要 結城の日常   作:テンツク

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295話

「やべー、作り過ぎた」

 

あ、どうもみなさん結城です、今は昼飯の為に唐揚げを作ってたんだけど色々味を変えて作ってたらめっちゃ大量に作っちまったんで困ってます。

 

「どうすっかな、まぁタッパーに入れて冷蔵庫に入れておけば良いか」

 

そう思ってタッパーを取り出していたときのこと。

 

ピンポーン

 

チャイムがなったので出てみると。

 

「「「結城兄ちゃんこんにちわ!!」」」

 

玄関を出てみると三人の男の子が居た。

 

「純君、それに皐月君に咲夜君も」

 

その三人とは、沙綾の弟の純君と、花音の弟の皐月君、それに美咲の弟の咲夜君だった。

 

「三人ともどうしたんだ?」

 

「えっとね、お勉強を教えてほしくて」

 

「勉強を?」

 

「勉強と言うか、夏休みの宿題なんだけど」

 

「ああなるほど、良いよ♪あがりな」

 

三人は夏休みの宿題を教えて欲しいらしくて家に来たらしい、まぁそれぐらいだったら別にいっかと思い家に招き入れた。

 

「うっし、宿題だったね」

 

「「「うん」」」

 

「分かった、それじゃあ」

 

「「「・・・・」」」

 

「飯食おっか」

 

「「「・・・え?」」」

 

「いや〜、昼飯作り過ぎてさ、丁度男の子三人だしいっぱい食べれるな〜と思ってさ、丁度良いやと思ってさ」

 

「「「はぁ〜」」」

 

俺は三人に対して大量に作った唐揚げを振る舞った。

 

「「「おぉ〜〜!!美味しそう!!」」」

 

「沢山あるからいっぱい食べてくれな」

 

「「「いただきます!!」」」

 

俺がそう言うと三人は勢いよく唐揚げを食べ始めた。

 

「「「うまーーーーい!!」」」

 

「そりゃあ良かった、遠慮せずに食べてくれな」

 

「「「はーい!!」」」

 

俺も混ざって四人で昼食を一緒に食べた。

 

「「「美味しかった〜〜」」」

 

「お粗末様、それじゃあ少し休憩したら始めよっか」

 

「「「うん!!」」」

 

俺は三人が休憩する時間を使って洗い物済ませることにした。

 

・・・

 

「うっし終わりっと、三人とも大丈夫そうか?」

 

「「「うん!大丈夫だよ!!」」」

 

「うっし、それじゃあ始めるか」

 

「「「うん!!」」」

 

俺達はテーブルを囲むようにして座り、勉強会?を開始した。

 

「結城兄ちゃん、ここなんだけど」

 

「あぁ、ここはね・・・」

 

「そっか!!ありがとう!!」

 

「「兄ちゃん!!」」

 

「へいへい」

 

三人とも意外と言って良いのか分かんないが、集中して宿題を解いていっていた。

 

「意外と三人とも真剣にやるんだな」

 

「ん〜、確かに宿題は嫌いだけど」

 

「いやいやで後回しにして最後に急いでやって姉ちゃんに怒られるの嫌だから」

 

「僕はいつも最初に終わらせて後全部遊びたいから」

 

「俺が言うのはあれだけど君等の歳の、特に男の子って最後に追い込みをかけて焦ってるってイメージ何だけどな」

 

「「「あぁ〜〜」」」

 

「??」

 

「確かに他の子とかはそうかも」

 

「まぁ早くやったりする人もいれば」

 

「兄ちゃんがさっき言った最後にやる人もいるって感じかも」

 

「なるほどな」

 

「僕たちは遊びたから先に終わらせてるって感じかな、そうしたらお店のお手伝いにも出来るし」

 

「なるほど、それじゃあさっさと終わらせようか」

 

「「「うん!!」」」

 

その後は再び三人とも集中して宿題に取り組んでいた。

 

「うっし、今日はここまでにしようか」

 

「「「ふ〜〜、疲れた〜」」」

 

「お疲れ様、集中してたから疲れたでしょ、息抜きにゲームでもやるかい?」

 

「「「やる!!」」」

 

勉強会?も終わり、俺達は四人で一緒にゲームをやって楽しんだ。

 

・・・・

 

「「「兄ちゃん今日はありがとう!!」」」

 

「おう、気をつけて帰りなよ」

 

「「「うん!!バイバイ!!」」」

 

「おう、バイバイ」

 

三人はそう言うと楽しそうに喋りながら帰っていった。

 

「うっし、んじゃあ」

 

「ミャ〜」

 

「そうだな、お前さんの遊び相手をしないとな」

 

俺はミユを抱っこして部屋の中に戻っていったのだった。

 

・・・・

 

「兄ちゃんの唐揚げめっちゃ美味しかったな」

 

「だよな、あんなの初めて食べたよ」

 

「家でもあんなの食べたことなかったよ」

 

「また食べたいな〜」

 

「てか兄ちゃんってやっぱり頭めっちゃ良いんだよな」

 

「だよね、宿題があんなに早く終わったの初めてだっったよ」

 

「でも今回限りにしないとな〜」

 

「何で?」

 

「何かこの先ずっと兄ちゃんに頼りそうな気がするからさ」

 

「「あぁ〜〜、確かに」」

 

そんな感じで話しながら三人が帰っていると。

 

「あれ?純じゃん」

 

「姉ちゃん」

 

「皐月も」

 

「咲夜も」

 

「「姉ちゃん」」

 

「三人でどっか行ってたの?」

 

「い、いやさ、ちょっと図書館に夏休みの宿題やりに行ってたんだ、な、なぁ」

 

「「う、うん、そうだよ」」

 

「そうなんだ、それで?宿題は進んだの?」

 

「う、うん、結構進んだよ」

 

「そっか」

 

「ね、姉ちゃん達はどうしたの」

 

「私達はさっきまでバンドの練習だったよ、山吹さんはあっちで一緒だったから一緒に帰ってるところ」

 

「そ、そうだったんだ」

 

「スンスン」

 

「お、お姉ちゃんど、どうしたの?」

 

「いや、何かいい匂いするな〜って思って」

 

「さ、さっきご飯ん食べたからかな」

 

「「スンスン・・・確かに・・それに」」

 

「「「な、なに?」」」

 

「「「何でお兄ちゃんの家の匂いがするのかな?かな?」」」ハイライトオフ

 

「「「い、いや、そ、それは」」」

 

「「「もしかして私に内緒でお兄ちゃんの家に行ったんじゃないでしょうね?」」」ハイライトオフ

 

「「「え、えーーーっと」」」

 

「「「詳しい話は家で聞くから、帰ろっか」」」ハイライトオフ

 

「「「ご、ごめんなさ〜〜〜〜〜い!!!」」」

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