要 結城の日常   作:テンツク

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187話

ピンポーン

 

「?誰だ?」

 

ガチャ

 

「結城さんこんにちわ!」

 

「香澄?どうしたんだ急に?」

 

「一緒にかき氷を食べましょう!」

 

「詳しく説明しなさい」ビシ

 

「あた、えへへ、実はリサさんから一緒にかき氷を食べようってお誘いを受けたので今向かってる途中なんです!」

 

「おう、それで?」

 

「せっかくだから結城さんも誘っちゃおうと思って来ました!」

 

「なるほどな、それあいつは知ってるのか?」

 

「全く知りません!!」

 

「    」ビシ

 

「痛!何するんですか!?」

 

「お前何で誘われた側なのに勝手に決めてんだよ」

 

「だって人数が多いほうが楽しいじゃないですか!」

 

「そう言うこと言ってねーよ、ったく」

 

「えへへ〜」

 

「褒めてねーからな」

 

「では行きましょう!」

 

「まだ行くなんて一言も言ってないんだがな、まぁ良いや」

 

俺は考えることをやめて香澄について行くことにした。

 

 

 

 

「ここですね!」

 

「ここがリサの家か」

 

「結城さんも初めて何ですか?」

 

「ああ」

 

「そうなんですね!それじゃあ行きましょう!」

 

ピンポーン

 

「はーい」

 

「戸山香澄です!」

 

「お!来た来た、開いてるから入ってきていいよー」

 

「分かりました!」

 

ブチ

 

「それじゃあ入りましょう!」

 

「だな」

 

先に香澄が入り俺はその後に続いた、中にはいると何やら音楽が流れていて俺達は音楽の方へと向かった、そして中を覗いてみるとそこには。

 

『う〜〜〜〇〇ぴょい♪〇〇ぴょい♪』

 

そこには今人気になっている某馬のゲームの映像が流れているテレビとそれを見て踊っているリサ、友希那、モカ、チュチュ、透子がいた、その周りでは写真、いやおそらく動画を撮っているパレオと椅子に座って手だけ動かしている花音がいた、一瞬テレビが暗くなりそこに写った俺らに気づいた全員が一斉にこちらを見たのであった。

 

「お兄ちゃん!?」

「兄さん!!」

「「「結城さん!?」」」

「ミスター結城!?」

「こ〜んに〜ちわ〜」

 

モカ以外の全員が俺の存在に驚きを隠せずに、モカだけは何事もなく普通に挨拶をしてきた。

 

「何で兄さんが私の家にいるの!?まさか夜這い!?」

 

「今昼だからな」

 

「香澄ちゃんに誘われたんでしょ〜?」

 

「ああ」

 

「「香澄/ちゃん!!」」

 

「はい!」

 

「「ナイス!」」

 

「ありがとうございます!」

 

「結城さん私の踊りどうだったー?」

 

「いや、俺が見たときにはちょうど終わったところだったから詳しくは見てねーよ」

 

「そっかー、それは残念」

 

「「結城さん/ミスター結城!!」」

 

「ん?」

 

「「さっき見たことは今すぐ忘れなさい!!」」

 

「・・・・フッ」

 

「「忘れろ!!」」

 

「おう、怖い怖い」

 

「結城さんもかき氷をお食べに来られたんですか?」

 

「半分香澄に強引に連れてこられたが正しいけどな」

 

「なるほど、さすが香澄さんですね!」

 

「てかさっきのはなしにしてもチュチュがいるなんて珍しいな絶対来なさそうなのに」

 

「チュチュさまは私がお連れいたしました!みなさんと交流出来る絶好のチャンスなので!」

 

「あー、なるほど」察し

 

「香澄も来たことだし早速作って食べよっかー」

 

「「「はーーい!」」」

 

「あ!兄さんは座ってて良いからね」

 

「それじゃあお言葉に甘えて」

 

俺はリサの言葉に甘えてソファーでゆっくりさせてもらうことにした、ちなみに調理を行うのはリサ、花音、透子、パレオの4人だ。

 

「これで全員なのか?」

 

「まだ来ますよ〜」

 

「そうなのか?」

 

「はい〜、後は千聖さんとレイヤさんとつぐが後から来ますよ〜」

 

「そうなのか」

 

「はい〜」

 

そんな事を話していると、出来上がったみたいで。

 

「みんなー出来たよー!」

 

「出来たみたいだな、取りに行くか」

 

「ですね〜」

 

ガチャ

 

「「「こんにちわ」」」

 

「あ!みんな来たみたいだね、入っていいよー」

 

「「「お邪魔します、って兄さん/お兄ちゃん!?」」」

 

「よう、お邪魔させてもらってる」

 

【何でお兄ちゃんが!?ダメ今日に限って勝負下着を履いてないのに、こんな時に限って】

【お兄ちゃんが来てるなんて、何で服装を適当に選んだときに限って!こんなことなら】

【兄さんが来ていたなんて・・・・履いてないけど大丈夫かしら、いや、いっそのことわざと見せて既成事実を】

 

「三人とも早くこっち来なよ?」

 

「「「あ!はい!」」」

 

「それじゃあいただきますかね、それじゃあ兄さん音頭をお願いね」

 

「何で俺なんだよ、まぁ良いや、それじゃあいただきます」

 

「「「「「「いただきます!」」」」」

 

パク

 

「「「「「おいしー!」」」」」

「久々に食ったけど上手いな」

 

「リサさんおかわりってありますか!?」

 

「うん、あるよー」

 

「ホントですか!?それじゃあ」

 

「あ、お前そんに急いで食ったら」

 

「!!!!」

 

「あーあ、やっぱりなったか、そりゃあそんな量一気食いしたらそうなるだろうよ、ほら大丈夫か?」

 

ナデナデ

 

「「「「!?!?!?」」」」

 

その時数名の頭の中に電流が走ったのであった。

 

「うぅぅーー頭痛いです〜」

 

「何でそれですんでるんだよ、普通はもっと悶絶するぞ」

 

「ちょっとみなさん!?」

 

「ん?」

 

パレオが叫び、結城が見てみると、そこにはお祭りなどで売っている量のかき氷を2個一気に口の中に放り込んだリサ、千聖、花音、つぐみがいたのだった、その結果は言わずもがな。

 

「「「「あぁぁぁぁぁぁ!!!」」」」ドタバタ

 

当然の結果となったのであった。

 

「アホか、てか逆にすげーけどなあの量を一気食い出来るなんてな、悪いけどお前ら看病してやってくれるか?俺は香澄のおかわりを作ってくるから」

 

「「「「分かったわ/分かりました」」」」

 

 

その後は四人に見守られながら痛みを引くまで地獄を見る四人なのであった。

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