要 結城の日常   作:テンツク

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283話

今俺の目の前には満面の笑みを浮かべている赤司がいる。

 

「お前、何企んでんだ?」

 

「ん〜?♪今日は何月何日でしょうか♪」

 

「4月1日だな」

 

「そうだね♪では今日は何の日でしょうか♪」

 

「エイプリルフールだな」

 

「そうだね、エイプリルフールとは何でしょうか?♪」

 

「まぁ属に言う嘘をついても良い日だな」

 

「そうだよね♪」

 

「お前・・・何をした・・・」

 

「何でしょうか♪」

 

「お前まさか・・・」

 

「ほ〜んと、君は感が良いね〜」

 

「ちなみに誰にやったんだ?」

 

「ん〜?ガールズバンドの子達全員だよ♪」

 

「赤司ーーーーーー!!お前!何を言ったー!!」

 

「結城が僕の姉と結婚することになったって言ったんだよ♪」

 

「てめぇーー!」

 

「そしたらほら♪」

 

「あ?」

 

赤司が俺の後ろの方を見るので振り向いてみると。

 

「「「「「ユウキザ〜〜ン!!」」」」

「「「「「オニイジャ〜〜ン!!」」」」

「「「「兄ザ〜〜〜ン!!」」」」

 

這いつくばりながらこちらに這い寄る混沌に染まったあいつらがいた。

 

「こえーよ!!バイオハザードじゃねーんだぞ!」

 

「早く逃げたほうが良いんじゃないかな♪捕まったら今まで以上に絞り出されるかもね♪」

 

「赤司ーーー!!」

 

注:普段あまり表情に出さない人がものすごく笑顔の時は良くないことが起きますのでご注意を(個人の感想です)

 

「さぁ!さぁ!逃げ惑え!そして僕を楽しませてくれ!!」

 

「お前はどこの魔王様なんですかね!?」

 

「そんな事言ってて良いのかい?ほら」

 

赤司がそう言うとすでにジリジリとこちらににじり寄ってきていた。

 

「まるでゾンビだな」

 

俺がそう言った途端いきなり立ち上がり走ってきたのだった。

 

「普通に走るのかよ!」

 

俺はとりあえず逃げることにした。

 

・・・・

 

それから大体三十分ぐらいかな、あいつらから逃げているのだが。

 

「さすがに疲れたな」

 

約三十分も走り続けたら流石に疲れたよ。

 

「あれ?結城くんじゃん?こんな所で何してるの?」

 

「んあ?あぁまりなか、いや〜あいつらから逃げてるんだよ」

 

「あいつらって事は彼女達からかな?」

 

「あぁ」

 

「何かしたの?」

 

「俺じゃなくて赤司がだがな」

 

「赤司くんが何だ、以外だね」

 

「普段あいつってこういうことにはあんまり関心を持たねーんだけど、今日みたいに何かイベント事って言って良いのか分からんが、こういう時にははっちゃけるんだよな」

 

「へー、以外だね」

 

「そうだろ?まぁそのはっちゃけ具合がやばすぎて毎度俺等が被害を食らうんだよな」

 

「あはは、それは災難だね」

 

「だろ?なぁ一つ聞いて良いか?」

 

「何かな?」

 

「ここって俺しか知らない場所何だが、何でまりながここに居るんだ?」

 

「あは♥気づいちゃった♥」ハイライトオフ

 

「まさかお前も」

 

「いやー、赤司くんから君が赤司くんのお姉さんと結婚するって聞かされてね♪これはみんなと一緒に分からせなといけないな〜って思ったんだ〜♥」ハイライトオフ

 

「ちなみにどうやってここを?」

 

「ん?赤司くんが普通に教えてくれたよ♪最終的にはここに逃げてくるだろうって♪」

 

「そうだったーー!あいつに教えてたんだったーー!!」

 

「ふふ、おっちょこちょいだな〜♥」ハイライトオフ

 

「てか待て、さっきの言い方だったら」

 

「うふ♥気づいちゃった?」

 

「まさか」

 

「そうだよ♪」

 

「みーーんな居るからね♥」ハイライトオフ✕ガールズバンドメンバー

 

そこには俺を追いかけていた全員が俺を囲むようにして立っていたのであった。

 

「お、お前ら落ち着け、今日は何の日だ?」

 

「エイプリルフールね」

 

「そうだろ?それで赤司から何か言われたんだろ?」

 

「そうだね〜、兄さんが赤司さんのお姉さんと結婚するってね」

 

「そうだろ?つまりこれは赤司がエイプリルフールだからってついた嘘であって」

 

「「「「「「「「嘘だ!!」」」」」」」」

 

「お兄ちゃ〜ん、嘘はいけないね〜」

 

「だから」

 

「赤司さんがそんな事する訳ないじゃないですか〜」

 

「いや、だから!赤司が!」

 

「何でそんな嘘をつくのかな?かな?」

 

「お持ち帰り〜の人じゃないんだからな」

 

あ、こいつらそういや普段の赤司しか知らねーんだった・・・・つまり。

 

「私達を裏切って結婚だなんて〜」

 

「悪い子ですね〜」

 

「これはお仕置きが必要ですよね〜」

 

「お前ら、ハイライトさんはどこに行かれたんだ?」

 

「うふふ、遠い遠いお星様にだよ♪」

 

「ほんとにどこ行った!?」

 

「それじゃあもう良いかな?」

 

「何がだ?」

 

「ん?私達に襲われる覚悟♪」

 

「そんな覚悟持ちわせておりませんのでお帰りくださいませーー!!」

 

「「「「「「「「ダーーメ♥」」」」」」」ハイライトオフ

 

「いやぁぁーーーーん!」

 

その後結城がどうなったのかは誰も知らないのでした。

 

「あはは、やっぱり結城と一緒に居ると退屈しないね♪まぁ後で彼女達にはホントの事は言ってあげるつもりだけど」

 

いやー、まさかこころちゃんまで騙されるとは思ってなかったけどね(苦笑い)彼女なら僕に姉が居ないこと知ってると思うんだけど。

 

「みんなはエイプリルフールだからだって、つく嘘は考えてやろうね♪これはお兄さんとの約束だぞ♪下手したら」

 

 

「あぁぁぁーーー!!」

 

 

「あんな風になっちゃうかも知れないからね♪それじゃあバイバイ♪・・・・さーてそれじゃあ早速ネタバラシに行こっかな♪」

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