ある日少年は休日の自由な時間を使い、街へと繰り出していた。見られない街に戸惑いながら街を歩いていると、ドンッ!っと誰かにぶつかってしまったのだ。少年は急いでぶつかった人に謝ろうとして、ぶつかった人の方を見ると、そこにはなんとも綺麗な女性がいたのだった。少年は少しの間その女性に見とれていたのだが、すぐにぶつかったことを思い出し、謝りながら女性に手を指し伸ばした。女性もその手を取り起き上がり、お互いに見つめ合う形となって、改めてその女性の顔をみて、その少年の心の中の何かが爆発し、少年は恋に落ちたのだった。
ーーーーーーーーーーーーー
「ていうのはどうかな?」
「おまえは一体何を言ってるんだよ・・・いきなり家に来たと思えば」
「??やっぱりインパクトが無いかな」
「そんな話は一切してないからな」
今俺の前にはたえがいる。いきなり家に来たと思ったら『こんなこと思いついた!』とか言い出してきたのだ。無視して家に帰らそうとしたのだが、それを無視していきなり話をし始め、今に至る。
「いきなり家に来て問答無用で訳の分からん話をし始めやがって。てかお前今日家族でどっか行くんじゃねーのかよ?」
「あ!そうだった!戻らなきゃ!」
そう言ってたえの奴は急ぎ足で戻って行った。
「一体何がしたかったんだ、あいつは」
そんなことを思いながら朝食を用意し、食べた。そして買い物に出かけるために着替えを始めた。
「買い物に行くがミユはどうする?」
着替え終わり、ミユにそう聞いた。するとすっと起き上がり、俺の肩に乗ってきた。
「んじゃあ行くか」
俺がそう言うとミユが『ミャー』と返事してくれたので買い物に出かけた。
ーーーーーーーーーー
あの後に買い物に出かけた俺らは、肉屋、八百屋、魚屋といろいろ行き買い物をして、最後にスーパーに立ち寄った。
「ミユは入れないからここで待っててくれな。」
俺がミユにそう言うと、ミユは大人しく店の入り口の端っこで、丸くなって待機を始めた。
それからスーパーで買い物を終え、外に出てミユを呼ぶ。
「お待ちどうさん、んじゃ帰るか」
俺はスーパーで買ったミユのおやつをミユにあげながら帰るために歩きはじめた。しばらく歩いた後に
「あ、そういやこれ貰ったんだった」
そう言って俺はポケットから一枚の紙を出した。その紙はスーパーでもらった福引券だ。俺はその福引券を手に、福引場に向かった。
そして、目的のとこに着いた俺らは福引をやるこにした。俺が回そうと思ったのだが、なんとミユが自分が回すと言わんばかりにガラガラのとこに行き、全身を使って、ガラガラを回し始めた。すると
カランッ
球が一つ出てきた。出てきた球は青色だった。
暁美ほむらさん☆10評価ありがとうございます!
駄目さん☆9評価ありがとうございます!
ビエンさん☆1評価ありがとうございます!
この作品に評価してくれましたか?
-
高評価した
-
高評価まではしてない
-
中評価した
-
低評価した
-
まだ評価してない
-
評価しない