こんにちはみなさん私の名前は椎名立希と言います中学3年で今年から高校生になります、今は友達の高松 燈と一緒に学校に向かう電車に乗っている所です。
さわっ
「!!」
するといきなり後ろから誰かにお尻を触られたんです、これって痴漢だよね。
「立希ちゃん?」
私の変化に気づいた燈がこっちに声をかけてきた、ホントはここで大声で叫びたいけどもしかしたらそれに気づいた痴漢が何をするか分からない。
さわさわ
「!!」
すると抵抗をしないと分かった痴漢はさらに私のお尻を撫でてきた、どうしようこのままだと燈にも危害が加わっちゃうかも、それだけは絶対に避けないと。
「立希ちゃんもしかして!」
燈が何があったのか悟ったみたいだけど、ダメ!言っちゃうと燈が!そんな事を思った時だった。
「はーい、おっさん次の駅で降りようか」
「な、なんだね!?」
「何だねじゃねーよ、思いっきり痴漢してんじゃねーか」
「どこにそんな証拠が!」
「ここにあるけど?」
「て事だ、証拠もバッチリ目撃証言も多数あるが?」
「クソ!こんな所で主人公に出会うなんて!」
「誰が主人公だ、てかお前よく見たら作者じゃねーか」
〇〇〜〇〇〜
「バレてしまっては仕方がない!私は逃げさせてもらう!」
「あ!てめぇ待ちやがれ!」
「逃げ足速いね」
「ハハハ!この作品では私は神なのだ!設定なんざ自由に変えられるのだ!」
「そうだった、あいつ作者だから俺達が追いつけないように書きやがる」
「でもこのまま逃がすわけにはいかないでしょ?」
「当たり前だろ」
痴漢は次の駅で降りてそのまま逃げようとした、それを助けてくれたお兄さん達が追いかけて行く、痴漢は意外にも足が早くお兄さん達は中々追いつけない。
「ハハハ!それではさらばだ!」
痴漢がそう言った瞬間だった。
ズルっ
「あれ?」
痴漢が階段で足を滑らせそのまま。
ドンガラガッシャーン!!
転げ落ちるように落ちていった、多分だけど痛そう。
「立希ちゃん!」
「燈」
「大丈夫だった!?ご、ごめんね助けられなくて」
「いいよ、あそこで燈が叫んだらもしかしたら燈に危害があったかもしれないしね」
「でも」
「お兄さん達が助けてくれたんだからもうこの話はお終い、私達も追いかけよ。
「う、うん!」
私と燈も後を追いかけ、少しして追いつくことが出来た。
「キュ〜〜〜〜」
「あらら、完全にのびちまったよどうする?」ツンツン
「とりあえず警察に電話しよう、警察の人が来てから考えれば良いよ」
「それもそうだな」
「あ、あの!」
「ん?あぁ君か大丈夫かい?」
「は、はい!ありがとうございました!」
「流石に見逃すわけにもいかないからね」
「特に何事もなくて良かったよ」
助けてくれたお兄さん達をよく見てみるとCLOCKの要 結城さんと赤司 テツヤさんだった。
「あ、お兄さんお久しぶりです」
「おう、燈ちゃんじゃんお久〜」
「え!?燈要さんと知り合いなの?」
「う、うん」
「また誑かしたのかい?」
「人聞き悪い言い方するなよ、前にたまたま散歩中に公園で見かけて体調が悪いと思って声をかけたんだよ」
「そうなの?」
「う、うんでもその時は珍しい石を見つけてずっと見てただけだったんだけど」
「それで名前呼びするまでの仲になったのかい?」
「まぁ一緒に石を見た仲だし?」
そんな事があったんだ、羨ましいな。
「それでそっちの子は」
「あ、この子は椎名立希ちゃんです」
「椎名立希です!」
「俺は要 結城ほんでこっちが」
「赤司テツヤだよ、よろしくね」
「よ、よろしくお願いします!」
「そんなに気負わなくても大丈夫だよ」
「そうそう、気楽にしてくれて良いぞ〜」
「立希ちゃん、要さん達が言ってることは本当だと思うよ」
「そ、そうなの?」
「うん、私に対してもこんな感じでお話してくれたから」
「わ、分かった」
「警察です!痴漢があったとのご連絡をいただきやってまいりました!」
「あ、ご苦労さまです」
「それで犯人は?」
「ここでのびてるこいつです」
「こいつが、でも何故こんなにボロボロに」
「足滑らせて階段を落ちたんです」
「そ、そうなんですか、これは一回病院に連れて行ったほうが良いか?」
「あ、大丈夫ですよ、こいつは独房にぶち込んでおけば自然と回復するので」
「え?でも明らかにやばい感じですが」
「あぁ大丈夫ですよ、こいつは何をやっても死なないので」
「そ、そうなんですか、痴漢にあわれた方は?」
「私です」
「すみませんが少しだけお話を聞かせていただいてもよろしいでしょうか?」
「は、はい」
「あ!私も!」
「それでは少しこちらに」
「俺達どうする?」
「待ってた方が良いんじゃないかな?もしかしたら僕らの話も聞きたいだろうし」
「それもそうか」
私と燈は一緒に事情聴取に応じて警察の人にこれまでの話をしたのだった。
「ありがとうございます、それではあのお二人にもお話を聞きたいのでもう少しお待ちもらってもよろしいでしょうか?」
「はい」
私の返答を聞いた警察の人は要さんと赤司さんの所に行き事情聴取を行ったのだった。
「でも良かったね、お二人が居てくれて」
「うんそうだね、本当に助かったと思う、私達だけだとどうなってたか分からないし」
「お待たせしました、これで全て終わりましたのでお帰りになられて大丈夫です、痴漢に関してはこちらで処理いたしますので」
「分かりました、ありがとうございました」
「は!それでは失礼いたします!」
そう言って警察の人は痴漢の男を抱えて去っていったのだった。
「さーて俺等も帰るか」
「僕達は良いけど、君達は学校の方は大丈夫かい?」
「「・・・あ」」
その後急いで学校に向かい先生に今朝の出来事を説明した、どうやら赤司さんが先に先生達に説明をしてくれていたらしく、先生達からは心配をされたのだった。
「なぁなぁ」
「ん?どうしたんだい?」
「何で今回お前痴漢役で出たんだ?」
「そうしないとなんか思い浮かばなかったから」
「別になんかモブキャラ出せば良かったじゃねーか」
「いやー、なんか自分をこの役にした内容が思い浮かんじゃってね」
「でもお前実際に痴漢出来るのか?」
「出来るわけないでしょ!?」
「だよな、そんな度胸お前にないもんな」
「事実だけど、理由は違うからね!?」
「まぁそう言う事にしといてやるよ」
「違うんだってばーーーーーーーー!!!」
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