要 結城の日常   作:テンツク

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141話

 

ーお見舞い ポピパ編ー

 

ここは結城が入院している病室、結城が静かに本を読んでいると。

 

「こんにちわー!」

 

「ちょま!香澄うるせぇ!」

 

「有咲もうるさいよ?」

 

「お前は黙ってろ!」

 

「はいはい、病院なんだから静かにね」

 

「えっと・・・・どちら様です?」

 

「「「「「・・・・・・」」」」」」

 

ポピパの五人は集まり小声で。

 

「やっぱりこころんが言ってたこと本当だったんだね」

 

「だね、本当に記憶喪失みたい」

 

「結城さん大丈夫かな?」

 

「大丈夫だよ、お兄さんだし」

 

「何だよその訳の分かんねぇ理由は」

 

「まぁまぁとりあえず色々話してみようよ、そしたら何か思い出すかも知れないしさ」

 

「確かにな」

 

五人は話を終えると。

 

「私!戸山香澄って言います!」

 

「花園たえだよ」

 

「牛込りみです」

 

「山吹沙綾だよ」

 

「市ヶ谷有咲です」

 

「私達五人でポッピンパーティーって言うバンドを組んでるんです!」

 

「はぁ、えっとそれで俺とどうゆう関係で?」

 

「えーっとー関係はー」

 

「私は隣のお兄さんだよ?」

 

「隣のお兄さん?」

 

「えーっと、おたえ、この子の隣に結城さんが住んでるんですよ」

 

「そうなんだ、てかよく俺の名前知ってるね」

 

「そりゃあ私はあなたの彼女ですから」

 

「「「「「・・・・・・え?」」」」」

 

「紗綾どうゆう事!?いつの間に結城さんと付き合ってたの!?」

 

「え?君たちも知らないの?」

 

「紗綾ちゃんこれは一体」

 

「何言ってるのさりみりん、私と兄さんは恋人どうし何だから今更じゃない」濁った眼

 

「う、うん」

 

「今兄さんは記憶を失ってるから覚えてないけど私達は付き合ってるんだよ?」

 

「え?そうなの?」

 

「あれ?でもまだお兄さんは誰とも付き合ってなk」

 

「お・た・え?私達は付き合ってるよね?」

 

「え?でも」

 

「なにかな?かな?」ハイライトオフ

 

「・・・・・・何でもないです」

 

「もうすでに両親には結婚の報告まで済ませてあるんだから」

 

「え?そこまでなの!?」

 

「まぁそれは嘘ですよ」

 

「・・・・・どういう事かな?有咲?」

 

「は!結城さんは私と付き合ってんだからお前の妄想だって言ってるんだよ」

 

「はぁ?有咲と付き合ってる?有咲こそ何をそんな妄想を」

 

「そりゃあ私のここには結城さんとの愛の結晶があるんだから、それにもうばあちゃんにも報告済みだしな」

 

「へぇ、想像妊娠ってやつだよねそれ、それは有咲の妄想であってまがい物なんだけどね」

 

「「・・・・・・」」

 

「なぁ俺ってもしかして二股してたのか?」

 

「いえ、私達が知ってる限りでは結城さんは誰とも付き合ってないですよ」

 

「え?そうなの?でも彼女達はもう親族に報告を済ませてあるって言ってるけど」

 

「そこは私達も分からないですよ」

 

「・・・・何だか頭痛くなってきた」

 

「どうした結城さん、頭痛いのか?おっ〇い揉むか?」

 

「そんなデカいだけの乳に兄さんは興味ないよ、それより形の整ってる私の胸の方が触り心地がいいよ」

 

「は!そんなぺちゃぱいで何が出来るって言うんだ、私なら色々してやれるぜ」

 

「無駄に脂肪がついてるだけのくせに」

 

「は!負け惜しみか?これは私の胸を揉む事で決まりみたいだな」

 

「何で揉む事は決定事項何だろうか」

 

「それじゃあ私が有咲のおっ〇い揉むー!」

 

「それじゃあ私は沙綾のを」

 

「「あんた達じゃないよ/お前等じゃねぇ!!」」

 

「・・・・・いつもこんな感じなの?」

 

「は、はいそうですね」

 

「君も大変だね」

 

「あはは、うんしょ」

 

「えっと、何してるの?」

 

「え?香澄ちゃんが有咲ちゃんの胸を揉もうとしていて、おたえちゃんが沙綾ちゃんの胸を揉もうとしてるから、消去的にうちの胸を揉むんだよね?」

 

「君もあっち側なの!?」

 

ガシ!

 

「「りーみーりーんー」」

 

「・・・・・・」

 

「何しようとしてるのかな?」

 

「・・・・・」ダラダラ

 

「一番のぺちゃぱいがなーに言ってんだ?」

 

「「君達さっきまで二人と」

 

「「      」」チーン

 

「・・・・・・」絶句

 

「「とりあえずO・HA・NA・SIしようか」」

 

「・・・・・許してヒヤシンス、ペロッ」

 

「「可愛いから実刑ね」」

 

「いやーーー結城さん助け」

 

バタン

 

「・・・・・・一体何だったんだろ、てか」

 

「「     」」チーン

 

「この子達どうしよう」

 

 

その後OHANASIを終えた二人が二人を引きずって行ったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・一体何がしたかったんだろ?」

 

 

しばらく悩む結城なのであった。

 

 

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