ラッキービーストは消えた。
海はキラキラと光の効果を出している。
過去を取り込む異物はフレンズや火山のエネルギーを吸って大きく大きくなってそれから海に戻った。
これはフレンズの勝利だ。
しかしまだだ!勝つこととはみんながいなければ、本当の勝利とは言えない。
早朝には満ちていた干潟も徐々に引いて、
濃霧の中、浜辺のフレンズたちはラッキービーストの痕跡を探していた。
可能性が消えたわけじゃない。僕たちは希望をもって捜索を続けていた。
捜索を依頼された使者たちは海をも歩く。
サーバルとかばんも浜辺で痕跡を探している。
ラッキービーストが見つかった。
そこには一体のラッキービーストがいた。
「ハジマシテ、僕ハ『ラッキービースト』ダヨ、君ノ名前を教エテ?」
しかしその声は『あのラッキーさん』のものではない。
「やっぱり……このボスも違う……」
サーバルちゃんもそう呟く。
同じ型のラッキービーストは見つかっても、かばんとサーバルと冒険したあの個体はどこにもいない。
「あっ……」
かばんは浜辺の中で、何かを見つけた。
それは小さなレンズのような形をしたもの。青くて愛嬌のあったあの体はないがあれは確かにラッキーさんについていたものと同じもの。
「ボス…私たちのために…」
サーバルは浜に落ちていたそのレンズのようなもの形をしたものを拾い上げる。かばんはベルトを拾い上げる。二人は共に悲しみと思い出の回想の中で自分の手にあるそのモノを観ていた。
太陽を霧が覆ってぼうっと光る。二人は共に座ったまま、そのまま下を向いたまま…
突然サーバルが叫ぶ。
「オハヨウ、かばん。」「うわあああああ!!喋ったあああああああ!!」
その声は確かにラッキーさんだった。
しかしサーバルは驚いた拍子に、あのラッキーさんを海の中に投げてしまった。
「あ、あの声ラッキーさんだよ!拾わなきゃ!!」
「はぁはぁ」
アードウルフは長い眠りから目覚めた頭の欠片の中に残っていた記憶
いかなきゃ
あの子に出会って言いたいことがあるんだ
黄色い「ねこみみ」、大きな「ひとみ」、長い「てあし」あとは「かばん」、夢の中で、確かに二つの何かそれが見えた。
いやあれは夢ではない、確かにそこにあった。
出会ったことのないフレンズがいた。それが「かばん」だった。
アードウルフだよどんなに姿が変わったって私と話したあのアードウルフちゃんは一人しかいない
アードウルフちゃん…ちゃんと覚えてくれたんだね
すぐに救出したから?
この子は…
けものフレンズっぽいものとして前に書いたやつを出しておこうと思って出してみた
断片だけど進められる気がしないので出しておく