美咲と花音と一緒に散歩に行くことになった結城は、二人と一緒に商店街を歩いていた。
そこで結城は二人にある質問をした。
「そういや君ら二人はいまから行く所にはもう行ったのか?」
「あーと、結果だけ言えば行きましたね」
「??結果だけ?」
「はい、あのショッピングセンターが出来て、ハロハピのメンバーでその話をしたんですよ」
「あのメンバーでか?」
「まあ言いたいことはわかるので、省かせてもらいますね。そしたらこころがいきなり」
『おもしろそうね!そうだわ、そこでライブをやりましょう!』
「とかいきなり言い出しまして」
「相変わらずぶっとんでるな・・」
「まあいつもの事ですからね、んで、私は言ったんですけど」
『はい?あんたいきなりなに言ってるのよ。そんないきなりでライブなんてさせてもらえないわよ』
「って言ったら」
『大丈夫よ!私達はみんなを笑顔にしたいのだから!』
『いや、それ理由になってないから』
『そうかしら?それでも聞いてみないと分からないじゃない』
「って言われてその日はその話は終わって、次の日にまた集められて」
『ライブの許可がとれたわ!やっていいって!』
「それってやっぱりあれか?・・・」
「はい、お察しの通りだと思います」
そこまで聞いた俺はなんとなく察しがついた、つまりあの人たちが動いたのだろう。
「それで結果的にはライブは盛り上がったんですけど、いきなり予定してなかったことが起こったので、お客さんは最初みんな戸惑ってましたけどね」
「まぁそりゃそうだろうな」
「それでライブが終わった後にそこで買い物とかするのかと思ってたら」
「そのまま終わって帰っちゃったんだよね・・」
「そうなのか?」
「ええ、終わって控え室で」
『大満足だわ!さあ早く帰ってお家でパーティーをしましょう』
「てなことで、終わってすぐに何をするわけでもなく、帰ったんです」
「なるほど、確かにそれは結果だけだな」
「ええ、それで花音さんと話をして、今度二人で行きましょうって話になって、今に至るというわけです」
「なるほどな、それはなんというか災難?だったな」
「でも・・そのおかげで・・結城さんと一緒に行けるから、私はよかったかな」
「まぁそうですね、私も花音さんと一緒ですね」
「んあ?俺と行きたかったん?」
「ええ、いつもあの三バカの事で愚痴とかを聞いてくれるのが結城さんなので、結城さんならなんかのんびり出来そうかな?っと思っていたので・・・まあ、私も花音さんも他の理由もあるんだけどね」
最後らへんはなにを言ってるのか聞こえなかったがまあ悪くは言われてないだろう。
「まあ信頼されてるってことでいいのか?」
「「はい!もちろんです!」
なんてこと話ながら歩いていると、目的地に到着した。
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