CiRCLEを出た俺は再びミユとの散歩のために歩き出した。しばらく歩いた所でミユが腹をすかせたみたいなので、何か買ってやろうかと思ったのだが、近くにはそれらしき店がなかったため、近くのコンビニに何かないか見てみることにした。
「いらっしゃいませー」
店に入った俺はとりあえずミユのエサを探して、何個か見繕って買うことにした。ついでに俺も自分の食うもんと、飲み物をカゴに入れてレジへと向かった。するとレジに居たのは
「あれ?リサじゃん、ここでバイトか?」
「あ!結城さんじゃん!そうだよ、ここでバイトしてるんだ。今日は休みだけどモカも一緒だよ」
「へー、モカもか、意外だな。まぁ、あいつ、今日つぐみの店に居たからな」
「あれ?モカに会ったんだ。てかどうしたの?なんか苦い笑みを浮かべて?」
「まぁその店でいろいろあったんだよ」
「何それ、気になる」
「聞きたい?」
「聞きたい!」
「えっとだな・・・・・」
俺は羽沢珈琲店での事をリサに話した。するとリサも次第に苦い笑みに変わっていった。
「・・・・てな事があったんだよ」
「あはは、それはなんと言うか…モカらしいね…」
「それで済むからすごいよな…」
「しかし、蘭とかもそう言う事気にするんだね」
「お前らはそんな事ないのか?」
「うちら?うーーん、私はそこまでかな?紗夜もそれほど気にしないかも…あ、でもたまにあこと友希那が燐子に迫ってるときあるね」
「燐子に?」
「うん。燐子ってああ見えて、実はスタイル良いんだよ?」
「まぁ確かに良さそうではあるかもな。まぁリサが見てそう言ってるんだと思うからそうなんだろうな」
「そうそう、前に海行った時に見たんだ」
「へーさようで」
「結城さんも見たい?」
「見たい、って言ったらただの変態だろうが」
「あはは!確かに」
「ったく、それにしても、お客さんいないけど大丈夫なのか?」
「平気平気、結城さんが来る前までは結構いたから忙しかったよ」
「そうなのか、それはラッキーだったわ」
「そだね、私的にもラッキーだったかも。てかこれミユちゃんの?」
「ああ、散歩の途中でな、この辺まで来たのは良かったんだが、ここしかなさそうでな、それで立ち寄ったんだよ。ミユは入り口で待たせてあるよ」
「そうだったんだ。それじゃあ早くご飯あげないとね。はい、ちょうど1000円だよ」
「はい、ちょうどっと。それじゃあ行くわ」
「毎度あり!あ!ミユちゃん見たいから私も入り口まで」
そう言ってリサと一緒に店を出ると、そこには一人の女の子がミユと居た。そこに居たのは
「あら、ミユちゃんじゃないの、どうしたのかなー?こんな所で一人で居て、あ!分かったわ。ほったらかしにされて仕方なくここに居るのね。そうね、そうよ、絶対そうに決まってるわ。あの人の事だもの、絶対にそうよね。そう言う事だから私があなたをも貰って行っても良いのよね?良いわよね?そうと決まれば早速行きましょう。大丈夫よ、私はあなたを一人に何かしないから。そうよ、最初からこうしてれば良かったんだわ。ハァハァ、それじゃあ早速行きましょう!」
すごいねこの子、今の発言、一切かまずに言い切ったよ。しかも軽く人の事ディスってきてるし、さてと、これを見たリサの様子はっと、・・・・・うん、なんて言うんだろ、そうだね、一言で言えば般若?もしくは阿修羅?みたいな感じかな?あ、こっち見た。え?良いのかって?いや、今から声かけるところだ。一緒に?分かった。じゃあ、せーの。
そう言って俺とリサはその女の子の肩を掴んだ、すると彼女はこちらに振り向いたので、一言。
「「ギルティ!(有罪)」」
すると彼女はこの世の終わりのような顔をして、次第に顔が青ざめていった。そんな彼女を見てリサが一言。
「友希那、一体何し・て・ん・の?」
「リ、リサ!?な、なんでリサがここに!?」
「そりゃあここでバイトしてるからね。そんな事より今は友希那の話だよね?」
「わ、私が、何をしたと言うのかしら」
「へー、白を切るんだ、さっきここで起きていたこと分かってるんだからね」
「な、なんの事かしら」
「へー、それはこれを見ても言えるんだよね?」
はい!女の子の正体は友希那でした!そして今はリサが友希那に詰め寄っていろいろ聞いていますが、どうやら友希那は知らないと言い切るみたいだ。するとリサは携帯のある動画を友希那に見せた。
『あら、ミユちゃんじゃないの、どうしたのかなー?こんな所で一人で居て、あ!分かったわ。ほったらかしにされて仕方なくここに居るのね。そうね、・・・・・・』
っと言うように、その動画は先ほど行われていた友希那の一人芝居?の動画だった。それを見た友希那はさらに青ざめて行き、反対にリサはさらに凄みが増していった。
「まぁ良いや、ここで話するのもあれだから中に行こうか?」
「え、いや、これから「い・い・よ・ね?」・・・はい」
そう言ってリサは友希那を引っ張って中に入って行った。その際に、
「せめて、せめてミユちゃ・・・・」
と、友希那が何か言っていたが、途中で入り口の自動扉がしまったため、その声はかき消されたのだった。
それを見送った俺は再び散歩を再開した。
ちなみにあの二人が話をしている間、俺はミユに買った食べ物を食わせていたのでした!ちゃんちゃん。
黒い阿修羅さん!☆10評価ありがとうございます!
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総合評価が1000になりました!
え?少ないだろうって?俺からしたら多いんですよ、こんなに評価を貰えるとは思ってなかったので、ありがたいんです。
ホント、みなさんありがとうございます!
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