通常の
きっと、妖夢は少しでも思ってしまったのだろう。
相手は子供なんだと。
これだけやれば、事足りる。あれ以上はやりすぎだ。
なんて思ったのが悪かった。
「あれ? もう、お終い?」
フランが言った。確かに、その言葉は子供のような純粋さを感じる。
そして、その直後に浮かべた笑顔も子供のようだった。
「なら━━」
しかし、その次にとった行動は彼女が吸血鬼と呼ばれる人間とは別種族であることを認識させられるような、残酷なものだった。
「━━もう、壊れて」
彼女は右手を前に出す。その手のひらには、生き物の"目”のような物が浮かんでいた。眼球のような物でなく、例えるなら生き物の顔から、目の部分だけを切り取れば近いものになる。
彼女はその目を潰すように手をゆっくりと握り始める。
直後、妖夢に異変が起こった。
「あ、あああああぁぁぁ!!!」
突然、胸を抑えたかと思えば彼女はうずくまる。その目は見開かれ、口からは嗚咽のような悲鳴が絶えず出てくる。
「妖夢!」
徐々に彼女の悲鳴が大きくなる。恐らく、あの目が握りつぶされた時、妖夢は……。
「クソっ!!」
少年が走り出す。銃の代わりに近距離用の刀に持ち替えながら。
怪我はさせたくはない、だから彼は鞘に収まったままの刀を、苦しむ妖夢に夢中のフランに振るう。
カキンッ! という金属音が響く。
フランの体に届く前に、彼女の手にあるぐにゃぐにゃとした棒が刀を止めたのだ。それに彼女は片手でそれを受け止めている。
なのに、度々鞘に付いた金属製の装飾とぐにゃぐにゃした棒の間から火花が散る。彼女の腕力は、見た目にそぐわずパワフルな様だ。
「お兄さんも、私と遊びたいの?」
背筋に寒気が走った。小首を傾げながら言う彼女は幼い少女そのものだ。しかし、その目は人間の物ではない。
「これでも、喰らえ!」
少年は右手を突き出す。すると、フランの体が浮かび上がりそして図書館の奥へと吹き飛ばされた。
手を触れずに物を動かす程度の能力。それが彼の能力の名前。文字通り、ある程度の距離が離れた物でも動かすことが出来る。
最近、少年はこの能力を徐々に使えるようになってきた。初心的な物を動かすことから、攻撃用の技を作れるまで。
今やったフランを飛ばしたのも、その技の一つだ。
……だが、同時にそれを使うことにより引き起こされる副作用も同時に知ることとなった。
小物程度なら大丈夫だが、人やそれと同じような大きさの物を動かすと頭痛が生じるようになるのだ。段々と重くなるにつれ、それは酷くなり最終的には意識を失う程ことになる。
「痛っつ……」
つい頭を押さえてしまう。今すぐ、妖夢の容態を確認しなければいけないのに。
そう思い出し、彼は妖夢に駆け寄る。
「おい、大丈夫か?」
「え、ええ……」
そう言って立ち上がるのだが、未だに彼女の調子は優れていなさそうだ。
フラフラと立ち上がる彼女に肩を貸しながら、少年はフランの方向を見る。
「…………」
やはり、立ち上がっていた。
前回の戦いの時、フランに傷を付けることは叶わなかった。……いや、傷つけることは出来たのだ。しかし、彼女の吸血鬼としての能力なのか、例え傷が出来たとしても瞬時に塞がってしまうのだ。
比喩表現でも何でもない、文字通りの事だ。
「どうする……?」
恐らくだが、真っ向勝負で仁が勝てる確率は限りなく低い。純粋な高い火力と耐久力、これらに勝つための力は生憎と彼は持ち合わせていない。それこそ、回復が間に合わない程の火力をぶつければ何とかなるかもしれないが、あるいは。……何故、あの白黒の魔法使いがフランに勝てていたのかが分かった気がする。
そもそも、根本から何かが違う気がする。
そういえば彼女は遊んでいるのだ、必死で戦おうとしている少年とは違う。
どうにか倒したとしても、彼女の頭を冷やさせることは難しいだろう。そもそも、彼女は人間と同じ価値観を持っているかどうかも定かではない。そんな一度倒しただけで、"遊び”を辞めさせることは出来ないかもしれない。
だったら、殺してしまえば楽に解決出来る。余計な被害も出すことも、自分自信が傷つくこともない。
しかし、少年はそんな逃げるようなマネはしたくない。そんなのでは、ただ考えることを放棄した"楽”を選んだに過ぎない。他に道があるのに考えもしない行動だけは、絶対にしたくない。
……でも、他に道なんてあるのだろうか。
「……? ちょっと待てよ」
そこで彼は何かに気づいた。そう言えば、フランは弾幕ごっこをしよう、と言っていたのだ。
(そうだ、そうだよ。あいつは遊びたがってるだけじゃねえか。なのに俺たちは……)
少年は心の中で舌打ちをする。
恐らく、彼女に勝つためには、彼女と同じ目線にならなければならないのかもしれない。これを戦いではなく、一種の遊びと思うこと、それが少年が勝つための道だ。
そして、彼は持っていた刀の先をフランに向ける。
彼とフランの距離が10メートル程離れていた時のことだ。
「なあ、
突然響いた少年の声を聞いたフランは、小首を傾げ怪訝な顔をする。
「お兄さん、普通の人間じゃないの?」
「まあな! なぁ、お前は何て名前なんだ? 俺は、神川 仁って言うんだ」
それを聞いたフランは、怪訝な顔からパーッとした笑顔へと変わる。
「私? 私はフランドール・スカーレット!」
「そうか! それじゃあ、フラン。
俺と遊ばないか?」
「本当? ええ、それなら遊びましょうよ!」
そう言ったのは良いが、結局やろうとしているのはドッチボールのボールが銃弾になって飛んでくるような状況で、いかに上手く自分の身を守りながら相手を満足さられるか、ということ。
無論、一発でも攻撃が当たれば無事では済まない。
(言ったのは良いけどな……、こんなに怖ぇなんてな)
あんなことを言っていたが、それは彼に襲いかかる恐怖を隠すための虚勢を張っただけだ。
それでも、言ったことは取り消せない。
もう、後戻りは出来ない。
出来るのは、覚悟を決めることだけだ。
「……やるしか、ないよな」
刀を鞘から抜き、鞘を腰に戻すと、もう片方の手でM17を持つ。
M17のストックは伸ばさずに片手で撃てるようにした。もう片方の刀は防御用も兼ねる大事な代物。
「よし、行くぞ!!」
そして、彼は走り出した。
今回は特に言うことは何も無いです。
強いて言うなら、とあるアメリカのメーカーが出したキットでカービン化されたM17が滅茶苦茶にカッコよかったので登場させたことぐらいです。
サブウェポンにしちゃデカいやら、それならPDW持ってきゃ良いやら言われてましたが、カッコ良ければ全て良しです。
それでは、今回もこれで…
誤字や脱字に、日本語が変な部分があったらご報告して頂けると幸いです!!
では、こんな小説を読んでいただきありがとうございました!!