要 結城の日常   作:テンツク

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298話

「おい赤司」

 

「ん?何かな?」ニヤニヤ

 

「お前騙しやがったな!!何だこの豪華客船は!!」

 

「人聞きが悪いな〜、別に騙してはないだろ?船の旅に招待するって」

 

「この野郎ーーーー!!」

 

どうも皆さん作者が投稿しないせいで忘れられているであろう要 結城です、え?誰も見てないからどうでも良いから説明しろだって?まぁそれもそうか、なら気を取り直して、今俺は赤司の招待を受けてとある港に来ているのだが、明らかに一般人が乗るわけ無いであろう豪華客船の目の前に来ているところだ。

 

「お前がこういった事をする時は大抵碌なことが起きねーんだよ!!俺は帰らせてもらう!!」

 

そう言って帰ろうとした時だった。

 

ガシッ

 

「はい?」

 

両サイドから誰かに掴まれたのである。

 

「おい赤司、この人達は?」

 

「僕のボディーガード達だよ♪」

 

「だよ♪じゃねーよ、なんでこの人達俺の事掴んでるの?」

 

「それじゃあそのまま運んじゃってちょうだい♪」

 

「「はっ!!」」

 

「いや!?ちょっと待て!?俺は帰るからな!!こんな場違いの場所になんざいてられるか!!離せーーー!!」

 

「君がいると毎回飽きないからね♪今回も楽しませてもらうよ♪」

 

こうして俺は強制的に中に入れられるのであった。

 

・・・

 

「って事で、ここがパーティーの会場何だけど」

 

「誰も説明してくれなんざ頼んでねーんだが?」

 

「あ、服装はそのままで大丈夫だよ♪もし他のが着たいのなら彼らに言ってね♪それじゃあ僕は挨拶に行かないと行けないから♪」

 

「いや!?お前一人で行くのかよ!?ボディーガード連れていけよ!!」

 

「彼らは君を見張る役目があるからさ♪」

 

そう言って赤司は歩いて行ってしまったのであった。

 

「あんにゃろ〜」

 

なんて言っていると。

 

「あれ?結城さん?」

 

聞き覚えのある声が聞こえてきたので振り向いてみると、そこにはモルフォニカの面々が立っていた。

 

「ん?おーお前らか」

 

「え!何!結城さんもこのパーティーに参加するの!!」

 

「赤司に強制連行されてな、まぁパーティーに参加はしないがありったけの飯を食うつもりだ!!」

 

「何か別の方向に気合が入ってますなー」

 

「まぁ結城さんこういう所あんまり好きそうじゃないもんね」

 

「結城さん」

 

「ん?ましろ・・・居たの?」

 

「居ましたよ!?」

 

「そうか、それはすまんかったな、お前も来たの?ましろの家って確か」

 

「それ以上は言わないでください、みんなに連れてこられたんですよ、こんな豪華な服着せられて落ち着かないですよ」

 

「だろうな、俺なんざ私服だからな」

 

「そうみたいね、そろそろ時間になるわね」

 

「時間?」

 

「社交ダンスがこの後あるのよ」

 

「いきなりかよ」

 

「他の人とかに挨拶もしないと行けないからね」

 

「まぁそれもそうだな」

 

「それじゃあ行こっか!」

 

透子がそう言うと5人は中に入っていった。

 

「ねぇボディーガードさん」

 

「なにか?」

 

「社交ダンスっていきなりするものなの?」

 

「まぁそうおっしゃれるのは分かります、何でも社交ダンスをした後に食べるお料理が特別だと言うことで去年から変更されたんです」

 

「へぇ〜」

 

「それに社交ダンスで仲が深まった後ですと色々お話がし易いというのもあるのだと思います」

 

「なるほどね、俺は飯食べてるだけで良いんだよね?」

 

「えぇ、テツヤ様からは結城様がされたいようにしてもらえとの事です、ご帰宅以外でですが」

 

「もう船が出てるからさすがの俺でも帰ろうとは思わないよ、ボディーガードさん達も食べるの?」

 

「いえ、我々は結城様を護衛するだけでございます」

 

「んん〜、あんまり気が進まんが、とりあえずご飯取りに行こっか」

 

「「は」」

 

そうして俺はボディーガードさん達を引き連れてご飯を取りに行き色々な料理をボディーガードさん達に手伝ってもらいながら外のテーブルへと運んだ。

 

「うっひょ〜!!美味そう〜〜!!んじゃま、いっただきま〜す!!」

 

どれもこれも美味そうで何から食おうか迷うな。

 

「それにしても」モキュモキュ

 

「どうされましたか?」

 

「・・・ん、いや、あいつらすげぇ人気だな〜って思って」

 

「そうですね、皆様相手に誘われているのでしょう」

 

「相手?」

 

「社交ダンスの相手でございますよ」

 

「・・・あぁ〜何かそんな事言ってたな」

 

「つい数十分前の話でございますよ」

 

「飯食う以外興味ないからな〜」

 

「結城様らしいですが」

 

「あむ?」

 

「あちらはそうではないようでございますよ」

 

ボディーガードさんが何を言ってるのか分かんなかったが、振り返った瞬間それが分かった。

 

「「「「「結城さん!!一緒に踊ろ!!」」」」」

 

ってなことモルフォの5人が手を差し伸べてきていた。

 

「え?やだ」

 

俺は即答で拒否した。

 

「ちなみに誰か一人とは踊ってもらうからね♪」

 

「赤司・・・マジ?」

 

「マジ♪」

 

「え?俺やったことないけど?」

 

「そこはフォローするから頑張ろうね♪」

 

「お前もしかしてこれが見たいがために今回呼んだな」

 

「正解♪」

 

「この野郎」

 

全部赤司の策略通りって訳かよ。

 

「それで?誰と踊ってくれるの?」

 

「こんなかだったら・・・つくしかな」

 

「「「「は?」」」」ハイライトオフ

 

「なんで俺怒られてんの?」

 

「なんであたしじゃないの?」ハイライトオフ

 

「そこは私でしょ〜」ハイライトオフ

 

「私ならあなたを先導出来るわよ」ハイライトオフ

 

「あたしは?」ハイライトオフ

 

「なんで彼女を選んだんだい」

 

「え?一番まともそうだから」

 

「「「「あぁ〜ん?」」」」ハイライトオフ

 

「あ、やべ」

 

そんな事を話していると。

 

「それでは一番最初に踊っていただくのはーー!!そこの君!!」

 

「え?俺?赤司?」

 

「頑張ってね♪」

 

「てめぇ〜!!コノヤローー!!」

 

「さぁ!!行くわよ結城さん!!」

 

「君力強いね!?そんな力持ってたのね!?離せーーー!!」

 

その後虚しく連れて行かれたのだった。

 

「くそったれ、俺は飯だけ食いたいだけなのに」

 

「そんな事言っても仕方ないんじゃない」

 

「だよな〜、んじゃま色々教えてくれや」

 

「任せて!!」

 

その後つくしに教えてもらいながらダンスを踊るのだった。

 

『意外と俺踊れてね?』

 

「やっぱり結城に踊らせて正解だったね♪」

 

「結城様ほんとに初めて何ですか? めちゃくちゃ踊れてますけど」

 

「そうだね♪でもあれが結城何だよ♪」

 

「後それと」

 

「ん?何かあった?」

 

「彼女達が」

 

「「「「・・・」」」」サァーー

 

「某ボクサーも驚きな真っ白だね♪」

 

「大丈夫なんでしょうか?」

 

「大丈夫大丈夫♪すぐに戻るよ♪」

 

「は、はぁ」

 

「戻ったぞ〜」

 

「よく踊れてたじゃないか♪」

 

「つくしの教え方が良かったからだろうな」

 

「そ、そうかな〜(絶対違う!!結城さん普通に踊れてたし!!)」

 

「ん?どうかしたか?」

 

「う、ううん、なんでもないよ」

 

「そうか、さぁーて飯の続き」

 

ガシッ

 

「ガシッ?」

 

「結城さん」

 

「次は」

 

「私と」

 

「エッチなことしましょう!!」

 

「お前だけ可笑しいよなましろさんよー」

 

「何言ってんのよましろ!!」

 

「そうだぞ透子、言ってやれ」

 

「エッチなことするのはあたしなんだから」

 

「ちげぇーよ」

 

「それは違うわよ」

 

「瑠唯、お前はあっちが」

 

「今から私が子作りをするのよ」

 

「酷くなってんじゃねーか」

 

「そうだよみんな〜」

 

「七深・・・は」

 

「ちゃんとまずは道具を用意しないと〜♪」

 

「何の道具なのかね?お兄さん何も知らないな〜」

 

「あはは」

 

「「「「っで?誰とエッチするの?」」」」ハイライトオフ

 

「だからしねーーっつてんだろうがーーーー!!」

 

「ちょっとみんな」苦笑い

 

「あははははは!!やっぱり結城が側にいると飽きないね」笑

 

 

「こ、こんなテツヤ様始めてみた」

 

「それだけ結城様の事を信用されているんだろ」

 

 

押し問答する男女

それを見て苦笑いする少女

さらにそれを見て大爆笑する男性

さらにさらにそれを見て驚く男二人

さらにさらにさらにその一部始終を見て唖然とする多数の参加者

 

っという地獄絵図が繰り広げられたのだった。




こころを入れ忘れてたけど気づいたのが終盤だったからあえなく

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