薬局に薬を買いに来たんだが。
「あれ?あれは」
一人の子供が薬を手に持ち何やら悩んでいた。
「どった?」
「え?あ!お兄ちゃん!!」
その子供は美咲の弟だった。
「おっす、どうしたんだ?」
「えっとね、姉ちゃんと妹が何だか具合が悪くてね」
「両親は?」
「二人共お仕事に行ってるんだ」
「美咲達は?」
「今たぶん寝てると思う」
「そうか、多分風邪だな」
「それで僕がお薬を買ってこようと思ったんだけど、僕のお小遣いじゃ」
「なるほどな、うし、それじゃあ薬は俺が買ってあげるよ」
「え!?でも」
「まだ子供何だから、こんな時ぐらいは甘えるもんだぞ」
「う、うん、分かった」
「そのお小遣いは今はまだ貯めておいていっぱい貯まったら美咲達に何か買ってあげな」
「うん!そうする!!」
「偉いな、よしそれじゃあ薬を買うかね」
「ここじゃないの?」
「ここも薬ではあるけど、ここは鼻炎とかの薬だな」
「鼻炎?」
「もう少し大きくなったら分かるぞ」
「そっか」
「風邪薬はこっちだな」
俺は弟君と風邪薬を買って美咲の家に行く途中でスーパーによって色々と買って美咲の家へと向かった。
「ただいまー」
シーン
「お姉ちゃんたちまだ寝てるみたい」
「みたいだな、んじゃあ軽く飯作るか」
俺はリビングにお邪魔して美咲達用のお粥を作ることにした。
「お兄ちゃん何作ってるの?」
「ん?美咲達にお粥を作ってるんだよ」
「それだったらお姉ちゃんたち食べれるかな?」
「まぁただの風邪ならお粥ぐらいなら大丈夫だとおもうけどな」
「そっか」
グ〜〜
「あう////」
「はは、ご飯作ってあげるからな」
「うん///」
俺はお粥を作りつつ同時に軽い野菜炒めを作ることにした。
「うっし、完成っと」
「それじゃあお姉ちゃんたちのところ行こっか」
「そうだな」
俺と弟君で一つずつお椀を持ち美咲達が寝ていると言う部屋に向かった。
「姉ちゃん入るよ」
ガチャ
「あ、こら、入ってきちゃダメでしょ」
「お兄ちゃん?」
「これ!」
「それは?」
「お粥だ」
「お兄ちゃん?」
「ああ、俺だぞ」
「そっか〜、お兄ちゃんが天国から迎えに来てくれたのか〜」
「待て待て、それだと俺がすでに死んでる事になってるぞ」
「あ、それもそっか〜」
「ったく、起きれるか?」
「うん、よいしょっと」
「妹ちゃんも起き上がれるかな?」
「うん」
「お粥作ったんだが食えそうか?」
「うん、ちょうどお腹減ってたから食べれると思う」
「そっかい、それじゃあ」
「あー」
「へいへい」
俺はお粥を冷ましつつ美咲に食べさした。
「あん・・・うん、美味しい」
「それは何よりだ、妹ちゃんはどうかな?」
「美味しい!!」
「はは、風邪でも元気だね」
その後は俺が美咲に、弟君が妹ちゃんに食べさし、何とか完食出来たみたいだ。
「とっても美味しかったよ、ありがとうお兄ちゃん」
「お兄ちゃんありがとう!」
「どういたしまして、それじゃあ薬買ってきたから飲んで寝な」
「うん、そうする、ありがとね」
「それじゃあ弟君は先にご飯食べててくれるかな?」
「お兄ちゃんは?」
「俺は二人が寝てから行くよ」
「分かった、二人のことよろしくね」
「ああ」
弟君はそう言って部屋から出ていった。
「うし、そんじゃあ君等は寝ることね」
「「はーい」」
「ねぇお兄ちゃん」
「ん?」
「私達が寝るまで居てくれる?」
「どうせ居ろって言われるからな」
「はは」
「ほれほれ、布団に入りなさい」
そう言うと二人は素直に布団に入った」
「お兄ちゃん」
「どうした?」
「頭撫で撫でしてほしい」
「了解しましたお嬢様」
俺はそう言って妹ちゃんの頭を撫でた。
「えへへ、お兄ちゃんの撫で撫で気持ちいぃ・・・zzz」
「おろ、もう寝ちまったか」
「お兄ちゃん」
「へいへい」
俺は次に美咲の頭を撫でた。
「うん、何だか安心する」
「早く寝て、早く元気になって弟君を安心させてやれよ」
「うん、そうだね」
「おやすみ」
「うん、お休み・・zzz」
俺は二人が寝たことを確認したので、リビングに行って弟君と昼飯を食べたのであった。
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