要 結城の日常   作:テンツク

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第四弾


115話

 

「いらっしゃいませー、こちらにどうぞー」

 

今日は吹雪祭の最終日って事もあってなのか、滅茶苦茶人の入りが多い、出来れば楽しt・・楽しいなー。

 

「結城君これお願い!」

 

「あいよー、これは・・・・あのお客さんだな」

 

俺は新田からの注文品を受け取り、お客さんの元へと向かった。

 

「お待たせしました、パンケーキとコーヒーのセットでござ・・・ってお前らか」

 

そこに居たのはリサと変装をした千聖だった。

 

「やっほー兄さん!遊びに来たよー」

 

「こんにちわ、兄さん」

 

「お前が来るとはな、大丈夫なのか?」

 

「ええ、今日はお仕事もお休みだから大丈夫よ・・・この日のために無理やり休みを入れたのだもの」

 

「??どうかしたか?」

 

「いえ、何でもないわ」

 

「そうか」

 

「それより兄さんのその格好、すごい似合ってるね」

 

「そうか?」

 

「ええ、とっても似合ってるわ・・・家に持ち帰りたいくらい」

 

「??まぁ良いや、それじゃあ俺は行くな、今日に限って人の入りが多いんだよな」

 

「確かにお客さん多いね」

 

「ええ、凄いひ人ね、まるでゴm」

 

「千聖、それ以上はいけねー」

 

「あらそう?」

 

「ったくお前ってそんなキャラだったか?」

 

「ふふ、どうかしらね」

 

「ったくお前は」

 

「それより兄さん大丈夫なの?」

 

「おっと、じゃあ行くわ」

 

「「うん/ええ!」」

 

俺は二人に言って他の客さんの元へと向かった。

 

 

---------------------------

 

 

あれから時間が経ち、何とかお客さんを捌ききり、今はようやく休憩時間になった。

 

 

「ヴァ~~!疲れたー」

 

「お疲れ様結城君」

 

「雪音か、お前もお疲れさん」

 

「でも今日は多いね」

 

「だな、俺達はまだ対応するだけで良かったけど、赤司達はもっと大変だっただろ」

 

「そうだね」

 

そんな感じで雪音と話をしていると。

 

「お疲れ様結城、雪音」

 

振り向いてみると、そこには飲み物を持った赤司が居た。

 

「お疲れさん、てか俺らよりお前の方が疲れただろうに」

 

「そうだね、大変だったけど、楽しかったよ」

 

そう言って清々しいほどの笑顔で赤司は切り替えしてきた。

 

「それじゃあ僕は行くよ」

 

「お、おう」

「う、うん」

 

そう言って赤司はどこかに行った。

 

「なんでアイツあんなに元気なの?」

 

「さ、さーなんでだろ」

 

俺達はある意味赤司の恐ろしい部分を見たのであった。

 

 

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それから私服に着替え、教室を出ると、リサと千聖がそこに居た。

 

「あれお前等どうしたんだ?」

 

「あ、兄さんお疲れ様、兄さんを待ってたんだー」

 

「俺を?」

 

「他の所を兄さんと一緒に行こうってリサちゃんと話してたの」

 

「そうなのか、なら行くか」

 

「「うん/ええ!!」」

 

 

 

 

しばらく歩いていると、外の方で何やら盛り上がっている声が聞こえてきた、俺達はそこに行ってみる事にした。

 

「よーし、バッチコーイ!!」

 

「ふふ、カワイイお嬢さん、私の球を打てるかしら?」

 

「へへー打っちゃうもんねー」

 

声をたどりに歩いてみると、運動場に着き、そこにはソフト部の部長と、何故かバッターボックスに立っているはぐみがいた。

 

「あれ?はぐみじゃん何してるんだろ?」

 

「これじゃないかしら?」

 

そこにはこう書かれた札があった。

 

”ソフト部のエースの球を打ち返せたら豪華賞品獲得”

 

「確かにあり得そうかも」

 

「いや、そうじゃないかもな」

 

「「??」」

 

「よく考えてみろ、あのはぐみだぞ?」

 

「「・・・・・」」

 

「どうせあいつの事だから、この豪華賞品と言うよりは、ソフトって方に目が行ったんじゃねーかな」

 

「「・・・・・・ありえるかも」」

 

 

俺達はとりあえず勝負の行方を見届ける事にした・・・・・・結果だけを言うと、はぐみの勝ち、っと言うより、圧勝だった、あの部長の球をジャストミートしてそのまま柵越えした、しかしあいつもこころ並みとは言わねーけど、身体能力高いよな、俺達は結果だけ見てその場を後にした。

 

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「でもさすがは大学の文化祭って感じね、規模もそうだけど、人も多いわね」

 

「そうだねー、出店の内容も凄いうちのとは違うもんねー」

 

「そうなのか?まぁ確かに高校と比べると規模はデカいかもな」

 

「だねー、あ!兄さんあそこに行っても良いかな?」

 

そう言ってリサが指さした方を見て見ると、調理室を指していた。

 

「調理室、確か料理部が出店してたな、俺も腹減ったし、行くか千聖もいいか?」

 

「ええ大丈夫」

 

千聖の許可も出たので、行くことにした。

 

 

 

 

 

 

ガラッ

 

 

 

「いらっしゃいませー」

 

「へー、パンとかスイーツを作って売ってるのか」

 

「すごーい!あ、これ美味しそう!これもこれも!」

 

「リサちゃんテンション上がりまくりね」

 

「だな、俺も選ぶけど、千聖はどうする?」

 

「ええ、美味しそうだから私も買おうかしら」

 

「そうか、なら個々で買うか」

 

「そうね、あれ?」

 

「どうした?」

 

「いや、ここだけもうないのねって思って」

 

「チョココロネか、何だ食べたかったのか?」

 

「ええ、たまには食べてみようかと思ったのだけれど」

 

「ごめんなさいね、チョココロネはもう売切れちゃったのよ」

 

「そうなのか残念だったな」

 

「そうね、無いものはしかたないわね」

 

「ちなみに言い訳ではないのだけれども、チョココロネはあのお客さんがほとんどを持って行っちゃったのよ」

 

そう言って生徒の一人がレジの方を見たので、見て見ると、そこにはトレーに山盛りのチョココロネを買おうとしているりみの姿があった、ついでに言うとその隣には大量のケーキをトレーに置いたひまりが居た。

 

「りみちゃんだったのね、それなら納得かも」

 

「ひまりもあんなに買って、どうなっても知らないぞー」

 

「リサかもう選んだのか?」

 

「うん、あたしはもう大丈夫だよ」

 

「それじゃあ俺達も選んじまうか」

 

「そうね」

 

その後俺と千聖も食うものを選び、俺が二人の分もまとめて支払った、購入後にりみとひまりの元へと向かった。

 

 

「りみ、ひまり

 

「あ、結城さん」

「お兄ちゃん!」

 

「よう、てかお前等そんなに買って大丈夫なのかよ?」

 

「チョココロネは別腹だから大丈夫ですよー♪」

 

「大丈夫大丈夫♪それにこんな美味しそうなもの食べない方がムリだよ♪」

 

『『『あ、これは後で痛い目みるやつだな/だ/ね』』』

 

「そ、そうか程々にな」

 

「「は~い♪」」

 

『『『大丈夫かよ/かな/なのかしら』』』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜に二軒の家から女性の悲鳴がその地域一帯に響き渡ったのであった。

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