〜Galaxy〜
「ちわーす」
「あ、ますきちゃんいらっしゃい!今日も練習?」
「おう」
「それ何だけー」
「ん?どうかした?」
「今使ってるんだよね」
「こんな時間にか?」
「うん」
「誰が使ってるんだ?」
「えっとね、CLOCKの要さんと小松さんが使ってるんだ」
「!!あの二人が!行ってくる!」
「あ!ますきちゃん!?」
ダッ!ダッ!ダッ!
!〜〜〜!!〜〜!
「ホントだ・・・」
ますきが覗いている中はこんな感じになっていた。
『ん〜〜、何かうまくいかねーんだよなー』
『お前は変に動きを加えるからだろうが、俺もやるから合わせてやるぞ』
『やっぱダメかー、カッコイイと思ったんだけどなー』
『音ズレたらそれこそカッコ悪いぞ』
『やっぱり?』
『ほれ、さっさとやるぞ』
『結城とセッションって久しぶりだなー』
それを扉越しに聞いていたますきはと言うと。
「な!あの二人でセッション!?こんなの二度と聞けねぇぞ」
そう興奮したますきは勢いのあまりに力が入り扉が開いてしまってコケるように中に入ったのであった。
「うわぁ!?」
バタン!
「「ん?」」
「いてて」
「ますき?」
「あ!この子って確かRAISE A SUILENのドラムの子じゃなかったっけ?」
「そうそ、そんでどうしたの?」
「いや、お二人がここを使ってるって聞いて来たんですよ」
「あ、もしかして使いたかった?それは悪いな、今からどくから」
「いや!そのままで良い!それで何だけど、今から二人でセッションするんだよね?」
「そうだよ」
「その演奏をここで聞いて良いかな!?」
「俺らの演奏を?」
「ああ!」
「俺は良いけどどうする?」
「俺は大賛成だぜ!!」
「良いって、良いところ見せようとするのは良いけど、ちゃんと叩けよ?」
「もちろんよ!」
「んじゃあ準備するから、椅子でも持って来ときな」
「分かった!」
「そんじゃあ準備するか」
「おう!」
結城達は演奏の準備を始め、ますきは椅子を取りに行ったのであった。
「よし、準備は良いか?」
「OK!」
「それじゃあ始めるか、そんじゃあ今から始めるな」
「・・・」コクッ
ますきが頷くと二人はアイコンタクトをし、演奏を開始した。
「 」カンカン
「!!〜〜〜!〜!〜」
「!!〜〜〜!〜!〜」
(な!?なんだこれ!?いきなりこんなに飛ばすのか!?)
二人の演奏を聴いたますきは二人の実力に驚愕するしかなかったのであった。
「!〜〜!〜〜!!」
「!〜〜!〜〜!!」
「ふー5割ぐらいだったが、良かったんじゃないか?」
「確かになー、まだ曲出来て3回目だもんなー、てか結城は最初の1回だけじゃねーか!!」
「お前とは違うんでね!」
「事実だけどムカつく、赤司といい結城いい何で1回で覚えられるんだよ!!」
「ちょっと待ってくれ!!」
「「ん?」」
「え?今5割って言ったのか?」
「まぁ出来的には5割ぐらいじゃないかな?なぁ?」
「そうだなー、それぐらいじゃないかなー」
(嘘だろ!?あれで5割だって!?)
「それでどうだった?ますきの感想は?」
「いや、凄すぎだった(次元が違いすぎるだろ)」
「満足してもらえて何よりだ、今日のところは終わるか?」
「そうだな、今日のところはこの辺にしておくか」
「良い時間だな、飯でも行くか」
「そうだな!どこ行く?」
「そうだな、とりあえず片付けしながら考えるか」
「そうだな」
「じゃ!じゃあさ!」
「「ん?」」
「あたしが働いているところのラーメン屋で食べて行かないかい?」
「ますきが働いてるところ?」
「ああ、あたしがアルバイトで働かしてもらってるところなんだけど、どうかな?」
「良いんじゃないか?なぁ?」
「良いねー!!」
「よし、片付けも終わったし、行こうか」
「「おぉ!」」
3人はGalaxyを後にし、ラーメン屋へと向かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜ラーメン銀河〜
ガラガラ
「いらっしゃい!!ますかじゃないか?、今日は休みじゃなかったか?」
「今日はこの人達にご馳走したいと思って連れて来たんだ」
「この人達?」
「あ、どうも」
「お邪魔しまーす!!」
「「この二人にかい?」」
「そうなんだ」
「どうも、要 結城と申します」
「小松って言いまーす!」
「めずらしいじゃないか、あんたがご馳走したいだなんて」
「演奏を聞かせてもらったお礼にご馳走をしたいと思ったんだ」
「二人もバンドをしてるのかい?」
「ええ、CLOCKって言うグループでたまにやってます」
「な!?」
「早く座ろうぜ?」
「そうだな、どこでも良いのか?」
「は!?カウンター席にどうぞ」
「やっふー!」
「それじゃあお邪魔して」
「これがメニュー表だよ」
「ますきのおすすめはどれなんだ?」
「あたしのおすすめはこの味噌ラーメンだね」
「それじゃあこれにしようかな」
「俺もそれにする!」
「店長味噌ラーメン2つで」
「ますきは作らないのかい?」
「店長が作る上手いラーメンを食べてっもらいたいからさ」
「そうかい」
そう言うと店長はラーメン作りを始めた。
「しかしこんなところあったんだな」
「俺も初めてだな、あれ?」
「ん?どうかしたか?」
「ほら結城あれ」
「ん?写真?」
「あれは店長が昔バンドを組んでた時の写真だね」
「店長さんバンドやってたんだ、確かに店長さんらしき人がいるな」
「そうなんだよ、それでその隣に居るのがうちの親父なんだ」
「この人ますきちゃんのお父さんなんだ、お父さんもバンドやってたんだ」
「味噌ラーメンお待ち!」
「お、美味そう」
「だな!マジで美味そうだな」
「冷めないうちにどうぞ」
「いただきます」
「いただきまーす!」
ズルズル
「美味いな」
「これうめぇー!!」
「気に入ってもらえて何よりだよ、それでお二人さんに聞きたいことがあるんだけど」
「どうかしましたか?」
「サインとか書いてもらうことは出来ないかね?」
「店長CLOCKのファンだったのか!?」
「あたしじゃないよ、娘がファンなんだよ」
「その娘さんへのサインって事ですかね?」
「ああ、そうなんだよ」
「別に良いですよ、どれに書きますか?」
「これに書いてもらいたいんだけど」
「色紙、ニ枚?」
「一枚は店に飾りたくてね」
「ズルズル・・・だったらあいつらにも書いてもらおうぜ」
「あいつら?」
「あぁそうだな、店長さんこの色紙少しの間もらってても良いですか?」
「かまわないけどどうするつもりだい?」
「どうせだったら残りの三人にも書いてもらおうと思ったんで」
「良いのかい?」
「ええ、話せば書いてくれると思うので」
「こちらとしてはありがたい限りだけど」
「だったら明日もここにくれば良いんじゃね?どうせ明日全員でやるんだし」
「あ、そうだった」
「忘れてたのかよ」
「らしいので、明日全員でお邪魔したいと思います」
「明日は全員で演奏するですか?」
「あぁ、忘れてたけど」
「明日もGalaxyでやらせてもらうから聴きたいんだったらおいでよ!」
「良いのかい!?」
「別に聴かれてダメってわけでもないからな」
「それはあたしも聴かせてもらっても良いのかね?」
「かまいませんよ、お時間があるようでしたらますきと一緒にいらしてください」
「それじゃあお邪魔するよ」
「ふぅ、ご馳走様でした」
「ご馳走様でした!!」
「満足していただけたかな?」
「ええ、とても美味しかったです」
「また来ます!!」
「えっとお金っと」
「お金は私が出すから!!」
「あ、そう言えばそんな話しだったっけ」
「ますきちゃんありがとう!そういやますきちゃんもラーメン作るの?」
「偶に作らせてもらいます」
「それじゃあ明日はますきちゃんが作ったやつを食わせてくれよ!」
「え?あたしのを?」
「ますきちゃんのも食いたいからさ!」
「分かった!」
「じゃあ俺もそうしようかな」
「結城さんも!?」
「ダメだった?」
「ダメじゃない」
「じゃあ決まりで」
「さて、そろそろ帰るか」
「そうだな、ご馳走様でした美味しかったです」
「ますきは帰らないのかい?」
「あたしは食べて帰るよ」
「それじゃあ俺らは帰ります」
そう言って結城と小松は店を後にしたのであった、二人が去った後の店はと言うと。
「それで?あんたはどっちの事が好きなんだい?」
「な!?何を!?」
「まぁさっきのやり取りを見てたら分かるよ、要君の方なんだろ?」
「そ、そうだよ///」
「あの子は何かライバルが多そうだね」
「確かに多いよ」
「でも負けるつもりはないんだろ?」
「ま、まぁな」
「ふふふ、あたしはあんたのことを応援してるよ」
などと言う事が話されているのであった。
うP「ちなみに僕は醤油派です!!」
「誰も聞いてねーーよ!!」×バンドメンバー
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