要 結城の日常   作:テンツク

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286話

ミユの散歩中の事、ミユがいきなり路地裏の狭いところに歩いていったのでついて行ってみると。

 

「バウバウ!!」

 

「ひ!?こ、来ないで頂戴!?」

 

何故か野良犬に迫られているチュチュが居た。

 

「何してんだ?」

 

どうやら野良犬にビビっているみたいで、とりあえず助けることにした。

 

「いけミユ!猫パンチ!!」

 

「ミャ!」

 

俺のなんとなくの掛け声にミユは野良犬に向かって猫パンチを繰り出す。

 

スパーン!!

 

ミユの猫パンチが野良犬にクリーンヒット・・・いや、そんな音普通なるか?

 

「キュ〜〜」

 

ミユの猫パンチに野良犬は尻尾を巻いて逃げ出していった。

 

「ミャ!」

 

「お、おう、お疲れさん」

 

俺はミユを抱き上げ頭の上に乗せ、チュチュに近寄った。

 

「大丈夫か?」

 

「ひっく、ええ、大丈夫よ」

 

「また何で野良犬に迫られてたんだ?」

 

「そこの道を歩いていたらさっきの野良犬の尻尾がちょっとだけ出ていたのよ、それに気づかなくて尻尾を踏んじゃったの」

 

「あぁ〜なるほど、それはどんまいだな」

 

「それで何とかここまで逃げてきたんだけど」

 

「とうとう追いつかれたと」

 

「そうよ」

 

「まぁ無事だったんなら良いが」

 

「ミャ」

 

「ミユに感謝しとけよ?」

 

「ええ、ありがとう」

 

「ミャ♪」

 

「それじゃあ俺等は散歩を再開するから気をつけてな」

 

「ちょ!ちょっと待って!?」

 

「んあ?どったよ?」

 

「そ、その・・・」

 

「??」

 

「さっきの事で街を歩くのが恐くなっちゃって・・」

 

「一緒に居て欲しいってか?」

 

「ええ」

 

「まぁどうせ暇だし良いぞ」

 

「そ、そう、ありがとう」

 

「んで?どこに行くんだ?」

 

「い、いえ、家に帰るだけなんだけど」

 

「チュチュの家か・・・結構遠いな」

 

「そ、そうなのよ」

 

「了解、んじゃあ行くか」

 

「え、ええ」

 

そう言って歩こうとしたらチュチュが腕に抱きついてきた。

 

「チュチュさんや?」

 

「い、良いでしょ!こ、恐いんだから!!」

 

「あぁ〜な〜る」

 

その後はチュチュに抱きつかれながらチュチュの家へと向かった、その途中で周りの人達にチラチラ見られたが、盗み聞きをしてみると。

 

『あの子可愛いな』

『ビクビクしてて可愛い」

『親子かな?』

『お父さんに抱きつく娘さんかな?』

『ゾクゾクする!!』

『ロリは最高だぜ!!」

『『『変態共は黙ってろ!!』』』

 

みたいな声が聞こえた、どうやら親子と思われていたらしい。

 

「どうかしたかしら?」

 

「いや、何でもない」

 

「そう」

 

などと話していると、気づけばチュチュの家のマンションに到着した。

 

「うっし、到着したな」

 

「ええ、ありがとう」

 

「んじゃあこのへんで」

 

「そ、そのさ」

 

「んあ?」

 

「良かったら上がっていかないかしら」

 

「家にか?」

 

「え、ええ」

 

「まぁ用事もねーし良いか」

 

「そう!それじゃあ行きましょう!!」

 

「おう、てかさ」

 

「どうかしたかしら?」

 

「いつまでくっついてるんだ?」

 

「そ、それは!!・・・家に上がるまでよ」

 

「さよで」

 

「さ!行くわよ!」

 

「へいへい」

 

チュチュに引っ張られながらチュチュの家へと向かった。

 

ガチャ

 

「さぁ!上がって頂戴!!」

 

「お邪魔しま」

 

「チュチュ様!戻られたのです・・・か・・」

 

「あ!パレオ!帰ったわ!」

 

「何だ?帰ってきたの・・・か・・」

 

「あら、マスキも居たのね」

 

「みんなどうしたの?」

「どうされましたか?」

 

家の中に入るとチュチュの存在に気づいたパレオが玄関まで出迎え?その後にマスキがやって来て、レイと六花が最後にやって来た。

 

「ちょっと、どうしたのよ?」

 

「どうしたのじゃないですよ、何で結城さんに抱きついてるんですか?」ハイライトオフ

 

「だよな?何でチュチュが結城さんにべったりくっついてるんだ?」ハイライトオフ

 

「はん!そんなの決まってるじゃない!」

 

「場合のよっちゃあ解散するけど?」ハイライトオフ

 

「な〜にやっちょろうかね〜」ハイライトオフ

 

「何でそんなにギスギスすることになるんだよ」

 

「ミャ〜」

 

「結城は私のものになったのよ!だから私が抱きつくのも当然ね!」

 

「「「「はぁ?」」」」

 

「お〜〜恐いね〜〜」

 

「兄さん」

 

「んだべ?」

 

「それはホントなの?」

 

「いや?初めて聞いたが?」

 

「んじゃあ何でチュチュが結城さんに抱きついてるんだ?」

 

「ああ、それはな」

 

俺はここに来るまでの話しをした。

 

「って言う訳だ」

 

「何だ、ただ単にチュチュがビビってくっついてただけかよ、ジャナネートナニシテタカワカンネーカラナ」ハイライトオフ

 

「まったく♪チュチュ様は可愛らしいんですから♪ジャナイトコロシテマシテケド」ハイライトオフ

 

「チュチュらしいと言えばらしいねアトデニイサンノイエニイッテオソワナイトネ」ハイライトオフ

 

「そうだったんですか!ビックリしました!ッチクソガキノクセシテ」ハイライトオフ

 

「な、何によ!?てか何であんた達がここに居るのよ!セッカクツレコンデオソウツモリダッタノニ」ハイライトオフ

 

「とりあえずさ」

 

「「「「「なに?」」」」」

 

「中に入らねーか?」

 

「それもそうだね」

「それもそうだな」

「それもそうですね」

「そうですね」

「そうね」

 

「「「「「あぁ?」」」」」ハイライトオフ

 

「ミユさんや」

 

「ミャ?」

 

「どしようか?」

 

「ミャ〜」

 

その後数十分やり合った後に家に上がることが出来たのであった。

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