ある日の大学の講義終了後。
「終わったー」
「そうだね」
「赤司はこの後まだあんの?」
「いや、僕は終わりだよ」
「そうかー」
赤司とそんなたわいもない話をしていると。
「あの!結城さん!赤司さん!」
声をかけられたので、見てみると、ゆりちゃんと七菜ちゃんがいた。
「あり?ゆりちゃんと七菜ちゃん、どったの?」
「こんにちは、いきなりすみません、今少しお時間大丈夫でしょうか?」
「ああ、良いよ」
「僕も良いよ」
「ありがとうございます、実はですね、ひなこの突拍子のない案で闇鍋をしようって話になりまして」
「確かに突拍子のない話だな」
「はい、それで良ければ何ですが、お二人も良かったらどうかなーと思いまして」」
「俺は良いけど、赤司は?」
「すまないね、実はこの後用事があってね、すまないが行けそうにないね」
「何かあんの?」
「実は父さんの友人の人のご家族とうちの家族での食事会があってね」
「あー、俺の嫌いなお堅い食事会か」
「はは、そうだね、という事なんだすまないね」
「いえ、気になさらないでください」
「こちらがいきなり押しかけたようなものなんで、お気になさらないでください」
「男鹿達には聞いたの?」
「はい、でも皆さん用事があるみたいだったので」
「そうなんだ、て事は君達と俺だけって事?」
「はい、そうなりますね」
「そっかー、それじゃあ今から食材を買いに?」
「はい、とりあえず4人で集まってスーパーまで行って、そこから別々に動こうって感じです」
「なるほど、それじゃあ行こっか、待たせちゃなんだし」
「「あ、はい!」」
「それじゃあ俺らは行くわ」
「ああ、楽しんできなよ」
「地獄にならん事を祈るかな」
そう言って俺と二人は赤司と別れて他の二人が待つところに向かったのであった。
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「お待たせ」
「あ、結城さん」
「こんにちわーー!!!!!!」
「相変わらずハイテンションだな、サン◯ャイン◯◯じゃねーんだから」
「えへへ〜!」
「「「褒められてないよ/わよ」」」
「てかなんで結城さんがいるの?」
「「「」」」ズコッ!
「「「あんたが誘おうって言ったんでしょうが!!!」」」
「あれ?そうだっけ?てへ」
「「「はぁー」」」
『あはは、相変わらずだな』
「まぁ、ここで立ち話もなんだし、行こうぜ」
「はーーい!」
「「「はい」」」
その後俺達はスーパーに行き、各々食材を集めて、ついに。
「それでは今から闇鍋パーティーを始めたいと思いまーす!!」
「「「「はーい」」」」
「食材とかに関してはりみとお母さんにお願いしてやってもらうわ」
「それでは食事の時間まで、行ってみよう!!」
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「はい!と言う事で、みなさーん!行き渡りましたかー?」
「「「う、うん」」」
「おう」
「それじゃあ、せーので食べるよー!せーの!!」
パクッ
・
・
・
・
・
・
「?」
「甘!?」
「うえ〜」
「何この食感」
「おいしー!」
俺達はそれぞれ取り分けられた食べ物を食べ、それぞれ感想を述べた、俺が食べたものは多分・・・・・・大福かな?
「誰!?クッキーなんかいれたの!?」
つとゆりが叫び。
「何かネバネバするー」
っとリィが言い。
「ヌチャヌチャする」
っと七菜が疑問を浮かべる。
「これおいしー!」
っとひなこが笑み?を浮かべてそうな感じで話をした。
「みんな何食べたか分かりそう?」
「私はクッキーです」
「私は・・・・ガム?」
「私のこれは・・・・ハイチュウ?ですかね?」
「私はお肉だったー!」
「結城さんは?」
「俺は大福だった」
「あ、それ全部私が入れたやつだー!」
「「「お菓子じゃねーか!!」」」
「あはは」
まぁそんな感じの事もありながら何とかやりくりをし、何とか全員で食べ、何とか完食をしたのであった。
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