要 結城の日常   作:テンツク

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274話

とある日の弦巻家。

 

キャーーーー!!

 

バタン

 

「「「奥様!どうされましたか!」」」

 

「見て見て〜♪朝起きたら若返ってたの〜♪」

 

「「「えっと・・・え〜〜?」」」

 

「うふふ♪どう♪?高校生の時の私♪」

 

「「「え、えっと、綺麗です」」」

 

「そうでしょ〜♪」

 

ガン!

 

「奥様!桜さんが!・・・って、え?」

 

「桜ちゃんがどうかしたの?」

 

「えっと、どちら様で?」

 

「弦巻由愛で〜す♪」

 

「えっと」

 

「「「・・」」」コクンコクン

 

「んん!えっとですね、朝起きたら桜さんが高校生の時の桜さんになってるんです!」

 

「あら?桜ちゃんもなの?」

 

「はい」

 

「奥様」

 

「キャ〜♪桜ちゃん可愛い〜〜♪おっ持ち帰り〜〜♪」

 

「え!?ちょっと奥様!?」

 

「「「「待ってください奥様ーーーー!!」」」」

 

その後由愛は桜を抱えて外へと駆け出して行ってしまったのっだった、使用人たちは手分けをして旦那の厳への報告と由愛の捜索が始まったのであった。

 

・・・

 

「ふっふ〜ん♪」

 

「あの、奥様」

 

「な〜に?♪」

 

「これからどうされるおつもりですか?」

 

「え〜、せっかくだから高校生らしいことしない♪」

 

「高校生らしいことですか?」

 

「そう♪お買い物したり、一緒にプリクラ撮ったり♪いい男が居たらナンパしたり」

 

「ナンパはダメですよ、旦那様がいるのですから」

 

「あ!そうだった、昔の姿に戻ったから心も昔に戻っちゃったわ♪」

 

「しっかりしてくださいよ」

 

「てへペロ♪」

 

「全く」

 

そんな二人の後ろから。

 

「ねーそこのかわい子ちゃん達〜俺等と一緒に良いことしなーい」

 

「「え?」」

 

二人が振り向くといかにもチャラそうな男が二人いた。

 

「何かしら」

 

「良かったらさ、一緒に楽しいことしな〜い♪」

 

「遠慮する、貴様らなどに興味などないわ」

 

「そんな事言わずにさ〜」

 

「ご飯も奢るしさ〜」

 

「ねぇあなた達」

 

「ん?どうしたの?もしかして来てくれ」

 

「うぜーんだよ、死にたくなけりゃさっさと失せな、死にてーなら一緒に行ってやるが?あぁ?」

 

「は〜、あなた達悪いことは言わないわ、今のうちに何処かに行きなさい、これ以上しつこくされたらあなた達がどうなるか分からないわよ」

 

「あ?何訳の分かんねー事を!良いから来いって言ってんだよ!」

 

「は〜仕方ねーなー、行ってやるよ、どこだよ」

 

「は!こっちだよ」

 

男達が向かった先は薄暗い路地裏だった。

 

「それで?ここに連れてきて何をするつもりなの?」

 

「へへ!そんなの決まってんだろ!」

 

「良いことって言ったらこれしかねーだろ♪」

 

「は〜、やっぱりゲスでしたね」

 

「そうだね〜、手加減はいらないよ〜♪」

 

「はい」

 

「何ごちゃごちゃ言ってんだよ!良いから俺等に食われちまいなー!」

 

「ヒャッハー!」

 

っと言って二人の男は由愛と桜に襲いかかったのだった、このさきの出来事をリプレイでご覧頂こう。

 

「キャーー!こっち来ないでー!」メキ

 

「ちょっと!どこ触ってんのよ!」バキボコ

 

「いや!こんな所でなんて!」ボキッゴキッ

 

「誰かーー!」ボコッドコッ

 

「「・・・・」」チーン

 

「ふ〜、いや〜久々にこんなに暴れたわね〜♪」

 

「お疲れ様です奥様」

 

「桜ちゃんもお疲れ〜♪」

 

「いえ、この程度の雑魚、なんてことないです」

 

「それじゃあ続きをしよっか♪」

 

「は〜、もう帰りませんか?」

 

「え〜〜!?まだ遊んですらないのに〜〜!?」

 

「使用人たちが心配していますよ、早く戻って安心させてやらないと」

 

「えぇ〜〜、まだ何もしてないのに〜」

 

「わがまま言わないでください、またさっきみたいな事が起きたらどうするんですか」

 

「そうなったらさっきみたいに♪」

 

「ダメですよ」

 

「ぶ〜!良いもん!私だけで行くから!」

 

「ちょ!?奥様!?」

 

「こないなら桜ちゃんだけ戻ったら良いよ、私は行くから」

 

「はぁ、分かりました、ご一緒します」

 

「戻らなくて良いの?」

 

「奥様を一人にした方がよっぽど怒られますから」

 

「そ、それじゃあ行こっか♪」

 

「はい」

 

その後二人はまた公道へと戻り、歩き始めた、すると数十分後には。

 

「ヘイそこのカノジョー、ボクト一緒に食事にでもいかな〜い」

 

っと言った何とも棒読みな感じで声をかけられたの、本日二度目のナンパだ。

 

「またですか」

 

「それじゃあ早速殺っちゃおうか♪」

 

そう言って二人が振り向くとそこには見知った人物が居たのだった。

 

「「え!?」」

 

その人物を見た二人は驚きを隠せなかった、なぜならその人物とは。

 

『『結城くん/さん!?』』

 

そう、二人を棒読みでナンパしたのは何と結城だったのだ、何故結城がナンパをしたのかと言うと・・・単に罰ゲームでナンパする羽目になったのであった。

 

「お、お二人さん可愛いね〜、よかったらうちの事務所でアイドルにでもならな〜い」

 

「結城くん、それはナンパではないと思うわよ」

 

「え?そうなの?ナンパってなんて言えば良いんだ?」

 

「良かったら僕達と良いことしな〜いとかかな」

 

「あまりにもタイプだったんで声をかけちゃいましたとかもありますね」

 

「へ〜、ナンパって色々あるんだな・・・ってあれ?何で俺の名前を?」

 

「「うふふ♪何ででしょう♪」」

 

「!!」ガクガクブルブル

 

「食事にでも行かないだっけ?♪」

 

「良いですよ♪私達もお腹が減っているので♪」

 

「それじゃああっちの路地裏に行こうね♪」

 

「大丈夫ですよ♪な〜んいも怖くありませんから♪」

 

「「だから♪」」

 

「イッパイ出すんだよ〜〜♪」ジュルリ♥

「イッパイ出してくださいね♪」ジュルリ♥

 

「ん!んなぁぁ〜〜〜〜!!」

 




絵文字ってあり?なし?

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