要 結城の日常   作:テンツク

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176話

「えー、新年あけましておめ」

 

「こころん!えい!」

 

「やるわね!それ!」

 

「おっちゃん、ご飯だよー」

 

「おたえちゃん、さっきもあげてなかった?」

 

「うん、数秒前にって言うかおたえ、まだおっちゃんの口の中にさっきのやつが入ってるよ」

 

「大丈夫、おっちゃんだから」

 

「「説明になってないよおたえ(ちゃん)」」

 

 

 

「ねぇねぇ!!みんな見てよ!こんなおせち今まで見たことないよ!」

 

「す、すごいよね、本当に食べて良いのかな」

 

「ほほろんは」

 

「モカ、とりあえず食べ終わってから喋って」

 

「しっかしすごいよなー、こんなの滅多に見れるもんじゃないよな」

 

「確かにそうだね、普通じゃこんなの見ることすらないもんね」

 

「ねぇねぇ!早く食べようよー!」

 

「そうだね、せっかくだからいただこっか」

 

「「ひまり・・・さっきお雑煮たべ」」

 

「言わないで!!」

 

 

 

「すごいよねー」

 

「そうね」

 

「これは弦巻さんに感謝しないといけませんね」

 

「ねぇ!りんりん!これすごいよ!これがアワビってやつだね!」

 

「あこちゃん、それはホタテだよ、アワビはこれだよ」

 

「これがアワビかー!これってすっっごく高いんでしょ」

 

「そうですね、まず普通の人が食べることなどはないでしょうね」

 

「確かにそうね、でもこれっていくらぐらいするのかしら」

 

「ほんとだよねー、アワビなんて想像もつかないよねー」

 

「こちらのアワビはーーーーー円となっております」

 

「「「「「・・・・・・・」」」」」

 

「「「「「食べるのやめよっか(やめましょう)」」」」」

 

 

 

「千聖ちゃんってこーゆーのっていっぱい出てそうだから平気そうだね」

 

「ええ、子役の頃からこんな感じ会食はあったのはあったけど、ここまで凄いのは初めてよ」

 

「千聖さんでもここまでの規模は初めてなんですね」

 

「ねぇねぇ!!あっちにも色々あるよ」

 

「ホントですね!あ、あれは!」

 

「あ、イヴちゃん待ってよー!!」

 

「二人共、走ったら危ないわよ」

 

「あそこは日本の歴史コーナーみたいな感じですかね」

 

「そうみたいだね、甲冑とかも置いてあるよ」

 

「イヴちゃん凄い着たそうに見てるわね」

 

「えっと、日菜さんはっと」

 

「ねぇねぇ!!みんな見てみて!」

 

「「「・・・・・」」」

 

「って!あれ見て下さい!」

 

「「え?」」

 

ーー真剣のため、絶対に触らないで下さいーー

 

「「「てめぇぜってーそこから動くんじゃねーぞ!!」」」

 

 

「何だかパスパレの方は凄いことになってるね」

 

「そうですね、てかあれってさっきまであんなむき出しになってませんでしたよね?」

 

「うん、でもその前に日菜ちゃんがこころちゃんになにか言ってたみたいだけど」

 

「大方あの刀を触りたいとかでしょうね」

 

「あれ?薫ちゃんは?」

 

「え?薫さんなら私の隣に・・・あれ?」

 

「あ、美咲ちゃん、あそこ」

 

「え?あ・・」

 

「ああ、なんて美しいんだ、ああ、なんて儚いんだろ」

 

「あの人木に向かって何を言ってるんだ」

 

「薫くんこれ飲んでからあんなになっちゃったよ」

 

「あ、はぐみ、どこ行っての?」

 

「うん、かーくんと遊んでからこれもらってたんだ」

 

「それは?」

 

「甘酒!!」

 

「甘酒か・・・ねぇはぐみ、確かさっきこれ飲んで薫さんああなったって言ってたよね?」

 

「うん、薫くんにこれあげて、薫くんが一口飲んだらあんなになっちゃった」

 

「マジか、甘酒一口って」

 

「甘酒って確か全然酔わないはずじゃ」

 

「ええ」

 

「大丈夫かな」

 

「まぁいつもの薫さんと変わらないし良いんじゃないかな」

 

「「それもそうだね」」

 

 

「ど、どど、どどうど」

 

「とりあえず落ち着けってロック、凄いのはわかるけどよ」

 

「ででででも!」

 

「ますきの言う通り落ち着きなよ、私もびっくりしてるけど、ここには私達知り合いしかいないしさ、いつも通りのままでいいんだよ」

 

「レイヤさん」

 

「そうそう、いつも通りで良いんだよ、それに見てみろよ」

 

「パレオ!ここにあるもの食べ尽くすわよ!」

 

「はい!チュチュ様」

 

「あのジャーキーしか食わなかったチュチュがあんなにもがっついてるんだぜ」

 

「そうだね、それにあのままじゃ私達の分がなくなっちゃいそうだしね」

 

「そうだな、はやくしねーとなくなっちまうぞ」

 

「そうですね!」

 

 

「はーーーーー」

 

「ましろここに来てからずーっとあんぐりしてるね」

 

「だ、だって、こんな凄いところに私なんかが」

 

「えい」

 

「ふぇ!?」

 

「ましろんダメだよー、私なんかとか言ったらー」

 

「だって」

 

「ましろは気にし過ぎよ!こころさんも楽しんで行ってねって言ってたじゃない」

 

「ここで、あなたが楽しんでなかったら先輩たちに逆に失礼になるわ」

 

「そうだね、こころ先輩も笑顔で楽しんでねって言ってたしね」

 

「そうそう、楽しむことが先輩たちへのお返しだと思えばいいよー、ね、るいるい」

 

「ええそうね」

 

「そう言うことだからめいいっぱい楽しみましょ」

 

「そうだね、うん!」

 

 

「あ、あのー今新年のご挨拶を」

 

「新年の挨拶って、新年明けてから何日たってんだよ」

 

「ぐふ!」

 

「それに失踪しておいて、何普通に挨拶だけで済まそうとしてんだよ」

 

「えっと、それはですね」

 

「ほれ、言うことあんだろ」

 

「すみませんでした!!」

 

「俺に言うことか?」

 

「前作を読んでくれていた方が、突然失踪して、あたかも何もないように振りまいてしまいすみませんでした」土下座

 

「許さん」

 

「君が決めるの!?」

 

「読者を代表して言ってんだから仕方ない」

 

「え、いや、君が」

 

「読者代表な?」

 

「いや」

 

「な?」

 

「・・」

 

「返事は?」

 

「すみませんでした」

 

「よろしい」

 

「くそ、いい気になりやがって」小声

 

「うp主」

 

「な、何かな」

 

「ちょっとあっちでお話しようか」

 

「いや、それはちょっと」

 

「行こうか」

 

「行ってたまるか!!」逃走

 

「黒服さん」

 

「「「「「「「「「「は!」」」」」」」」」」

 

「お願いします」

 

「おま!それは卑怯、ちょ!やめ!」

 

あーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!

 

 

「えー、そういう事で、どういう事だ、まぁ良いや」

 

「要 結城の日常Ⅱをこれからよろしくお願いいたします、更新はおそらく不定期なるかと思いますので、その辺はご了承ください」

 

「それでは、改めまして」

 

 

 

 

「新年あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします!!要 結城の日常Ⅱをよろしくおねがいします!!」×全員(うp主以外)

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