要 結城の日常   作:テンツク

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206話

 

ある日の事、買い物に出かけていた時の事。

 

<やめてください!

 

っと声が聞こえてきたので、行ってみると。

 

「良いじゃねぇか、俺らと遊ぼうぜ」

 

「い、嫌です!」

 

「離してください!」

 

「そう言わずにさ~、いいとこ連れて行ってあげるからさ~」

 

「そんな事言われてついていく奴は今時いねーぞ?」

 

近くに行ってみると、そこには花音とましろが如何にも俺不良やぞ!みたいなのが数人でナンパをしていた。

 

「あぁ?何だてめぇ」

 

「お兄ちゃん!」

「結城さん!」

 

「今時そんなナンパの仕方で・・・・それとも拉致でもしようってか?」

 

「てめぇ!お前ら!やっちまうぞ!」

 

「「「イー!」」」

 

「危ないからお前らは早く逃げてな」

 

「「うん!!」」

 

俺がそう言うと二人は走り去った。

 

「あんまり強くなさそうだし、早く終わらせるか」

 

「ふざけやがって!いくぞてめぇら!」

 

「「「イー!!」」」

 

~数十秒後~

 

「「「イ~」」」

 

「な、なんなんだよてめぇわ・・」

 

「いや、ただ単に受け流しただけだけど・・・」

 

何故か知らないが、俺は一切攻撃することなく受け流してただけなんだが、数十秒で何故か息切れを起こし、取り巻きともども突っ伏してしまった。

 

「何だったんだ?まぁいいや、帰るとするか」

 

「それはできねぇな」

 

「な!いつの間に!」

 

「オラァ!!」ガン!

 

「っ!釘バットって、いつの時代だよ」

 

「俺達の仲間をよくもやってくれたな~?あぁ?」

 

「やるも何も、勝手に倒れただけなんだがな」

 

「ダマレェ!てめぇらもやっちまえ!」ガン!

 

俺を不意打ちで襲ってきた不良がそう言うとさっきの倍ぐらいの人数が一斉に攻撃してきた。

 

『っ!さっきのがなければ恐らく何とかなるんだが、さっきもらったので脳が少しやられたか・・』

 

「オラオラどうしたよ!やり返してこねぇーのかー!?」ガン!

 

「ヒーロー気取り野郎が!」ドス!

 

「イケメンは爆発しろ!」ドス!

 

「「「「イー!!」」」ポスポスポス

 

 

『ヤバいな、結構意識が朦朧としてきた、これ以上はやべぇかも』

 

俺は不良達からの攻撃を何とか防いでいたが、数が多すぎて全員の攻撃を防ぎきれずダメージを受けすぎたせいか、意識が朦朧としてきた。

 

「これで終わりだ!」

 

恐らくリーダー格であろう不良がトドメとばかりにバットを振り上げた。

 

「そこまでよ!」

 

 

「あ?」

 

意識が朦朧としながらも、声の方を見ると、そこにはこころと瑠唯がそこにいた。

 

「お前ら・・」

 

「結城!」

「結城さん!」

 

「これはあなたたちがやったのかしら?」

 

「ああそうだぜ!俺達の仲間のナンパの邪魔をしやがったからよ、痛い目にあってもらってたところだ!」

 

「「あはははは!!」」

 

ビキッ!!

 

「それより、お前らも良い感じの体してんじゃねぇーか」

 

そう言ってリーダー格がこころの胸を触る瞬間。

 

ガシッ

 

「あ?何してん、グハッ!」

 

リーダー格がこころの胸に手を触れる瞬間に、こころがその手を掴み目にも見えない程の速さでリーダー格・・・リーダーの顔面に思いっきり右ストレートをぶち込んでいた。

 

「っな!てめぇ!」

 

「ねぇ、私今物凄く機嫌が悪いの」

 

「はぁ!?そんな事知ったこっちゃ」

 

だから手加減が出来ないのよねハイライトオフ

 

「「ヒィ!?」」

 

「てめぇら怯むな!たかが女二人だろうが!それにそっちがやべぇ奴でも、こっちはそうじゃねーだろうよ!」

 

そう言うと不良の一人が瑠唯に標的を変えて襲い掛かった。

 

あら、私だったら余裕ってことかしら?ハイライトオフ

 

「くらえやクソアマがー!」

 

「そう・・・ならば!肉体言語で語るまで!」

 

瑠唯はそう言うと相手の攻撃を避け、足で相手を転ばし。

 

「この前七深に見せてもらったアニメにあった技を試させてもらうわよ、ちなみに私もこころさんと同じで手加減なんてできないから」

 

瑠唯はそう言って転んだ不良の足を取り。

 

「ッヒ!?痛いのはやだぁ~!!」

 

「プリンセスフィギアフォーレッグロック!」

 

「痛いー!折れる!折れる!ごめんなさいー!」

 

「何を言っているの?まだ決まってすらいないじゃない、これからが本番よ?」

 

「い、いやだ・・」

 

「それじゃあ逝くわよ?」

 

「いやだー----!!」

 

「プリンセス・アキレス腱固め!」ゴキッ!

 

「ヒギッ!?」

 

「プリンセス・腕ひしぎ十字固め!」ボキッ!

 

「ミギャ!?」

 

「プリンセス・卍固め!」ボキボキ!

 

「ウギャーーーーー!!」

 

ドサッ

 

「今日はこれぐらいで許してあげるわ、さて」

 

「次の相手は誰かしら?」

 

「「「ッヒ!?」」」

 

「「「イー!?」」」

 

「って、てめぇ動くんじゃねー!こいつがどうなっても良いのか!?」

 

「あら、まだ懲りてないのかしら?」

 

「そうね、また罪を増やして何になるのかしら」

 

「うるせぇ!これ以上動くとこいつの命はねーぞ!」

 

「命がないのは貴様の方だがな」

 

「っな!?誰だてめぇ・・」

 

「こころ様遅くなって申し訳ございません」

 

「大丈夫よ!それよりそっちの方は終わったかしら?」

 

「はい、この不良グループの大本を終わらせてまいりました」

 

「そう、ありがとう」

 

「それで、この輩達はいかがいたしましょうか」

 

「そうね、処理はあなた達に任せるわ、ただしみんなの好きな結城をこんなにボロボロになってみんな悲しむでしょうから、それ相応の事をしてもらわないと私の気がすまないわ」

 

「承知いたしました、それでは処理はこちらでいたします、〇んだ方がましだと思うほどに拷〇をいたすことにします」

 

「ええ、簡単に〇しちゃダメよ?」

 

「は!」

 

「そんな事より先に結城さんを病院へ連れて行きましょう」

 

「そうね、怒りで順番が逆になっちゃったわ、あなた達早急に結城を病院に!何としても無事で済ませること!」

 

「は!」

 

こうして俺はこころの所の黒服さんに病院へ運ばれることになった。

 

 

あれから数日が経ち、今はこころの家の系列の病院のベットの上にいる、あの後俺は病院で治療と検査を受け、身体的な傷は問題はなったが、脳の方を少し様子を見ると言う事で数日入院をする事になったので今は病院のベットにいる。

 

「大丈夫かしら結城?」

 

「ああ、すまんな助かったわ、瑠唯もありがとうな」

 

「いいの、あなたが無事なら何も問題ないわ」

 

「そうか、花音とましろもありがとうな、こころに言ってくれたんだってな」

 

「ううん、お兄ちゃんの事だからあんまり心配はしてなかったんだけど、もしもの事があったら嫌だったからましろちゃんと一緒にこころちゃんに言いに行ったんだ」

 

「それで途中で瑠唯さんに会って瑠唯さんとこころさんが二人で飛び出して行っちゃったから心配しちゃいましたけど」

 

「しかし、黒服さん達はどうやって分かったんだ?」

 

「私が結城のもとに向かってるとき電話しておいたの!」

 

「はい、それで我々が総力を使って調べ上げ、今回奴らの住処を調べ上げることができ、排除する事が出来ました」

 

「みなさんもありがとうございました」

 

俺はそう言って黒服さん達に頭を下げた、黒服さん達はニッコリしてそのまま去っていった。

 

「お前らに何かお礼をしないとな、何が良い?」

 

「お、お礼なんていらないよ!?」

 

「そ、そうですよ!?むしろ私達は結城さんに助けられた側なんですから!」

 

「でもお前らがこころを呼んでくれなかったらどうなってたか分かんねぇんだ、お礼ぐらいさせてくれ」

 

「「わ、分かった/分かりました」」

 

「それで?何が良い?」

 

「私は結城さんとのデートが良いわ」

 

「「る、瑠唯さん!?」」

 

「私もデートが良いわ!そうだ!みんなで一緒にデートをしましょう!」

 

「お前はデートの意味が分かってなさそうだが、三人はそれで良いか?」

 

「私は構わないわ」

 

「「わ、私も!!」」

 

「そうか、それじゃあ退院したら五人でどこか行こうか、行きたいところとか探しておいてくれ」

 

「分かったわ!」

 

「分かったわ」

 

「うん!」

 

「分かりました!」

 

そんなこんなで今回の事件?は何とか俺が怪我をするだけで事が済んだだけで良かったのであった。

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