要 結城の日常   作:テンツク

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205話

 

あるー日、森の中。

 

バン!

 

「結城はいるかしら!!」

 

「こころか、そんな勢いよくドアを開けると壊れっぞ」

 

「そうね、確かにそうだわ!これからは気をつけるは!」

 

「そうしてくれ、てかいつもの黒服さん達はどうしたんだ?」

 

「抜け出してきたからいないわ!」

 

「なんで黙ってきたんだよったく」

 

prrrr

 

『もしもし!?結城様ですか!?』

 

「あ、忙しいところすみません、多分こころを探してるところだと思ったんで連絡しました」

 

『あ、もしかして結城様のお家におらっしゃいますか?」

 

「ええ、今来てるところです」

 

『そうでしたか、それなら安心ですね、こころ様の事よろしくお願いします』

 

「了解です、それでは」

 

pi

 

「黒服さんには連絡しておいたから、今度からは一言言っておけよ?」

 

「分かったわ!!」

 

「それで?今日はどうしたんだよ?」

 

「今日は結城と一緒に行きたいところがあるの!」

 

「行きたいところ?」

 

「ええ!Mドナルドに行ってみたいの!」

 

「Mドナルドに?それなら黒服さんに連れて行ってもらえば良いじゃねーか?それにハロハピの連中とも行けるだろうに?」

 

「さっきテレビで見て、どうしても気になって来ちゃったの!」

 

「またいつもの思い付きかよ、まぁ良いやちょうど昼飯時だし昼飯がてら一緒に行くか」

 

「それなら早くいきましょう!」

 

「へいへい」

 

 

「ここがMドナルドね!」

 

「まぁ確かにこころは来なさそうではあるな」

 

「早く入りましょう!」

 

「へいへい」

 

「いらっしゃいませ!こちらでお召し上がりでしょうか?」

 

「はい」

 

「ご注文はお決まりでしょうか?」

 

「何にするよ?」

 

「どれが良いのかしら?えっと・・・あ!これにするは!」

 

「ハッピーセット、お前らしいと言えばお前らしいが、まぁ良いかすみませんこのハッピーセット一つとてりやきのセットをお願いします」

 

「ハッピーセットとてりやきバーガーのセットですね、お飲み物はどちらになさいましょうか?」

 

「コーラとこころは?」

 

「オレンジジュースにするは!」

 

「ハッピーセットのおもちゃはどれになさいますか?」

 

「どれが欲しいんだ?この四つから選びな」

 

「これにするわ!」

 

「それじゃあこれでお願いします」

 

「かしこまりました!合計で1000円でございます」

 

「そんじゃこれで」

 

「1000円ちょうどですね、それでは番号札3番でお呼びいたしますのでお席でお待ちください」

 

「ほい、そんじゃあ席に行くか」

 

「ええ!分かったわ!」

 

「お待ちいたしました!ハッピーセットとてりやきのセットでございます!」

 

「あ、どうも」

「ありがとう!」

 

「それではごゆっくりどうぞ!」

 

「わぁー!!美味しそうね!早速食べましょう!」

 

「そうだな」

 

「あーん!!」モグモグ

 

「ん・・・美味いか?」

 

「美味しいわ!」

 

「それは何よりだ」

 

「これももらって良いのかしら?」

 

「それはそれのセットで付いてくるおまけみたいなもんだ、だから気にしなくて大丈夫だぞ」

 

「そうなのね!」

 

「ああ、それと他のお客さんもいるからあんまり大きな声は出すなよ」

 

「分かったわ!」

 

「あんっと」

 

「ねぇ結城?」

 

「ん?どうした?」

 

「あれどうしたのかしら?」

 

「?何か困ってるみたいだな」

 

「心配だわ!」ガタッ

 

「っておい!?」ガタッ

 

「ねぇあなた、どうして泣いてるの?」

 

「こら、お前はいきなりすみません」

 

「い、いえ」

 

「う、う・・」

 

「すみません、ご迷惑じゃなければお話聞かせてもらえないでしょうか?」

 

「あ、はいそれがこのハッピーセットについてくるこのオモチャがさっき購入されたご家族でちょうど終わってしまって、この子これじゃなきゃ嫌だって聞かなくて」

 

「そうだったんですか」

 

「これなら私が持ってるわ!」

 

「ん?ああ、確かにこころのおまけで付いてたやつと一緒だな」

 

「それなら簡単よ!私のをあげれば済む話よね!」

 

「まぁ確かにそうだな」

 

「ねぇあなた、これをあげるから笑顔になって?」

 

「う、くれるの?」

 

「ええ!だから一緒に笑顔になりましょう!」

 

「うん、ありがとう」

 

「そんな泣いた顔じゃ幸せになれないわ!一緒に笑顔で!」

 

「うん!ありがとう!お姉ちゃん!」

 

「うん!笑顔が一番よ!」

 

「あの、本当によろしいのでしょうか?」

 

「あいつがやりたいと思ってやってる事なのでお気になさらず、寧ろ遠慮されてあの子があのままだとあいつの気が収まらないのでもらってやってください」

 

「ありがとうございます、何とお礼を言ったらいいやら」

 

「いえいえ、俺は何もしてませんので」

 

「ねぇ結城!」

 

「ん?どうした?」

 

「この子と一緒にご飯を食べたいわ!」

 

「お母さん!お父さん!僕もお姉ちゃんと一緒に食べたい!」

 

「別に俺は良いけど、どうしましょうか?」

 

「ご迷惑じゃなければ」

 

「ご一緒させていただければと」

 

「良いってよ、それじゃああそこの席にいますので注文してもらえればと思います」

 

「「ありがとうございます」」

 

「では、こころ席で待っとくぞ」

 

「分かったわ!」

 

その後注文を済ませた家族と一緒に俺はご両親と話しながら、こころは男の事一緒にセットのオモチャで遊びながら和気あいあいとしながら食事を楽しんだのだった。

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