"大和"な提督が着任しました、これより直接艦隊の指揮に入ります!   作:甘党人類

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初投稿なので暖かいめで見届けてくだされれば幸いです…

独自設定が幾つかあるので注意です。


プロローグ

ある艦娘、軍人が疑問に抱いた

 

 もし、仮にも艦娘と普通の人間が結ばれ子が生まれたときその子はどのような"ヒト”になるのであろうか?と。少なくともその子はただの人ではないであろう。

 

 しかし父に元軍人、母に艦娘。そんな異例な遺伝子を受け継いだ一人の男が鎮守に着任した

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 「さすがに南方は暑いな」

 

 そうつぶやき彼はため息をはいた

 

 「はぁ、どうせなら大本営からもっといい船をだしてもらえばよかったなぁ。南方とはいえ遠すぎるだろ…」

 

 彼が新しく着任する鎮守府に対して愚痴を呟いていると前方から我々が敵対している生物通称"深海棲艦”であるイ級が現れた。

 

 「あ、まじか敵さんでてきちゃったよ…」

 

 深海棲艦あるときを境に現れた人類の敵、奴らが現れた当時人類が持てる限りの兵器を投入して殲滅を試みたが効果はあったが殲滅するまでにはいたらなかった。この状況を打破するために行われた技術、女子にかつての艦艇の魂を植え付けて兵器にするというまさに人として禁忌な技術。

 

 つまり何を言いたいか普通は生身の人間では深海棲艦に立ち向かうなど無謀である、そう普通の人間ならば

 

 「では、例の鎮守府に行く前に準備運動しますか」

 

 

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 「なに?新しい提督が乗った船が奴らに遭遇しただと」

 

 提督代理である戦艦長門が入ってきた報告を聞き返す

 

 「はい、報告によるとはぐれのイ級一隻だそうですが、生身の人間相手では…」

 

 「…しょうがない、確認も合わせて艦隊を送ろう、吹雪たちを至急向かわせてくれ」

 

 「よろしいのですか?」

 

 「仕方ないだろ、このまま放置したら大本営にめをつけられてしまう。せめて残骸を確認し"間に合わなかった"と報告した方が賢明だろう」

 

 「了解いたしました、では吹雪、時雨、潮、初霜四名による部隊を出撃させます。

では、失礼します」バタン

 

そう告げ、彼女任務娘"大淀"は執務室から退出した後

 

 「生身の人間…ね。さすがに考えすぎか」

 

 そう一人つぶやき長門は新しく着任する予定である提督の名前に違和感感じたが、深くは気にせず引き出しに資料をしまった。

 

 

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ー鎮守府近ー

 

 「新しい提督はどんな人なのかな、今度は優しい人だといいな~」

 

 「吹雪もうそうよう期待するのはやめといたほうがいいと僕は思うよ」

 

 「私もそう思う、今度もまたひどい人に違いないわ」

 

 「わ、私もそう思います、また前みたいにがっかりしたくないですし…」

 

 それぞれの提督に対する思いうちを言いながら進む彼女たち

彼女たちが所属する鎮守府のかつての提督たちは大本営からの監視が緩いが故に好き放題し、一ヶ月前に憲兵隊に捕まった。

 

 しかし不幸なことにその代わりに来た提督もまた腐りきっていた。着任するやいなや資材を集めるために休みなしで遠征が行われ続けた。

 

 その提督もつい1週間前に前に秘書官を務めていた長門たちによって鎮守府から追放されたばかりなのだ。

 

 「また、あの休みなしの遠征に行きたくないですぅ…」

 

 「でも、今回そうかは「前回も同じセリフ聞いたよ」わか…はぁ」

 

 「そういえば前回もこの四人でお迎えしましたね…」

 

 「「「「はぁ…」」」」

 

 「ん、電探に反応あり!この反応は…」

 

 「なに、イ級の反応ですか、それとも残骸「い、いえ、戦艦、重巡の反応もあります!!」」

 

 「「「!?」」」

 

 「ど、どうしますか?!いったん撤退しますか?」

 

 「しかし、まもなく戦艦の射程範囲に入ってしまいます…」

 

 「いや母港に通信を入れた方が…」

 

 「!?、いや待ってください!小型船の上に大型の戦艦の反応が!」

 

 「まさか、姫級かい?」

 

 姫とは普通の深海棲艦とは一線を画すほどの強さを持った個体を指す。中には人類と同じように話せる個体も報告されており、今現在では深海棲艦の親玉であると考えられている。

 

 そのような親玉に軍事機密を持っている提督が攫われてしまったら、人類にとっては情報、人材共に痛すぎる損失になってしまう。

 

 「いえ、それは分かりませんが、大きな反応です…」

 

 「こ、この艦隊ではとても敵いっこないですよ!」

 

 「でも敵に情報を渡すわけにも…」

 

 「まもなく目視できる距離に入ります、最大戦速で一度提督が乗られている船だけ確認しましょう」

 

 「死ぬ気ですか!?」

 

 「いえ、提督の安否だけを確認しましょう。生きたままつれ攫われるのはまずいですし…」

 

 「「「…了解」」」

 

 彼女たちは轟沈を覚悟し、戦闘海域に突入した。

 

 だがあの彼女たちがきいたのは想像以上の砲撃の音と深海棲艦達の悲鳴だった。

 

 「な、何これ…」

 

 そこには小型船の残骸ではなく、敵艦の残骸が浮き、海がどす黒くなっていた。

 そこで彼女たちが見たのは彼女たちと同じように艤装をまとい、敵艦の首を掴み持ち上げている男だった。

 

 「ん、もしかしておまえ達ラバウルの艦娘か?」

 

 「は、はい!ラバウル所属の吹雪です!」

 

 「おう、そうかおまえ達が。悪いないきなりこんな格好で、」

 

 ちなみに彼は返り血を全身に浴び全身が赤黒くそまっていた

 

 「い、いえそんなことないですよ。それよりなぜ男性のあなたが艤装を!?」

 

 「ああ、俺は艦武守(かんむす)の"大和"だからな」

 

 「な、なんですかそグッギギギ「こいつまだ動けるか」グシャ れは…」

 

 そうつぶやくと彼は握っていた敵艦の首を握りつぶした。

 

 「ひ、ひぃ」ピシャッ

 

 「う…うぉえ」

 

 「う、潮ちゃん気を失っちゃだめー!」

 

 「じゃあ、改めて仙輿大和(せんこしやまと)だ。これからよろしくな」

 

 『『『私たち無事生きていけるのかな…』』』

 

 

 "大和"な提督が鎮守府に着任しました

 

 これより直接艦隊の指揮に入ります

 

 




最後までご視聴?ありがとうございます!

次回も見いただければ光栄でございます!
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