モカからその事を聞いた三人はと言うと。
「「「なん・・・だと・・・(某死神風」」」
モカからの話を聞き美竹 蘭はこう思った。
『兄さんが風邪で寝込んでいる→つまり今は弱っている状態→っと言う事はこの媚〇がよく効く→媚〇が効くと言う事はつまり→ゴールイン・・・って事だよね、マズイよりにもよって今日は勝負下着じゃない、ここは一度家に戻って着替えてから、いやそんな事してるうちに二人に先を越される可能性もどうする・・・』
こんな事を思っているのであった。
今井 リサの場合。
『兄さんが風邪→つまり食べ物がないはず→料理が出来ない→私が料理を作る→媚〇を入れる→食べられないことを理由にアーンが出来る→それを食べる事で弱っている兄さんの中で媚〇の効力は高まるはず→そのまま既成事実を作り→・・・・グへへへ・・・ってちょっと待った!よりにもよって今日勝負下着じゃないじゃん!こんな事なら最初から、どうしよう、一旦家に着替えに帰るか、いやそんな事をしてるうちに二人が・・グヌヌ』
こちらも同じような事を考えていたのである。
白鷺 千聖の場合。
『兄さんが風邪→つまり薬を飲む→そのためには飲み物が必要→そこに私が持っている無味無臭の媚〇を入れる→兄さんはそれと一緒に薬を飲む→兄さんは風邪で弱ってるから媚〇の効き目は凄いはず→つまり・・・・・うふふふふふ・・・は!しまったは、今日よりによってあの下着じゃないじゃないの!しまったわどうしましょう、ここは一旦家に戻ってあの下着に着替えて、いえ、そんな事をしてるうちに二人が先に兄さんに・・・ムムム』
三者三様なような気がしないこともないが三人とも考えていることはほとんど同じなのであった。
「ママーあの人達まだいるよー」
「し!見ちゃいけません」
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ー一方結城はと言うとー
「悪いなわざわざこんな事させて」
「気にしないで下さい、お一人なのですから風邪の時ぐらいは私達に頼ってください」
「サンキュー、それより何か用があったんじゃなかったのか?」
「いえ、少しギターの練習にお付き合いしていただこうと思ってお伺いしただけなので、大丈夫ですよ」
「そうか、それは悪い事したな」
「いえ、また元気になられた時にでもお願いします」
「ああ、約束するよ」
ガチャ
「お兄ちゃんお粥出来たけど食べられそう?」
「ああ、少し寝たら食欲は出て来たから食えそうだ」
「分かった、でも今は熱いから少し冷ましてからね」
「ああ、悪いな美咲、それに紗夜も」
結城の家には自主練の付き合いをお願いしに来た紗夜とモカが千聖に紹介していた店に行きたまたま結城の家が近い事を知って遊びに来た美咲が結城の看病している所だった。
「しかし」
「「??どうかしましたか/どうかした?」」
「いやな、風邪のせいか分らんが何か時折悪寒がしてな、何か変な事が起きねーかとちょっと思ってな」
「悪寒ですか・・・一度体温を測ってみましょうか」
「そうだな」
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ピピ
「37度8分か下がってはきてるな」
「そこまで酷い訳ではないみたいなので風邪のせいと言う事ではないのかも知れませんね」
「でもまだそうだとも言い切れませんからね、それより紗夜さんお昼は食べましたか?」
「いえ、まだですね」
「私もまだなんですけどどうしましょうか」
「一応さっきのお粥作る時に適当には買って来たんですけど」
「だったらキッチン勝手に使って良いぞ」
「良いの?」
「流石に看病されてる身でダメだとは言わねーよ」
「そっか、それじゃあ私適当にお昼作ってきますので紗夜さんすみませんがお粥を兄さんに食べさせてあげてもらえませんかね」
「わ、私がですか!?//////」
「いやいや、自分で食べれるよ」
「だ、ダメです!わ、私がた、食べさせて、あああああげます!」
「お、おう」
「それじゃあお願いしますね、兄さんはゆっくりしててね」
「はいはい」
バタン
「そ、それじゃあいきますね///」
「ああ」
「フーッフーッ・・あ、あーん」
「あーんっと・・・・うんうめーな」
「//////」
「先にこっちがダメになりそうかもな」
結城の家ではこんな感じの事が起きているのであった。
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「「「・・・・・・・」」」
結城の家の前には三つの人影があるのであった。
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