意味が分かると怖い話!~あなたはこれを見てどう思いますか?~   作:日向@Neru

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主演者挨拶

やぁ、私は久松 悟朗だ。まぁ出番は無いが、どうかよろしく頼むぜ。


ゲームと井戸

―ゲーム―

~石畑公園~

 

老人『おいそこの君、ゲームをしないか?』

 

棚原『な、なんですか?いきなり。』

 

俺の名は棚原 克憲。俺は突如話し掛けた老人にビックリして応答してしまった。

 

老人『ゲームに参加すれば、現金1億をあげてやるぞい。』

 

棚原『ま、マジですか?や、やります!』

 

俺は今月金欠のため、ゲームに参加することにした。すると老人は、ゲームの説明をし始めた。

 

老人『箱の中に多額の賞金が入れられておる。お前が見事箱を開けられたら中の賞金はお前の物じゃ。だが、箱はとても頑丈であり素手で開けるのは不可能だ。だが心配要らない。まわりには斧などがおかれておる。』

 

棚原『本当ですか?』

 

老人『あぁ本当じゃ。あ、後、時間制限などは一切無いぞい。本当にやるのかぁ?』

 

俺は是非やらせてくれと答えた。ゲームの参加を表明した俺に老人が言う。

 

老人『実は箱にたどり着くまでにはいくつか難関があるんじゃ。5万円を払えば賞金のすぐそばからスタートさせてやろうじゃないか。』

 

俺は滅多にないチャンスだと思い、笑顔で5万円を差し出した。そして案内され、ゲームが開始された。スタート時から賞金は男の目の前にあった。

 

解説

箱の中に1億との大金。見事箱を開けられたら中の賞金は棚原の物。

箱の周りに斧などがある→目の前に賞金があると言うことは、棚原は箱の中にいるということ。

頑丈で斧などでしか壊せないということは、棚原は一生箱の中から出ることができない。果たして素手で開けることのできない箱の中から出れる日が来るのだろうか。

 

―――――――――――――――

 

―井戸―

 

妹『うわ~ん!うわ~ん!グホォ!』

 

秋郷『うるせー!死にやがれ!』

 

俺は秋郷 則孝だ。ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺してしまった。

 

秋郷『ど、どうしよう。あ、そうだ!』

 

困り果てたがゆえ、死体は井戸に棄てた。

 

 

秋郷『死体はどうなってんだ?』

 

俺は次の日、見に行くと井戸に棄てたはずの死体は消えていた。

 

秋郷『な、何でだ?』

 

俺は不思議になりながらも自分の家に帰った。

 

~5年後~

 

友人『ご、ごめんってグホォ!グハァ!』

 

秋郷『ふざけんじゃねぇ!』

 

俺は寝ているところを起こされたと言う些細な事で友を誤って殺してしまった。

 

秋郷『チッ!またやっちまった。どうすりゃ良いんだ?』

 

また殺してしまったゆえ、また悩んでいたら、5年前の事を思い出し、死体は井戸に棄てた。

 

 

次の日、見に行くとまたもや棄てたはずの死体は消えていた。

 

秋郷『こ、怖い…。』

 

俺は不思議と共に恐怖感も湧き始めた為、急いで俺の家に帰った。

 

~10年後~

 

女性『いい加減しなさい!私はあなたの子を身籠ってるのよ!責任持ちなさい!』

 

秋郷『いちいちうるさいんだよ!殺してやるぞ!死ねぇ~!』

 

グサァ!

 

女性『ギャハァ!』

 

俺は酔った勢いで孕ませてしまった女性を口喧嘩に腹をたてて殺してしまった。またまたどうすりゃ良いかと悩んだ末、死体は井戸にまた棄てた。

 

 

次の日、見に行くとやはり棄てたはずの死体は消えていた。怖すぎて家に逃げ帰った。

 

~15年後~

 

上司『ガミガミガミガミ…』

 

秋郷『うるさい!テメェ指摘ばかりしてねぇでさっさと働いてろ馬鹿!』

 

バン!

 

上司『グハァ!』

 

俺は自己中で嫌な上司を暴走半分で殺してしまった。

 

秋郷『や、ヤベェ!どうしよう!』

 

またまたまたまた人を殺してしまった俺は何十年か前に行った井戸に向かい、死体を棄てた。

 

 

秋郷『さ、流石に消えてないよな?』

 

俺は次の日、井戸へ見に行くとやはり棄てたはずの死体は消えていた。

 

秋郷『な、な、何でなんだ?』

 

俺は首を傾げながら恐怖感の余りに急いで俺の家に帰った。

 

~20年後~

 

秋郷『すまんな母…許してくれ!』

 

俺は介護が必要になった母が邪魔なので殺してしまった。死体は何十年か前と同じ様に井戸へ棄てた。

 

 

秋郷『どうせ消えてないんだろ?』

 

俺は次の日に井戸へ見に行くと棄てた死体は消えずそのままだった。

 

秋郷『な、何故だ…き、消えてない?!』

 

俺はただただ立ち尽くすしかなかった。

 

解説

母が死ぬまでは、井戸に棄てた死体は必ず次の日には消えていた。

母を捨てた時は消えていなかったということは、それまでは母が死体を処理していたということになる。そんな手間をかけていたことに気付かない秋郷 則孝であったのだ。

 




次回は、落石事故と路線バス。では楽しみにしてください!じゃあね~!
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