要 結城の日常   作:テンツク

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255話

やっほーみんな!私の名前は弦巻こころよ!世界中を笑顔にしていくことを目標にハローハッピーワールドって言うグループでいーっぱい演奏をしていくわ!今私達はハロハピの仲間と一緒に私のお屋敷で集まっているの!

 

「もうすぐ合同ライブだね!」

 

「ええそうね!とっても楽しみだわ!」

 

「日本中の子猫ちゃん達が集まってきてくれるんだね!」

 

「でもちょっと不安なところもあるけどね」

 

「まぁそうですね、なんたって過去最大級のライブになりそうですもんね」

 

「それでも私達はみんなを笑顔にしていくわ!」

 

「そうだね!はぐみも頑張るよ!」

 

「それより今日はライブの最終打ち合わせをするんでしょ」

 

「そうね!」

 

「それならさっさと始めようよ」

 

「そうね!始めましょうか!」

 

私達が打ち合わせをしようとした時の事だったわ。

 

バタン!

 

「こころ様突然申し訳ございません!」

 

「あら?どうしたのかしら?」

 

「こころ様にお電話がございまして!」

 

「あらそうなの?繋いで頂戴!みんなにも聞いてもらいましょ!」

 

「いやいや、それって私達が聞いて良いものなの?」

 

「大丈夫よ!心配ないわ!お願い!」

 

「はい!」

 

『やぁこころ嬢お久しゅうございます』

 

「あら?誰かしら?」

 

『覚えてらっしゃらないですか、それでは改めまして、僕は〇〇と申します今回はこころ嬢にお話があってお電話させていただきました』

 

「あれ?何かしら?」

 

『こちらの方で要 結城を捉えさせていただきました』

 

「「「「「!!」」」」」

 

『要 結城を返せて欲しいのであればこれから僕の言う場所まで来てください、間違っても警察に通報しようだなんて思わないでくださいね、要 結城に何をするか分かりませんので』

 

「分かったわ」

 

『それでは場所がですが、〇〇工場まで来てください、それと』

 

「まだ何かあるのかしら」

 

『一緒に連れ来て欲しい方々がいるのですよ』

 

「それは誰かしら」

 

『氷川姉妹と豊川京香、それとあなたのお屋敷の黒服をです』

 

「分かったわ、でもそうなると少し時間がかかってしまうわ」

 

『そこは存じてあります、ですがあまりに遅いと要 結城が大変な事になってしまいますので、早めに来たほうが良いと思いますよ、それでは』

 

ブツ

 

「「「「「・・・」」」」」

 

「どどどどうしよ!?結城君が攫われちゃった!?」

 

「おおおおおおおお落ち着くんだはぐみ!」

 

「薫さんが落ち着いてくださいよ」

 

「でもどうしよっか?」

 

「そうですね、ここはこころに任せましょう」

 

「それが良いね」

 

「みーくんとかのちゃん先輩はすごく落ち着いてるね」

 

「心配じゃないのかい?」

 

「そりゃあイマスグニデモコロシニイキタイデスヨ」ハイライトオフ

 

「ソウデネ、デモワタシタチガイッチャウトオニイチャンガナニサレルカワカラナイモン』ハイライトオフ

 

「「ヒィ!?」」

 

「こころ様いかがなさいましょうか、我々ならばすぐにでも要様を助けに行けますが」

 

「そうね、本当はそうしたいのだけれど、もし結城の身になにかあったらダメだから言われた通りにしましょう」

 

「は!」

 

「あなたは今から紗夜と日菜、それと京香にこの事を伝えて頂戴」

 

「は!」

 

「桜!いるかしら」

 

「は!ここに」

 

「さっきの事何だけど」

 

「承知いたしております」

 

 

「ありがとう、早速だけど出る準備をお願いね」

 

「「「は!」」」

 

「こころ様!氷川紗夜さん氷川日菜さん豊川京香さんと報告完了いたしました!すぐにこちらにお見えされるらしいです!」

 

「そう、それは良かったわ、それじゃあすぐに向かいましょう!」

 

私達は屋敷を飛び出し、指定された場所へと向かったわ、道中で紗夜、日菜、京香を迎えて最速で飛ばした。

 

「ここでございます」

 

「そう、ここが」

 

「廃工場ですね、ここに結城さんが」

 

「誘拐だなんて、ルンってしないね」

 

「あの子本当に色々厄介事に関わるわねー」

 

「ご心配ではないのですか?」

 

「まぁあの子だし?それにこの作品がギャグ作品だからなんやかんや大丈夫でしょ」

 

「さぁ!早く行きましょう!」

 

私達は中に入って行ったわ、中を進み扉を開け中に入ったら中には電話の相手であろう人物とその他に十人ほどが居て、その中央には椅子に縛られて全身から血を流している結城が居たわ。

 

「お待ちしておりましたよこころ嬢」

 

「来てあげたわよ、早く結城を離して頂戴」

 

「それは出来ませんね」

 

「何故かしら」

 

「それはですね、前回の事を覚えてらっしゃうでしょうか?赤司様のパーティーの事です」

 

「ええ、それが何かしら」

 

「あの時の一件で私の家族は自由を奪われたんですよ!あなたのお父上と赤司家の当主のせいでね!」

 

「あれはあなたのせいじゃないかしら」

 

「うるさい!あれのせいで父は降格されて給料も減り!毎日毎日仕事のストレスで僕や周りの人にあたったりするんだ!そのせいで僕の体には痣が大量に出来、そのせいで周りの友達はみんな離れていったんだ!」

 

「・・・」

 

「それもこれも全てこの男のせいで!それで思いついたんですよ、こころ嬢にも僕と同じ事を味わってもらおうってね!」

 

「どうするのかしら?」

 

「あなた方の恥ずかしい写真をネットに晒すことであなた方を世界中に晒すことであなた方は世間の人間から軽蔑ね目で見られるでしょう!そうなればあなた方は今まで通りの生活が出来なくなるでしょう!」

 

「・・・」

 

「要 結城を開放する条件は簡単ですよ、あなた方の裸の写真を撮らせてもらうことですよ!後はこの者達を楽しませる事です」

 

「「「へっへっへ」」」

 

「さぁ!どうなされますか!自分の身を守って要 結城を見捨てますか!?それとも自分を犠牲にして要 結城を助けますか!?どっちにしますか!」

 

「分かったわ」

 

「分かりました」

 

「分かった」

 

「分かったわ」

 

「ほう、潔いですね、それでは!」

 

「でも一つお願いがあるのだけれど」

 

「何でしょうか」

 

「ここだと周りが暗いからあまりいい写真が撮れないと思うの」

 

「確かにそれもそうですね」

 

「だからあっちの隣のホテルでやらないかしら?その方がその後も楽しめるでしょ?」

 

「そうですねそうしましょうか、僕はここで要結城を見張って置く、写真の方はそっちに任せるよ」

 

「へっ良いのかよ」

 

「君達が楽しみたいからご要望にお答えしたんだよ」

 

「それもそうだな、おいお前ら!行くぞ!」

 

「「「「おおー!!」」」」

 

「こっちだ、ついてきな」

 

私達は男達の後についていったわ、廃工場を出て隣の・・こっちは廃ホテルかしら、ホテルについた私達は広間みたいな所に連れてこられたわ。

 

「ここがあんた達が恥をかく場所だ」

 

「・・・」

 

「さて、楽しみの時間を増やしたいからな、さっそく写真を撮っちまおうか」

 

「何をすれば良いかしら」

 

「全員服を脱いで下着になってもらおうか」

 

「分かったわ」

 

私はそう言って服から脱ぎ始めた。

 

「「「うぉーー!」」」

 

「あんた達も脱いでもらおうか」

 

男の言葉に他の四人も服を脱ぎ始めた。

 

「「「ふぅー!」」」

 

「次は下だな」

 

「ええ」

 

「わかったわ」

 

そう言って私達はズボンも脱ぎ下着になった。

 

「「「うわーー!!」」」

 

「これで良いかしら」

 

「へっへっへ、これはこれは」

 

「兄貴!早くやりましょうぜ!」

 

「そうだな、それじゃあさっそく・・」

 

「私達の下着が見れて満足いただけかしら」

 

「へへ、そうだな」

 

「そう、それじゃあ」

 

「「「「「この世に生まれてきたことを後悔するんだな!」」」」」

 

その言葉と共に五人は走り出し。

 

「てめぇ!」

 

男の一人がこっちにパンチを放って来たので私はそれを避け、そのまま男のアソコに。

 

「えい!」

 

ガンッ!

 

思いっきり蹴りをかましたわ、男はそのまま崩れ倒れ、私は振り返り。

 

「このアマ!」

 

次の男は腕を大きく振りかぶったので、私は懐に入り込み。

 

「グハァ!?」

 

そのままサマーソルトで男の顎を思いっきり蹴り上げたわ、男のはそのまま倒れてったわ、他のみんなは大丈夫かしら。

 

「この!」

 

「何なんだよ!?」

 

「助けて!?」

 

「何でお前らこんな!?」

 

「何で私がここにしようって言ったか分かるかしら?」

 

「し、知らねーよ」

 

「それはね」

 

「結城にこんな暴力的な姿を見せたくないからよ」

「結城さんにこんな姿見せたくないからよ」

「結城君にこんな姿見せられないからね」

「結城様に暴力を振るっている姿を見せられませんから」

「結城にこの姿見せたら馬鹿にされちゃうかね」

 

さぁ、さっさと片付けちゃいましょう。

「ふー、終わった終わった」

 

「お姉ちゃん大丈夫?」

 

「ええ、なんともないわ」

 

「桜さん流石ねー」

 

「京香様も大変お美しかったでございます」

 

「さ!早く結城を助けに行きましょう!」

 

「「「ええ!」」」

「うん!」

「はい!」

 

私達はさっきの工場へと戻ったわ。

「あいつら遅いな、一体何をしているんだ」

 

バンッ!

 

「戻ったか!」

 

「ええ、戻ったわ」

 

「な!?何でお前たちが!?」

 

「そんなの、あの汚らわしい男達を潰したからに決まっているじゃないですか」

 

「お姉ちゃん、こいつにそんな事言ってもわかんないと思うよ」

 

「何でだ!人数はこっちが倍はいたはずだぞ!」

 

「そんなの相手が悪いわよ」

 

「馬鹿な!手練れを集めたんだぞ!そんな事があってたまるか!」

 

「弦巻家の使用人を舐めてもらっては困りますね」

 

「さて、それじゃあ結城を返しもらいましょうか」

 

「ち、近寄るな!こいつがどうなっても良いのか!?」

 

主犯の男はそう言ってナイフを結城のクビに突き立てた。

 

「それ以上近づいたらこいつの命はないからない!」

 

「親切にどーも」

 

「な!?何言ってるんだ!」

 

「こう言う事だよ」

 

結城はそう言って椅子に縛られてる状態から思いっきり足を蹴り上げ男の手を蹴り飛ばしたの、あまりの威力に男からナイフが飛んでいったわ。

 

「お前らが無駄に時間をかけてくれたおかげですっかり回復出来たよ」

 

「やっぱり無事だったじゃん」

 

「弟の心配ないのかよ」

 

「結城なら何とかなると思ってるし!」

 

「ったく」

 

「今手錠を外しますね」

 

「外せます?」

 

「はい、ここをこうして・・・はい」

 

「すげぇな、ありがとう桜さん」

 

「いえ、なんてことございません」

 

「くっそ!なんでなんだ!」

 

「さて、あなたについてだけど」

 

「な、なんだよ!」

 

「弦巻家が所有する獄門にあなたを幽閉することにするわ」

 

「ふ、ふざけるな!」

 

「ふざけてるのはあなたでしょ、私達のライブの直前にこんな事しておいてただで済むと思っているのかしら」

 

「こんな所で捕まってたまるか!」

 

「この数から逃げ切れるかしら?」

 

そう言うと私の後ろから多数の使用人が現れたわ。

 

「あ、あ」

 

「連れていきなさい!」

 

「「「「は!」」」」

 

「やめろ!離せ!やめてくれ!お願いだから!嫌だ!助けて!助け!・・・」

 

「結城君大丈夫?」

 

「あはは!ボロボロじゃない!」

 

「私が一生看病してあげますからね、下の方も」

 

「近い近い、紗夜近い」

 

「「「「あはは」」」」

 

「・・・」

 

「こころ様?どうされましたか?」

 

「何でかしら、何だか結城が紗夜達と居ると胸のところがチクチクするの」

 

「そうですか」

 

「ねぇ桜何でかしら」

 

「それはこころ様が結城様の事を好いているからです」

 

「私は結城の事好きよ?」

 

「いえ、今のこころ様は結城さんの事を一人の男性として好いているのです」

 

「一人の男性として」

 

「美咲さんや花音さんが結城さんに思う感情と同じ感情と言う事です」

 

「そう、そうなのね」

 

そうなんだ、私はいつの間にか結城の事が大好きになっていたのね・・・そう。

 

「イッショウハナサナイワ・・・フフ」

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