どうもー!私の名前は豊川 京香でーす!今回は私豊川 京香の事を皆さんにお教えしたいと思いまーす!それではどうぞ~!!
「どうかした?」
「みんなに挨拶してたんだよ」
「??みんな?」
「まぁまぁたっくんは気にしなくて大丈夫だよ」
「う、うん」
あ、みんなに紹介するね、今私と話しているのは私の愛しの夫の豊川 拓くん通称たっくんだよ!たっくんはね私の元マネージャーだったんだ、娘を生んでからは娘の面倒をたっくんが見てくれてんだー。
「それより時間は大丈夫なのかい?そろそろ出ないと遅れちゃうよ?」
「あ!そうだった!」
たっくんに言われて仕事の時間が迫っているのに気付いたので急いでたっくん特製朝食を食べる事にしたすると。
「ZZZ・・マ・・マ」コクッコクッ
私達の愛しい娘の風がまだ寝てる状態でリビングへとやって来た。
「風おはよー、まだお眠かな?」
「 」コクッコクッ
まだ眠いのか、頭を上下に揺らしながら私に抱き着いて来た。
「よっと、ママはこれからお仕事だからパパと一緒におねんねしような」
「あ・・・・・い」
「それじゃあ行こうか、君も早く食べてしまいなよ」
「お願いねー」
たっくんが気を利かせてくれて風を寝室へと連れて行ってくれたので私は食事を再開した。
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時が過ぎ、時間になったため私は仕事の準備をして玄関で靴を履き。
「それじゃあ行ってきます」
「うん、行ってらっしゃい」
たっくんに挨拶をして私は仕事へと向かった、玄関を開けた所で一台の車が止まっているのが見えた。
「あ!京香さん!おはようございます!」
「おはよう、今日もよろしくね」
「はい!」
この子は今の私のマネージャーの子、たまにおっちょこちょいな事をする時もあるんだけど頑張り屋な子で良い子なんだー。
「今日の予定は」
「午前中に雑誌の撮影で、その後にその雑誌に載せるインタビュー、午後は単独インタビューでしょ?」
「はい!そうです!流石です!」
「ふふ、そうでしょ?『言えない、忘れてて今さっきたっくんに連絡してもらったなんて』」
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それから車を走らせること数十分、今回の撮影場所に着き、私は準備のために控え室へ入った。
「「「おはようございます!!」」」
「おはよう、今日はよろしくね」
「「「はい!よろしくお願いします!」」」
「それじゃあ早速お願い出来るかしら」
「「「はい!」」」
その言葉と共にメイクが開始された。
メイクも終わり、次にスタジオへと入る。
「おはようございます」
「「「「「おはようございます!」」」」」
私が挨拶をするとスタッフの人達はそれに返事をしてくれる。
「あ、あの!きょ、今日はよろしくお願いします!豊川さんと一緒にお仕事出来るなんて夢みたいです!!」
「ふふ、ありがと、今日は最高の一日にしましょ」
「は、はい!」
「それじゃあ京香ちゃんお願いね」
「は~い」
私は監督さんに言われて仕事モードに切り替えた、すると場の雰囲気が変わったような気がした・・・・多分。
「それじゃあ今から始めっぞー」
監督さんのその言葉と共に撮影を開始した。
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「はいOK!!お疲れ様」
「お疲れ様でした」
「データは後であっちに送っておくから確認しておいてね」
「はーい了解です」
「この後インタビューでしょ?一回着替える?」
「そうですね、、一回着替えようかな」
「了解、スタイリスト!一回着替えるみたいだからついて行ってやれ」
「「「は、はい!」」」
「それじゃあ私はこれで」
「ああ、また頼むよ」
「ふふ、高くつきますよ」
「おー怖い怖い」
「ふふ、冗談ですよ私とあなたの中なんですからいつでも言ってください」
「はは、こりゃあ一本取られたな、それじゃあまた何かあったら連絡するよ」
「ええ、お待ちしますね」
私は監督さんと冗談交じりの会話を済ませると控え室へと向かった、あ、ちなみにさっきの監督さんとは私がモデルとして出始めた時からの知り合いの方でモデルの豊川京香としてではなく、一人の女性の豊川京香として見てくれる人だ。
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その後雑誌のインタビューも終わり、車でテレビ局へと移動し今は撮影の為のスタジオに来ており、そして。
「こんばんは、今日はのゲストはこの方」
「みなさんこんばんはモデルの豊川京香です、今日はよろしくお願いします」
「こちらこそよろしくお願いします、はい、っと言う訳で改めまして今日のゲストの今や世界一のモデルとしても活躍されている豊川京香さんです、本日は豊川さんに色々と聞いていきたいと思っております、答えられる範囲で構いませんのでよろしくお願いします」
「はい」
「それで早速プロフィールから紹介していきます、豊川京香さん、旧姓要 京香さん年齢は〇〇歳で結婚はしておられて元マネージャーの方とご結婚され、今はお子さんが女の子がお一人と、これはあってますか?」
「はい、あってますよ」
「続いてが家族構成ですね、ご両親と豊川さん、そして弟さんの四人家族っと」
「ええ」
「弟さんがおられるんですね、ちなみに今は」
「弟は今は大学生ですね」
「なるほど、それではこれまでの経歴を見て行きましょう、まずは○○○○年〇月に要家に生を受け、その後すこすこと育ち、小学校の時は新体操をやられていたと」
「そうですね、友達に誘われて始めましたね」
「その後中学校入学と同時に新体操を辞め、音楽に嵌ると」
「その後高校へと行き、高校3年生の時にスカウトされたと」
「そうですね、友達4、5人で遊んでいる時にスカウトされましたね」
「その時の写真がこちらに」
そう言ってインタビュアーの女性が一枚のパネルを出した、そこには高校生時代の京香の写真が写っていた」
「こちらが高校生時代の豊川さんのお写真となります、いやーしかし高校生とは思えないほどの美貌をこの時から持っていたんですね、おや?もう一人モザイクなしで写っていますがこの方は?」
「ああ、これは留美ですよ川島 留美」
「なんと!?この時から川島さんとご一緒だったと!?」
「ええ、スカウトされた時は留美と一緒にされましたから」
「まさかこの時から絶世の二大美女がそろっていたなんて」
「留美とは高校の時からの友達ですね」
「なるほど、ちなみにスカウトされたことはご両親には」
「もちろんしました」
「ご両親はどのように?」
「そうですね、二人とも」
『スカウトされた?あんたはどうしたいんだ?やりたい?良いじゃんやりなよ』ってな感じでしたね」
「そ、そうなんですか、ちなみに弟さんはどのような反応でしたか?こんなにも綺麗なだったらさぞ喜ばれたんじゃないですか?」
「あー弟ですか?」
「はい」
「弟はですね」
『姉貴がモデルにスカウトされた?へー』
「それだけですか?あ!もしかしてお姉ちゃんといる時間がないから残念に思っていたんじゃ」
「まぁそれだったら良かったんですけどね」
「?っと言うと?」
「その次の日に私の机の上に一枚の紙が置いてあったんですよ」
「あ!もしかして弟さんからの頑張れ的なやつですか?」
「いえ、その紙にはこう書いてあったんです」
【姉貴がモデルとか・・・・・・草wwwwww草】
「そ、そうなんですか」
「それを見て決意しましたね、必ず見返してやるって」
「そうだったんですか、えーその後高校卒業と同時に事務所に入りモデルとしてのスタートを切られたと」
「そうですね、最初は留美と二人で活動する感じでしたね」
「なるほど、そこから徐々に人気が出てき、今は世界が認めるほどのモデルへなられたと、そのときのマネージャーが今の旦那さんとだったと」
「そうですね」
「二人で活躍されている時からお付き合いされていたんですか?」
「そうですね、まだ二人でやってる時に告白しましたね」
「その時川島さんはどんな感じでしたか?」
「留美は・・」
『え?マネージャーさんに告白したの?あはははは!!早すぎ、あんた手ぇ出すの早すぎ!!受ける!!あはははははは!!』
「そ、そうだったんですか、ちなみにその後のお二人の仲は?」
「特に変わりなく今でも仲良しですよ」
「そうなんですかそれでは続いては・・・・」
その後もインタビューは続いた。
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時は過ぎ午後10時30分
この日の仕事が終わり、家へと着いた京香を待っていたのは。
ガチャ
「ただいま~」
「おかえり、お疲れ様」
「おかしゃんおか・・」
そこで待っていたのは旦那の拓と拓に抱っこされている風が玄関先で京香の待っていたのだ。
「ただいま二人とも」
「ご飯の準備がもうすぐ出来るから先にお風呂入ってきなよ」
「分かった」
「おかしゃ」
「ふふ、風も一緒に入りたいってさ」
「ふふ、それじゃ一緒に入ろっか」
これがモデル豊川 京香のある日の一日の出来事なのであった。
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