チュンチュン
ガチャ
「ましろ朝よ、起きなさい」
「は~い・・」
「朝ご飯出来てるから早く下りてきなさいね」
「ふぁ~い」
・
・
・
・
・
・
「おはよー」
「まったく、今日はバンドの練習なんでしょ?遅れちゃうわよ」
「大丈夫だよ」
「まったく、はい朝ご飯」
「ありがとう~、いただきまーす」
「それよりもあれ終わっちゃうわよ」
「あ!そうだった!」
ピ!
『残念、今日の最下位はうお座のあなた、今日一日あんまり良くないことが起こるかも、ネコを頭に乗せた人と過ごすと良い事があるかも、それじゃあ今日も一日頑張って行きましょう!ポンポ、ポンポ、ポ〇キッ〇ーズ!(*ド忘れしてどんなだったか思い出せないため温かい目で見てください*)
「あら、あなた最下位だったわね」
「そんなー」
「しっかし、ネコを頭の上に乗せてる人なんてそうそういないと思うけど、凄いピンポイントね」
「うー、何だか練習に行きたくなくなってきた」
「バカな事言ってないで早くすませちゃいなさい、お母さんもこの後出るんだから」
「はーい」
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「ってな事があってね、今日は気分が落ちてるんだー」
「ましろ結構あの占い信じてるもんねー」
「そう言う透子はどうなの?」
「あたし?あたしはそんなん気にしないよー」
「透子らしいわね、あたしもそうだけど」
「あ、でも最下位だったらちょっとテンション下がるかもー」
「るいさんってそう言うの見ななさそうだね」
「そうかしら?」
「確かにー、何か「そんな下らないものなんで見ないといけないのかしら」とか言いそう」
「あたしだって見たりするわよ、それこそ昔は良く見ていては」
「へー、意外だなー」
「バイオリンをしてた頃は人事を尽くすために演奏の日はラッキーアイテムは必ず身に着けえていたわ」
「ほへー」
「それだけ本気だったって事なんだね」
「はぁ~」
「落ち込み過ぎだってましろー、今日はまだ何ともないんでしょ?」
「うん、黒猫の家族が横切って行ったり鳥の群れがあたしの頭の上を過ぎ去っていったり、etcだったりしただけだよ」
「もうすでに何か予兆があるような気がするんだけど」
「そ、そうね」
「それにしても広町さんはまだかしら?」
「そう言えばななみちゃん遅いね」
「さっきもう着くって連絡来たからそろそろじゃないかな」
ガチャ
「いや~遅くなってごめーん」
「あ、来た」
「遅かったね、何かあったの?」
「いやーそれが、ここに来る途中で外国人の人に道を聞かれたんだけど、何言ってるのか分からなくて困ってたんだ~」
「そうなんだ、大変だったね」
「それで、解決はしたの?」
「うん、広町が困ってた所に結城さんがたまたま通りかかってね、説明してくれたんだ~」
「結城さんって誰だっけ?」
「透子ちゃんねー、結城さんは豊川京香さんの弟さんで、前に私達にもいろいろアドバイスくれたじゃないのさー」
「そうだっけ、あははー」
「ついでにお暇だとの事なので連れて来ちゃいました~」
「「「え?」」」
「ども、お邪魔するよ」
「こここここ、こんにちわ!」
「「こんにちわ!」」
「こんにちわ」
「って、来てもらってるのなら早く中に入れなさいよ!」
「あ、そうだった~」
「ごめんなさい、待たせちゃって」
「いんや、気にしなくて良いよ」
「何か飲みますか?」
「いや大丈夫だよ、ありがと」
「結城さん、その、頭の上のって」
「あ、これ?家の飼い猫のミユだよ」
「何故頭の上に?」
「散歩途中でね、散歩に満足したらいつも頭の上でこの通りさ」
「かわいい!」
「あ!」
「ん?どうしたのましろ?」
「頭の上にネコを乗せた人!」
「「あー!」」
「???」
「ごめんなさい、実は・・・・みたいな事があって」
「なるほどね、確かに当てはまるな」
「あの!この後もお暇だったらここにいてもらえませんか!」
「まぁ邪魔じゃなければ別に構わないよ」
「やったー!」
「やったじゃんましろちゃん!」
「うん!」
「それじゃあこの後はパーとみんなでどっかに遊びに行こ―」
「お~」
「バンドの練習って聞いてたんだけど、良いのかい?」(小声)
「そうね、そのはずだったのだけども今日ぐらいは良いのじゃないのかしら」
「君からそんな事を聞くとわね」
「私も少しずつ彼女達と一緒に染まってってるのじゃないかしらね」
「ふふ、良い事だ思うよ」
「二人とも早く早くー!」
「それじゃあ行きましょうか」
「だね」
その後モルフォニカと結城+ミユは思う存分遊びを楽しんだのであった。
SNOWRoselia推しさん、ねこネコ猫ぺん丸さん、高評価ありがとうございます!!
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