オチもない
夕食のキタキツネとギンキツネ
キタ「ジャパリまん、おいしいな」
ギン「キタキツネ、今日はちゃんとお風呂入ったのね」
キタ「失礼だなぁ…ボクだってお風呂くらい入るよ!」
キタキツネは口を膨らませながら3の口になっている。
ギン「そうね、ごめんなさいねっ」
キタキツネかわいい。
ギン「あっそうだ、カピバラ見なかった?」
辺りを見まわした。
キタ「え、えーとお風呂にいたよ…」
ギン「あーいつもいるわね、お風呂にいるのならいいわ」
キタ「ここらへん山なのに、よく歩いてくるよね…」
ギン「まあねぇ、カピバラだって元々熱い水辺にすむのに、なんでこんな辺境にきてくれるのかしら」
キタ「それは、たぶんカピバラはすごく温泉が好きなんだよ…さっき聞いたけど、ボクも好きだから気持ちわかる…」
ギン「あれ?お湯に入るのは嫌じゃないの?」
ギンキツネは不思議そうな眼差しでキタキツネを見ている。
キタ「前は嫌だったけど、でも最近は好きになってきたのかも…」
ギン「そうなんだ、それはよかったわ…」
するとすぐに3の口になって
キタ「よかったってなにー、本当にそうなの?実はボクに言えることが一つなくなってさみしいんじゃないの?」
そう言ってにへらと笑った。
ギン「そうかもね、でもできることが増えるのは嬉しいでしょ?」
キタキツネはすこし笑って
キタ「うん…」
ギン「ふふっ、意外と素直ね」
??「あーいい湯だったよよよ」
キタ「うあ!カピバラ…!」
ギン「噂をすればね!」
カピ「あーギンキツネさん、いつもお世話になってるよよよ」
ギン「いえいえこちらこそ」
ギン「ちょうどキタキツネと、カピバラさんがこんな寒いのにわざわざきてくれて、有難いねって話をしてたんですよ」
カピ「ボクは寒い苦手だけどここの温泉は好きだから、どうしても入りに来たくなっちゃうんですよよよ」
キタ「カピバラ!こたつに入ってジャパリまん食べよっ」
カピ「あーぬくいよよよ」
キタ「はい、ジャパリまん」
キタキツネはカピバラの目の前にジャパリまんを出した。
カピ「ありがとうねねね」
カピバラはキタキツネにもたせたまま、食べだした。
ギン「あんたたち、仲良いわね」
キタ「…あー寝ちゃった」
カピバラは机に頬をつけて、コトっと寝てしまった。キタキツネはほっぺをつんつんしている。
ギンキツネはお茶をすすりながら、カピバラの様子を見る。
ギン「寝させてあげなさい」
ギンキツネはそう言った。
キタ「えーこたつで寝たら風邪ひくよ?」
ギン「でもたぶん起きないでしょう?」
キタ「本当かな…」
ギン「わたしもそろそろお風呂入るから、先に寝ててもいいわよ」
キタ「うーん、大丈夫。」
ギンキツネはすこし振り返ってキタキツネを見てから、部屋を出た。
キタキツネはギンキツネがいなくなると、すぐさま
キタキツネは確かめるようにカピバラの丸いほっぺをつつく。
キタ「えいえい」
カピ「あー、やめてよよよ…」
キタ「あれ?起きてるの?」
カピ「うう…」
どうやら寝言らしい。
キタ「ふふ…」