どうもみなさん結城です、今回はどこに居るかと言うと・・・羽沢喫茶店の前に来ていまーす、散歩途中で前を通りかかった時に何やら良い匂いがしたので入るところでーす。
カランカラン
「いらっしゃいませ、結城君じゃないか」
「こんにちわ」
「ゆっくりして行っておくれ」
「じゃあご遠慮なく、しかし今日は人が多いですね」
「ああ、これのおかげかな」
「これは?」
「季節のケーキを作ってみてね、それの限定販売をしているんだ」
「ほうほう」
「良かったら食べてみておくれ」
「そうですか、それじゃあそれとコーヒーをお願いします」
「かしこまりました、少々お待ちください」
そう言ってマスター(つぐみの父)は厨房へ行ったのだった。
それから少ししてつぐみが料理を持って来た。
「お待たせしました!季節のケーキとコーヒーになります!」
「つくし?」
「あ!結城さん!ごゆっくりしていってくださいね!」
「ここで働いてるのか?」
「そうなんです!すごくやりがいがあるんですよ!」
「それは何よりだ」
「つくしちゃーん」
「はーい!失礼しますね!」
「ああ、行ってきな」
そう言ってつくしは他のお客さんのところへ行った、てかいつの間にかここで働いてたんだな、そんなことを思いながら運ばれてきたケーキを食べることにした。
「あーん・・・これは美味いな」
これはりんごとカスタードがいい感じにあいまって、良い感じの甘さも美味さを引き立ててるな。
「・・・・」
そんな感じで食べて居ると。
カランカラン
「いらっしゃいませ!」
「二人なんですが」
「お二人ですね!それではこちらのお席に」
「あら、結城君」
「え!?」シュバ!
「ん?」モグモグ
「あそこの席にご一緒させてもらうわ」
「そ、そうですか、分かりました」ピキピキ
どうやら店に入ってきたのは新田と速水でこちらに近づいてきて。
「結城君一緒でも良いかな?」
「ああ、別に良いぞ」
「それじゃあご一緒させてもらうわね」
特に断る理由もないので相席を了承した。
「ご注文は何にしましょうか!」
「かわいい、外人さんかな?」
「ほら美波、先に注文決めちゃいなさい」
「あ!そうだった!」
「私はガトーショコラと紅茶を」
「えっと私は・・・アップルパイと紅茶を!」
「ハイ!ガトーショコラとアップルパイ、それと紅茶がおふたつですね!それではご用意いたしますね!」
イヴは注文を取ると厨房へ戻っていった。
「可愛い子だね、外人さん?」
「日本とフィンランドのハーフだよ」
「あんな子居たんだね、モデルさんとかやれば良いのに」
「元々はモデルだぞ」
「そうなの!?」
「ああ、分け合って今はアイドルバンドやってるけどな」
「アイドルでも十分だよね」
「・・・」
「どうかしたか?」
「いや、随分詳しいのね」
「まぁ仲良いからな」
「「・・・」」
「ん?どうかしたか?」
「いーやー、何も〜」
「??」
「何て名前のバンドなの?」
「Pastel*Palettesって名前だ」
「あ!知ってる!確か雪音君が好きなグループだよね?確か志希ちゃんも好きだったよね?」
「ええ」
「宮本が?それは意外だな、興味ないかと思ってた」
「ふふ、普段のあの子を見てたらそう思うかもね」
「結城君はあの子とどういった関係なの?」
「特にこれと言ってないぞ?ただ単に仲が良いだけだが」
「もしかしてあの二人とも仲が良いの?」
「ああ、あの二人も別でバンド組んでるしな」
「もしかしてどの子か彼女だったりするの!?」
「いんや」
「良かった」
「結城君って本当にそう言った事に興味ないわよね」
「まぁな、ちょっと悪い」
「どうかしたの?」
「ちょっとトイレ行ってくるわ」
「私達の事は気にしなくていいわよ」
俺は二人に断りを入れてトイレに向かった。
俺がトイレに行った後の事。
「お待たせしました、ガトーショコラとアップルパイと紅茶でございます」
「ガトーショコラは」
「私ね」
「アップルパイは」
「私!」
「そして紅茶でございます」
「「ありがとう」」
「そ!れ!で!何ですが!」
「何かしら?」
「はい?」
「私のお兄ちゃんとはどう言った関係何でしょうか」
「ワタシの兄さんとはどのような関係なのでしょうか」
「「私の?」」
「ええ、お兄ちゃんは私のですから、お二人がどう言った関係なのかを確認しないといけないので」
「私達は結城君と同じ大学の同じ学部の同じゼミ仲間の関係よ」
「結城君とはほぼ毎日一緒にいるの」
「むむ!」
「二人はどう言った関係なのかしら?」
「私はお兄ちゃんの妻です!」
「ワタシは兄さんの許嫁です!」
「「「「・・・・」」」」
「もしかしてお二人はお兄ちゃんの事・・」
「ええ、あなた達もなのね、でも私達の他にもまだいっぱいいるわよ」
「そうですか、こちらもまだまだいます」
「結城君のどこが好きなの」
「もちろんイケメンなところもですが、普段はダルそうにしているのに、バンドの時の真剣な顔のギャップがとてもカッコいいんです!」
「そうだよね!普段もカッコいいんだけど、いざ真剣な表情がとてもグッとくるんだよね!」
「困っている人が居るとすぐに助けにいかれるんです!とてもブシドーです!」
「そうね、この前迷子になっている女の子を優しく抱きかかえて親御さんのところに連れて行ってあげてるところもとても素敵だったわ」
「この前なんて!・・・」
「少し前だけど!・・・」
「私達になんて!・・・」
「私達の事も!・・・・」
トイレから出たら何やら四人で和気藹々と談笑していたので邪魔になってはと思い俺は帰ることにした。
「つくし、お会計お願い」
「あ!はい!季節のケーキとコーヒーですね、700円になります!」
「ほい」
「ちょうどですね!ありがとうございました!」
「ごちそうさん、また来るよ」
「はい!またのお越しを!」
俺は支払いを済ませて家に帰るのであった。
結城が帰った後、話がヒートアップした四人はその後も次々と結城の事を話し、つくしが結城が帰ったことを告げるまではひたすら話しあい、その後謎の友情が芽生えたのであった。
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