要 結城の日常   作:テンツク

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60話

扉を閉めて、下に降りると、どうやらつぐみが掃除を終えてリビングに来たみたいだ。

 

「つぐみ、終わったのか」

 

「あ、はい!綺麗になりましたよ!」

 

と、笑顔で俺に言って来たので。

 

「そうか、ありがとうな」

 

俺はお礼を言ってつぐみの頭を撫でた、すると奥から。

 

「「ああ!ずるーーい!」」

 

などと沙綾とリサがすごい勢いでこちらに来た。

 

「お前らさっきやってやっただろうが、それに飯作り終えたらやってやるって言っただろうが」

 

「「そうだっけ?」」

 

「お前らボケてんのか、つい数分前の事だぞ」

 

「「あはははは・・・」」

 

「お二人はお昼ご飯を作られたんですか」

 

「うん、そうだよ、まぁいろいろあってね」

 

「いろいろ?」

 

「沙綾は美咲と俺の洗濯をどちらがやるか、リサは千聖とどちらが俺の部屋を掃除するかって話し、てかそれ知っててあっこの掃除してくれたんじゃなかったのか?」

 

「いえ、何やら言い合いしていたのは知っては居ましたけど、内容までは、それに、あそこをしたのはさっき言った通りですよ」

 

まぁなんてイイ子なんでしょ。

 

「お前らも見習わな」

 

「「・・・・はい」」

 

「まぁ、あの変t・・・まぁ良いだろう」

 

「「「今なに言おうとしました!?」」」

 

「まぁまぁ気にすんな、それよりもう終わりそうか?」

 

「あ、うん、出来てはいるよ。後は盛りつけるだけだね」

 

「そうか、ならやっちまおうか」

 

「「「そうですね、三人でやりますね!!」」」

 

「・・・・はい」

 

え?お前はやらないのかって?やりますかって言って来た三人の顔見たら若干恐怖を覚えちゃうよ、まぁそんな訳で俺は出来ませんのよ。

 

 

それから三人で料理を盛りつけ、テーブルに置くと、二人はこちらに来て。

 

「「終わりました!!」」

 

「はいはい、分かりましたよ」

 

そう言って俺は二人の頭を撫でた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

俺達はソファーに座って残りの二人を待つこと数分で二人もリビングにやって来た、その第一声が。

 

「「なんで結城さんの隣を陣取ってるの!?」」

 

いや、来て第一声がそれかよ。

 

「二人があまりにも遅かったから三人でじゃんけんして決めたんだよー」

 

「「ぐぬぬ・・」」

 

「そんなことより早く飯食おうぜ」

 

「「「「「はーい」」」」」

 

みんなが席に着いた所で。

 

「いただきます」

 

「「「「「いただきます」」」」」

 

こうして少し遅めの昼食をとることとなった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

みんなで昼食をとっている時にリサが。

 

「そういや二人は結構遅かったけど、そんなにかかったの?」

 

「「えーーと・・」」

 

「「「???」」」

 

「ニオイは臭くなかったか?」

 

「「いい匂いでした!!・・・あ」」

 

俺が少し罠を仕掛けると、ものの見事に引っかかった、いやね、こんなんで言うとは思わなかったけどね。

 

「ねえ?二人とも?どうゆう事かな?かな?」

 

「そうですよね、私達は渋々料理の方に来ましたのに」

 

「私は皆さんが嫌だろうと思って、洗面所をやったいたと言うのに」

 

「「「なのに二人は何をやってたのかな?かな?かな?かな?」」」

 

「「ごめんなさーーーーい!!」」

 

と言って二人は三人に土下座をするのであった。

 

 

 

あ、この肉上手いな・・・・・・うん、今日も平和だなー・・・・

 





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