ある日のCiRCLE内の一室での出来事、この日はこの一室ではロゼリアが練習を行っていた、その練習後の出来事。
練習を終えた彼女達は片づけをしている時だった、メンバーの一人の今井リサが他のメンバーにある提案をしていた。
「ねーねー、今週の土曜日にさ、みんなでプールに行かない!?」
「「「「プール?」」」」
「そ!最近出来たさ、トコナッツパークって言う所なんだけどさ!」
「はいはい!あこ行きたい!」
リサが質問すると、あこがノリノリで行きたいと言って来た、しかし。
「私はいいわ、そんな事より練習したいもの」
「そうですね、私達には遊んでいる暇なんてないですからね」
「わ、私は・・人混みが・・」
っと言った感じで反対する者もいた。
「ええー!?良いじゃんかー!みんなで行こうよー」
「私達には時間が無いのよ、私は遊ぶことより、やる事があるのよ」
「そうですね、私も遊ぶのなら、自主練をしますね」
「ごめんね、あこちゃん」
「リサ姉ぇーどうするー?」
・・
「仕方ないなー、それじゃあ私達3人で行こっか」
「ホント!?やったー!!あれ?でも3人って?あことリサ姉ーだけじゃないの?」
・・・・・・
「まぁねー、女は私達だけだよ」
「??どういうこと??」
「実はね、今回は兄さんに一緒に行かないって、聞いておいたんだ」
「そうなんだ!!結城さんが一緒に行ってくれるんだ!」
あこのその一言がまずは紗夜と燐子の耳に入り。
「今井さん、今言ったことは本当なんですか!?」
「今井さん!兄さんが行くって本当ですか!!」
「うわぁ!ビックリした!!う、うん、そうだけど」
「そうですか、それなら私が行かないわけにはいかないですね」
「そうですね、兄さんが行くのに行かないわけにはいきませんね」
「え?でも二人とさっき行かn」
「「何か言いましたか」」ズズイ!!
「い、いえ、何でもないです」
「そうですよね、ならばいいのですが」
『『兄さん/結城さんが行くことを知ったら、ものすごいやる気になった』』
「ま、まぁ私的には嬉しいから良いんだけどさ」
そんな事を話していると、リーダーである友希那が。
「何をしているの、早く片づけをしなさい、まったく、結城さんが来るからって、みんな浮かれ過ぎよ」
「ごめんごめん、よっと、これでOKだね」
「そうですね、それで?結城さんにはこの事は」
「もちろん言ってあるよ、すぐにOKをくれたよ、その後泊まる事も含めてね」
「あら、もしかして、結城さんの家に泊るのですか?」
「そうだよー」
「お泊りだって!りんりん!楽しみだね!」
「うん、そうだね、あこちゃん!」
「それはもちろんミユちゃんもいるのよね」
「「「「うわぁ!!」」」」
「ビ、ビックリした、本気で驚いちゃったよ」
「そんな事はどうでも良いのよ、それより、ミユちゃんは居るんでしょうね?」
「う、うん、そりゃあ兄さんの家に泊るんだから、ミユちゃんはいるとでしょうよ」
「そう、なら早速行きましょう、何をしているの、早く準備をしなさい!!」
そう言って友希那は勢いよく部屋を出て行った、唖然とした4人だったが、正気に戻り、慌てて友希那を追って行った。
「待って友希那ーー!!兄さんの家に泊るのは土曜だってば――!!」
4人は慌てて楽器やらを片付けて、友希那の後を追って行ったのであった。
戦刃さん、水無月@殺し屋ボンゴレさん、黒き太刀風の二刀流霧夜さん、h2o2さん、高評価ありがとうございます!!!
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