あれからリサと沙綾が作ってくれた昼飯を食べて、今はみんなでリビングでス〇ッ〇版のマ〇オ〇ートをしているところだ。
「結城さん待てー!」
「ちょっと、千聖、それはずるいって!」
「ふふふ、使えるものは使わないとね」
「あ!美咲ちゃん発見!」
「やば!逃げないと」
っと言う風に楽しくわいわいしながら遊んでいた、もちろん近所迷惑にならない程度に声は抑え気味にしている。
そしてすべてのレースが終わり、結果はと言うと。
「俺の圧勝だったね」
「結城さん強かったね」
「いや、君ら最後らへんレースそっちのけでただただつぶし合いしてただけじゃんか」
「そうだったね、最後何てレースじゃなくて結城さん抜きでバトルモードでしてたもんね」
「でも、意外でしたね、白鷺先輩があんなんになるなんて」
「千聖で良いわよ美咲ちゃん、私だって楽しい時は楽しむわ」
「沙綾ちゃんも上手だったね」
「下の子達と遊んだりしてたりしてたからねー」
ゲーム中は凄まじかったのに、終わったら仲良くなってるね、まぁいっか。
「俺は昼寝するからみんなは好きにしてていいよ」
「「「「「それじゃあ一緒にねますね」」」」」
「・・・・・・え?」
「結城さんが寝るなら私らも一緒に寝るの」
「この人数で?」
「「「「「もちろん!」」」」」
「おいこらそこのアイドル」
「誰かしら?」
「おめーだよおめー」
「あら、私だったんですね?」
「バレたらスキャンダルになるだろうが」
「大丈夫ですよ、みんなで寝れば怖くない!・・・ですよ」
「・・・・・・そうかい」
俺は諦めて寝る事にした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それから自室に戻りベットに寝転ぶと、すかさずリサと千聖が俺の横に寝転び、それについでつぐみが俺の腹辺りにポスッって感じに乗ってきた、沙綾と美咲は何故か俺の足に抱きついて来た。
つぐみのやつは気持ちいいのか、顔がだらけ顔になっていき、「フニャ~」なんて言いながら顔を俺の胸の所にうずめてきた、なんかこうしてみると。
「なんか今のつぐみってあれに似てね?」
「「あれ?」」
「ほらこんな感じのパンダみたいなのいなかった?」
「あ、それってた〇パ〇ダですか?」
「そうそうそれそれ、美咲よく知ってたな」
「前に妹に羊毛フェルトで作ってって言われたことあったんですよ」
「作ったのか?」
「はい、結構たのしかったですよ」
「出来るもんなんだな」
「はい、でも結構時間もかかりましたけど」
「なるほどなー」
「んみゅ~」
「「「「「え?あの短時間で寝てたの?」」」」」
「んん~・・・・んふふ~」
「一体どんな夢見てるんだ?」
「んふふ、えへへ~」
「「「「「かわいい」」」」」
俺はつぐみの頭を撫で、腕を引かれたので、見てみると、頬を膨らませたリサがいた、俺は反対の手で撫でてやると、最初嬉しそうにして、しだいに眠りについた、それから他の三人も同じようにしてやると、三人もリサと同じようになっていった。
俺の撫でって睡眠効果でもあんのかな?今度誰かに試してみようかな。
なんてことを考えながら俺も眠りについたのだった。
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