要 結城の日常   作:テンツク

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131話

とある日の事。

 

バタンッ!!

 

「お兄ちゃん勉強教えて!!」

 

っと、人の家の玄関を壊すかのごとく勢いで開けてやって来たのはひまりだった。

 

「胸揉まさせてくれたら良いぞ」

 

「よし!バッチコイ!!」フンッ!

 

「何やってんだひまり?」

 

「え?お兄ちゃんが胸揉まさせてあげたら勉強教えてくれるって言うからこうやって胸を突き出して待ってるの」

 

「何アホな事やってんだよ全く」

 

「そうだよひまり、巴の言う通りだよ」

 

「蘭もそう思うだろ?」

 

「そうだね、だって兄さんが揉むのはひまりの胸じゃなくて私の胸だからね!」ドンッ!!

 

「・・・・・・・」絶句

 

「ちょっと蘭ー邪魔しないでよ~」

 

「ひまりこそ邪魔しないで」

 

「「      」」アーダコーダ

 

「モカとつぐみは何飲む?」

 

「モカちゃんコーヒーで」

 

「あ、私も」

 

「巴はどうする?」

 

「は!あ、ああ、じゃあお茶で良いや」

 

「冷たいので良いか?」

 

「うん」

 

「それよりいきなりどおしたよ、勉強教えてくれって」

 

「もうすぐ学校でテストがあるんだ、それでみんなで集まって勉強会をやろうって事になってね」

 

「そしたらひーちゃんが結城さんに教えてもらいたいって言って~」

 

「兄さん頭良さそうだしさ、分からない所とかを聞こうかって事になってさ」

 

「なるほどな、ちなみに何の科目を教えれば良いんだ?」

 

「「保健体育!!」」

 

「それぜってーテストないだろうが」

 

「テストはないけど兄さんの【ピー】と私の【ピー】を【ピー】して【ピー】したらどうなるか気になるじゃん」

 

「お前はものすごい爆弾発言を平然とするな、ひまりを見て見ろよ、顔真っ赤じゃねーか」

 

「////////」

 

「・・・・フッ」

 

「何勝ち誇った顔してんだよ全く」

 

「ちなみにテストは国数英理社の五教科だよ」

 

「なるほどなでも確かつぐみとモカはそこまで頭悪くねーんじゃなかったか?」

 

「うん、でもね分からない所とかはお兄ちゃんに教えてもらいたいんだ」

 

「モカちゃんは面白そうなので来ました~」

 

「巴はどうなんだ?」

 

「アタシは平均ぐらいかな、良くもなく悪くもないって感じ」

 

「なるほどな、それで?お前等二人はどうなんだ?」

 

「「・・・・・・」」目逸らし

 

「目を逸らすんじゃありません、ったく、んで?蘭は何が不得意なんだ?」

 

「・・・・数学と英語」

 

「ひまりは?」

 

「・・・・・・・ぶ」

 

「ん?なんだって?」

 

「全部!!」

 

「よし諦めろ」

 

「言うの早くない!?」

 

「ちなみに一年の時の点数は?」

 

「・・・・・100点」

 

「何だ良いじゃねーか」

 

「・・・・・五教科で」

 

「・・・・・は?」

 

「五教科で100点だったの!!」

 

「ちなみにその事は親御さんは?」

 

「・・・今回のテストの点数次第でバンドをやらさないって言われた」

 

「だろうな、蘭はどうなんだ?」

 

「あたしは250点ぐらいだったと思う」

 

「巴は?」

 

「あたしは300ぐらいだったぞ」

 

「つぐみは?」

 

「一年生の最後のテストは五教科で450点ぐらいだったよ」

 

「すげーじゃん、モカはどうだったんだ?」

 

「私はつぐ程じゃないですけど、400点ぐらいでしたよ~」

 

「意外とやるんだよな」

 

「ふっふっふー」

 

「それで?勉強しないといけない二人が教えてもらいたい科目は」

 

「「保健体育!!」」

 

「よし、三人で勉強会やっかー、俺の部屋で良いか?」

 

「良いよ!」

 

「賛成~」

 

「ああ!」

 

「ちょちょ!私達は!?」

 

「そうだな・・・・・・諦めろ、保健体育なら学校の先生に教えてもらいな~」

 

「ま、待って!」

 

「ん?どうした?」

 

「お、お願い勉強教えて」

 

「だから保健体育は」

 

「そっちじゃなくてテスト勉強の方」

 

「えー、でもまだひまりの胸揉んでないしなー」

 

「兄さんそれまだ続けるんだ」

 

「どんと来なさい!!」

 

「ナンデヒマリノムネバッカリ、ソッカ、アンナデカパイガイケナインダネ、ダカラニイサンハワタシノムネニコナインダ、ソウダ、コノムネノセイダーー!!」ハイライトオフ

 

「ちょ!蘭どこ触ってんの!?後顔怖いんだけど!?これはお兄ちゃん専用だからって、いやーーー!やめてーーー!!」

 

「良いのかあれ?」

 

「さぁ?しばらくしたら治るだろ」

 

「適当だな」

 

「お~、ひーちゃんがあられもない姿になってる~」

 

「二人とも大丈夫かな?」

 

「さーな、さてとそんじゃあ部屋に行くか」

 

 

俺達は二人を置いて部屋へと向かった。

 

 

 

「フフフ、コノムネノセイデ」

 

「ちょっとみんな助けてよー!!てか蘭力つよ!」

 

 

「ひ~ちゃん頑張れ~」

 

「ひまりファイトー」

 

「ひまりちゃん頑張って!!」

 

「準備出来たぞー」

 

「みんな応援じゃなくて助けてって、てかお兄ちゃんに関しては全く興味ない感じなんですけど!?」

 

「・・・・・・フッ」

 

「今鼻で笑ったよね!?」

 

「コノムネガーー!!」

 

「イヤーーーー!!」

 

その後ひまりの姿を見たものは誰もいないと言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「死んでないからね!?ちゃんと生きてるからね!?」

 

以上被害者の声を現場からお伝えしました。

 

 

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