今俺は街の方へと向かっている、それは何故かと言うと、昨日の事になる。
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~昨夜~
俺が自分の部屋でゲームをしていると。
prrrr
携帯が鳴りだした。俺は携帯を手に取って、画面を確認してみると、花音からだった。
「はい、もしもし?」
「あ、お兄ちゃん、今大丈夫かな?」
「ああ、平気だぞ」
「えっとね、お願いがあるんだけどね」
「花音が俺にお願い?」
「うん、明日って暇かな?」
「明日か?ああ暇だぞ」
「ホント!?」
「ああ、それで?どうしたんだよ?」
「うん、実はね、一緒に行ってもらいたい所があるんだ」
「行ってほしい所?」
「うん、それでね、明日良かったらどうかな?」
「ああ良いぞ、どこに行くんだ?」
「えへへ、秘密だよ」
「なんじゃそりゃ、まぁ良いや、それで?どっかに集まって行くのか、それか、どっちかの家に行くか?」
「えっと、それじゃあ、駅前に集合で良いかな?」
「駅前ね、良いぞ」
「よかった、それじゃあ11時に駅前で良いかな?」
「おう、11時な、了解」
「えへへ、明日、楽しみにしてるね」
「あいよ、それじゃあな」
「うん、また明日ね」
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てな事があってな、今は駅に向かう途中の所を歩いている所で、ここに来る途中ではぐみの店のコロッケを買って食べながら歩いているところだ。しかし相変わらず旨いよな。
そんな感じで歩いていると、駅に着いた。周りを見渡してみたが、花音はまだ来てないみたいだな、来るまで待ちますかね。
~数分後~
それから少し待っていると。
「お兄ちゃん!」
っと呼ばれたので、振り向いてみると、息を切らして、走ってきました感を前面に出している花音がいた。
「おう、とりあえず落ち着け、ほれ、これ飲みな」
「はぁ、はぁ、あ、ありがとう」
そう言って俺から飲み物を受け取った花音は一気に飲んでいき、ペットボトル半分以上を一気飲みした。
「そこまで喉渇いてたのか、とりあえず、息整えるために深呼吸しな」
「う、うん、ヒーヒーフー、ヒーヒーフー」
「花音それ深呼吸ちゃう、ラマーズ法や」
「あ、そうだね、スーー、ハーー、うん、もう大丈夫」
「そうか、それにしても随分急いでたんだな?」
「えへへ、お兄ちゃんが見えたから、急いで来ちゃった」
「それで息切らしてたら元も子もねーだろーよ」
「そうだね、えへへ、次からは気をつけます」
「そうしてください、大丈夫そうなら行くか?」
「うん!行こう!」
そう言って俺達は歩き出した。
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それからしばらく歩いていると、花音が立ち止まり。
「お兄ちゃん、ここだよ」
「ここって、映画館?」
そう俺たちが来た場所は映画館だった。
「映画館か、花音が映画みるのか、なんかいがいだな」
「うん、私もあんまり来ないんだけどね、千聖ちゃんにこの映画は一度見た方が良いって言われてね、どうせだったらお兄ちゃんと見たいなーって思ってね」
「なるほどな、それじゃあ見る奴も決まってるんだな?」
「うん、そうだよ」
「へー、千聖おすすめか、どんな映画なんだろうな」
「千聖ちゃんが言ってたのは、恋愛映画だって」
「恋愛映画か、・・・・うん」
「どうかした?」
「いいや、なんでも、それじゃあチケット買いに行くか」
「うん!」
俺達はチケット買いに売り場へと向かった。
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チケットを買い、会場に向かう途中で飲み物と、ポップコーンを買ってから会場へと入った。ちなみにポップコーンは一つだけだ。花音にいらねーのかって聞いたら、「お兄ちゃんと一緒に食べたいから」って言われたので、一つだけにした。そうして会場に入った俺達は番号の席に座り、始まるまで、雑談をしながら待つことにした。
~十数分後~
あれからしばらく待っていると、会場のライトが消え、スクリーンから映像が流れ始めた。
「始まったな」
「うん」
俺達は静かに映画を見る事にした。
あ、ちなみに映画の内容は、高校2年の女の子が、その見た目から、(リ〇グの某キャラ?)と呼ばれていて、誰からも話しかけられないまま、時が過ぎていき、ある日の出来事から、クラスのイケメン君と仲良くなっていくって感じの内容だ。
~数十分後~
それから黙々と映画をポップコーンを食べながら、見ていた映画も多分終盤らへんだろうかと思う。主人公の女の子と、クラスの中のイケメンがデートをしており、今はお互いに家に帰るために、分かれ、帰ろうとした瞬間、イケメン君がその女の子にキスをしたところだ、俺はこころの中でへーーすげーな、っと思いながら見ていた。ふと花音の方を見てみると、目を両手で隠して、口をあわあわさせていた、よく見ると、手の隙間からきっちりと映画は見ているようだ。
~さらに数分後~
『俺と付き合ってください』
『はい』
『『『わーーーーー!!』』』
みたいな感じで映画は終わり告げた。あ、ちなみに実際はもっと濃い内容だからな。俺の頭ではこれが限界何だろう…え?メタい?仕方ないじゃんか、詳しく書けない俺が悪いんだから、まあそんな感じで映画を見終えて、今俺達は映画館の入り口に出てきており、他のお客さんも口々に『あの子かっこよかった!』とか『あの女許すまじ!』なんて言っている人もいたがみんないろんな感想を言いながら出て来ていた。俺達はと言うと。
「良かったな」
「そうだね、千聖ちゃんが言ってただけあったね」
「それにしても・・・・・・お前さん顔真っ赤だな」
「ふぇ!?」
「そんなにあのキスシーンが恥ずかしかったか?」
「ふぇ、えっとーー(言えないよー、あのシーンの所だけ、私とお兄ちゃんを思い浮かべてたなんて)」
「どうかしたか?」
「う、ううん、何でもないよ」
「そうか?まぁ良いや、これからどうする?」
「えっと、お兄ちゃんが良いならまだ一緒にいたいかな」
「そうか、ならどっか行くか」
「うん!」
「さっきも思ったが、最近よく俺の腕に抱きつくよな?」
「えへへ、お兄ちゃんに抱きつくの気持ちいいんだ」
「そうか、まぁ良いや、、どこ行くよ」
「えっとね、・・・・・・・」
俺達は遊びの続きをすることにした。
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あれから花音といろいろ歩き回り、時間も良い感じにになったので、帰ることにして、花音を家まで送り届け、一人で帰っていると。
ポツ、ポツ、ポツ
っと雨が降り出してきた。
「うわ、マジか、さっきまであんなに晴れてたのにな、しかし、これは本降りになりそうだな」
そう思った俺は急いで帰ることにした。
~十数分後~
「やべーなこりゃ」
あれから急いで帰ったのだが、帰る途中で大降りになり、結構濡れてしまった。
俺はとりあえず体を温めるために風呂に入り、着替えて自室に戻ろうとしたところで。
ピンポーン
っと、チャイムがなったので、出てみると。
「はいはーい、どちらさんで・・・ってお前らどうした?」
そこに居たのはびしょ濡れになっていた美咲、巴、麻弥の三人が居たのだった。
「今回のあとがたりのコーナー!今回のゲストはこの方!」
「こ、こんにちは、ロゼリアでキーボードを担当してます、白金 燐子と」
「みなさんこんにちはー!えーーっと・・・」
「あ、ごめんね、君のいつもの感じの奴、どう書いたらいいか分かんなくてね、出来れば普通に話してほしいかな、視聴者さんがなにかいい感じの言葉をくれれば、差し替えからさ」
「あ、そうなんだ、だったら仕方ないですね、えっと、改めまして、ロゼリアのドラム担当の!宇田川あこです!」
「はいっと言う事で、燐子ちゃんとあこちゃんが今回のゲストですー!よろしくねー」
「よろしくお願いします」
「うんうん、それじゃあ、今回は何かあるかな?」
「えーっとね、今回の内容は、募集して送ってくれた内容でやったんですか?」
「うん、そうだよ、前回の時にネタを募集してね、送っていただいた方の内容の中に、今回参考にさせていただいた奴があってね、今回、そうしたんだ」
「良かったですね!」
「ホントだよ、正直こないと思ってたからね」
「ほ、他にもたくさん来ていたんですか?」
「そうだね、二人の方がいろいろネタを出してくれてね、それを参考にこれからはやっていくと思うよ」
「そうなんですか、私とあこちゃんのお話も」
「もちろんいただいてるよ、おいおい出来たらいいなーと思ってはいるよ」
「そうですか、頑張ってくださいね」
「うん、何とか内容を考えてみるよ」
「てな訳で、今回はここまで!今回はテンツクと!」
「燐子と」
「あこがお送りしましたー!!」
「それじゃあみなさんまたの機会にお会いしましょー、せーの」
「「「さよーならー!!」」」
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