要 結城の日常   作:テンツク

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124話

 

あれから七菜に道案内してもらい俺と赤司は今は中庭らしき所に来ている、そこにさっき走って行ったゆりが居た。

 

「あ、いた、こらゆり!」

 

「あ、七菜、ごめんごめん」

 

「全く、あなたが先輩を案内したいって言ったんでしょ」

 

「ごめんてばー、つい気持ちが上がっちゃって」

 

「それは私じゃなくて先輩に言う事でしょ」

 

「あ!そうだった!結城さんごめんなさい!」

 

「ああ、特に気にしてないから気にすんな」

 

「ありがとうございます、それと赤司さんも一緒だったんですか?確か先にリィ達と一緒に行ったはずじゃ」

 

「ああ、先に来てはいたんだけどね、その後に男鹿以外がどこかに行っちゃってね、それを止めるために男鹿も行っちゃったんだよ」

 

「「うちの馬鹿どもがごめんなさい」」

 

「気にしなくて良いよ、こっちの方が気が楽だしね」

 

「「ありがとうございます」」

 

「そんで?りみ達はここにいるのか?」

 

「あ、はい!あそこに」

 

そう言ってゆりが指を指した先にはたえ以外のポピパのメンバーが居た。

 

「そんじゃまぁ挨拶がてら行くとするか」

 

「「はい!」」

 

そう言ってあいつらの元へ向かった。

 

「やっほー!」

 

「「「ゆり先輩!七菜先輩!」」」

 

「りみからライブやるって聞いて来たよ」

 

「サプライズ成功だねお姉ちゃん!」

 

「やったね!あ、そうそうサプライズをもう一つあるよ」

 

「「「「もう一つ??」」」」

 

「実はね、大学の先輩を連れて来たんだー」

 

「ゆり先輩の学校の先輩ですか!?どんな人なんですか!?」

 

「香澄落ち着け!」

 

「だってー」

 

「ふふ、みんなも知ってる人だよ、ほら私達の後ろに」

 

「「「「後ろ?・・・・あ!」」」」

 

「よう」

 

「やあ」

 

「「「「結城さん/お兄ちゃんに!赤司さん!?」」」」

 

「へへー、どう?ビックリした?」

 

「はい!とっても!」

 

「お兄ちゃん来たんだね?」

 

「ああ、ゆり達に誘われてな、それよりたえの奴がいねーみたいだが」

 

「「「「・・・・・」」」」

 

「訳ありってか」

 

「おたえ間に合わなかったらどうしよう」

 

「だ、大丈夫だよ、間に合うようにするって言ってたし」

 

「そうだねおたえちゃんを信じて待とう?」

 

「だな」

 

「それじゃあ私達は中に行くね、ライブ頑張ってね」

 

「「「「はい!ありがとうございます!!」」」」

 

「じゃあな、一応ライブ楽しいにしとくわ」

 

「一応なんだね」

 

「まぁ結城さんらしいけどな」

 

「任せてください!!」

 

「ふ、じゃあな」

 

俺はそう言って中に入って行った。

 

 

 

 

 

「それじゃあ時間まで色々見て行くか」

 

「そうだね」

 

「「そうですね」」

 

「あ、これ一覧表みたいです」

 

「サンキュー、何々薫カフェ、ネコカフェ、プラネタリウムにハッピーなお化け屋敷?武士道コロッケ茶屋?・・・・」

 

「個性的なものが幾つかあるね」

 

「個性的で済めば良いんだがな」

 

「「それは何とも言えませんね・・・あはは」」

 

「んで?どこから行くよ?」

 

「そうだね、僕的にはそうだねこの薫カフェとハッピーなお化け屋敷が気になるかな」

 

「俺的には何となくの予想はつくんだが、お前さんらはどうするよ?」

 

「私達は先輩たちについて行きます」

 

「そうかい、そんじゃあ近い所から言うと、薫カフェが一番近いな」

 

「それじゃあ行こうか」

 

「だな」

 

そう言って俺達は薫カフェに向かった。

 

 

 

 

「「「・・・・・・」」」

 

「凄い人気みたいだね」

 

薫カフェについたまでは良かったが、そこには大行列が出来ていて、入れる様子がなかった。

 

「これは入れなさそうだね」

 

「だな、代わりにその隣の部屋のネコカフェにでも行くか?」

 

「そうだね」

 

「お前らも良いか?」

 

「「はい!」」

 

二人の返答を聞き俺達はネコカフェへ向かった。

 

「いらっしゃいませ!何名様でしょうか?」

 

「4人で」

 

「4名様ですね!こちらにどうぞ!」

 

俺達は店員の生徒に案内されて席についた。

 

「こちらがメニューになりまーす・・・って兄さん!?」

 

「あ?おう、リサか」

 

「き、来てたんだ」

 

「ああ、ここはお前らのクラスの出しもん何だな」

 

「そうだよ!」

 

「それは良いんだがよ」

 

「どうかした?」

 

「いやな」

 

「「うん」」

 

「あの歌姫様は何故にあんな不機嫌なんだ?」

 

「あははーちょっとした認識違いかな」

 

「なんじゃそりゃ」

 

「ま、まぁもう少ししたら機嫌も直ると思うから」

 

「そうかい、えっと注文だったなお前等決まった?」

 

「「はい」」

 

「僕も決まったよ」

 

「俺だけかそうだな、じゃあこれとこれで」

 

「はーい・・・・・・・ですね、少々お待ちください!」

 

その後は普通に食事をして、カフェを後にした。

 

 

 

 

 

「さて、次は何処に行こうかね」

 

「あ、あの、一つ行ってみたいところがあるんですが」

 

「良いぞ、何処だ?」

 

「2-Aです」

 

「2-Aは・・・・プラネタリウムか良いんじゃね?赤司はどうする?」

 

「僕は離れるとするよ」

 

「どうかしたのか?」

 

「いやね、あそこ」

 

そう言って赤司が指す方を見ると中庭ではっちゃけてる四人が居た、それは黄瀬、小松、鵜沢、二十騎の四人だった、そこには男鹿の姿がなかった。

 

「少しお灸を添えないといけないみたいだからね」

 

「あはははは・・・・・程々にな」

 

「ああ、分かっているさ」

 

そう言って笑顔(半目)で赤司は去って行った。

 

「・・・・・・行くか」

 

「「・・・・はい」」

 

俺達は2-Aへと向かった。

 

 

 

 

 

「あそこだな」

 

「そうですね」

 

「入っても良いか?美咲」

 

「あ、お兄ちゃんいらっしゃい、ちょっと狭くなるけどそれでも良いなら大丈夫だけど」

 

「だとさ、どうする?」

 

「私は構いませんよ」

 

「私も大丈夫です」

 

「了解、ってな訳でよろしく」

 

「OK、どうぞ」

 

美咲の了承を経て俺達は中へ入って行った。

 

「空いてるところはここだな、よっこらせ」

 

「隣失礼しますね」

 

「それじゃあ私はこっちを」

 

「両サイドかよ、まぁ良いけど」

 

俺達は俺を真ん中にその両サイドに二人が寝転ぶような形で見ることになった。

 

「へー、結構本格的なんだな、スゲーじゃん」

 

『ヤバいヤバい!!結城さんの顔がこんな近くにあるなんて、ヤバすぎるよ!あーもー幸せで顔がにやけそうだよ////』

 

『結城さんがこんな近くに居るなんて、凄い良い匂いする///、プラネタリウムを見に来たはずなんだけど』

 

『『これじゃあプラネタリウムどころじゃないよ////』』

 

その後二人は終わるまで一切集中出来ずに、途中からはほぼ結城の顔を見ていたと言う、当の結城本人はプラネタリウムに集中しており、その事には全く気づかずにいたのであった。

 

 

 

 

 

その後は三人で残りの気になる所を見て回り、ついにライブ開始の時間になったのであった。

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