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みなさんありがとうございます!
ピンポーン
ある日の事家でだらだらとしているとチャイムが鳴った、今日は特に誰かと予定がある訳ではないので誰だ?と思いながら出ると。
「はーい、ってお前等かどうした?」
「結城さんこんにちは!」
「ども」
「こ、こんにちは!」
「こんにちは」
家にやって来たのは香澄と有咲、そんで前の文化祭の時にギターを弾いていた女の子とあと一人は知らない顔がいた。
「香澄と有咲はおなじみだがそこの二人は初めましてだね」
「こ、こんにちは!あああああ、朝日六花です!」
「六花ちゃんね、そんで君は」
「あ、初めまして羽丘一年の戸山 明日香です」
「明日香ちゃんね・・・・・・戸山?」
俺は不思議思い香澄と有咲の方を見た、すると香澄は笑顔に、有咲は苦笑いをしていた。
「まさかと思うけどこれの」
「はい、妹です」
「・・・・・・香澄」
「はい?」
「お前は腹違いの子だったんだな」
「違いますよ!?」
「え?でもよ」
「結城さん言いたいことはよーーーーーく分かりますけど、本当に香澄の妹何ですよ」
「そうなのか、姉妹でこうも違うとはな、そんで?今日はどうしたんだよ?」
「お勉強教えてください!」
「諦めろ」
「ヒドイし早い!!」
「いや、だってよ、しかし急にどうしたんだよ」
「実はこの間テストがあったんですけど」
「点数が悪すぎてお母さんからバンドを禁止されたんです」
「なるほどなー、てか今から勉強したところで意味なくないか?テストは終わったんだろ?」
「そうなんですけど、来週に天数が悪かった生徒だけで再テストするらしいんです」
「それで教えてくれと、ポピパお連中に頼めば良いじゃねーか」
「そうしたいのはやまやま何ですけど、途中からこいつとおたえが演奏しだして」
「・・・・・」
「・・・・・えへへ~」
「それでお前たちだと制御出来ずにそのまま終わったと」
「・・・・面目ない」
「はー、やっぱり諦めろ」
「そんな事言わないでくださいよ~」
「ええい張り付くなウザったい」
「結城ざ~ん!!」
「それで?有咲は付き添いとして、君たちは?」
「私も付き添いです、六花は家に一緒にいたので連れてきました」
「なるほどね、はー、わーったよ教えるかどうかは分らんがとりあえず見てやるから中入れ」
「はい!」
「お邪魔します」
「「お邪魔します」」
とりあえずは家に四人を入れる事にした。
「さて、とりあえず何がダメだったんだ?」
「全部です!」
「じゃあ頑張れよ~」
「待ってくださいよーー!?」
「いや、だってよ、全部って今まで何してた?」
「・・・・あははは」
「目をそらすんじゃねーよ、それで?資料はあるのかよ?」
「これです!」
「・・・・・おい香澄」
「はい?」
「お前ふざけてるのか?」
「??ふざけてませんよ?」
「そしたら何で一年で使う教科書が出てくるんだ?」
「・・・・・・あははは~」
「有咲、もしかしてかもしれんが」
「はい、そのテストは一年で習った奴の復習問題です」
「・・・・おい香澄」
「は、はい」
「お前夏休みの時の約束忘れたわけじゃないよな?」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・ごめんなさい!!」
「よーしお兄さんとOHANASIしようか、大丈夫、10時間程度あれば話は終わるから」
「10時間!?」
「結城さん、流石にそれだと勉強の方があれなので、せめて5時間に」
「有咲!?」
「・・・・ったくこのアホが」
「うう~」
「とりあえず教科書見せろ、それで今のお前の実力を見る」
「わ、分かりました」
「あ、それ私もやっていいですか?」
「有咲もか?まぁ良いぞ、ほれ、はよ貸せ」
「はい!」
俺は香澄から教科書を受け取り、確認しながらパソコンで問題を作っていった、と言ってもそこまで難しい問題を作る訳ではないがな、そんなん作ると確実にこいつの頭がショートするだろうからな、あ、有咲用にそっちも作るか、そんな事を思いながら問題作成を行った。
それから十数分で二種類のテスト完成させ。
「ほらこれだ、こっちは有咲な」
「あれ?私のだけ二種類あるんですけど」
「ああ、それは香澄と同じやつと、もう一つは難しめに作ったやつだ、やるのはどっちでも良いぞ」
「分かりました」
「それじゃあ始めるぞ、時間は一時間な」
「分かりました!」
「はい!」
「それじゃあはじめ!」
俺の合図と共にテストが開始された。
「さて、君達はどうするんだい?」
「あの、良ければ勉強教えてもらっても良いですか?」
「高校のかい?」
「はい」
「良いよ、とりあえずは六花ちゃんと二人で教え合いながらやってみな、それでも分からなかったら俺が入るよ」
「「はい!」」
~一時間後~
「はい終わりー」
「うはー終わったよ~」
「まぁまぁかな」
「ほれ貸せ、採点すっから」
「はい!」
「どうぞ」
俺は二人から紙を受け取ると採点を始めた。
「それで?大丈夫だったの?」
「全然分からなかったよ~」
「そりゃあお前普段からちゃんと授業聞いてないからだろ」
「そうだけどさ~有咲はどうだったのさ~」
「あたしはまぁまぁだな」
「そうなんだ、そういや二人は結城さんに勉強教えてもらってたよね?どうだったの?」
「うん、結城さん凄い教え方上手でね、多分普通に授業で習うよりかは全然分かりやすいよ」
「は、はい!私でも分かるように説明していただきました」
「そうなんだ~」
「終わったぞー」
「どうでした!?」
「それじゃあ発表~、まずは有咲ー」
「は、はい!」
「まぁ一応85点」
「一応?」
「そ、一応
「どこか変でした?」
「いやな、確かにあってるんだけどさ」
俺は有咲の答案用紙を四人に見せ。
「書くとこ一つずつずれてんだわ」
「な!?」
「てな訳で一応を付けたって訳、まぁ書いてるところは全部合ってたからそこだけだな」
「うわ、マジだやらかしたー」
「学校のテストの時は気を付けろよ、そんで次香澄」
「はい!」
「お前の点数は!」
「点数は!」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・・・」ペラ
俺は香澄の答案用紙を見せた、そこに書かれていた点数はと言うと。
15/100
っと言うものなのであった。
響鬼さん、高評価ありがとうございます!!
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