要 結城の日常   作:テンツク

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75話

あれから三人が泊まる用の部屋をある程度片づけて、今は四人で食事を食べている所だ。

 

「しっかし、災難だったな、急にどしゃ降りになって」

 

「確かにあの時は災難だったけど、結果的には私としては大満足だったけどね」

 

「そうだな、理由はどうあれ、兄さんの家に泊れるんだからな!」

 

「そうっすね、自分んも今回はラッキーでしたね」

 

「そうかい、まあ本人が言うなら別にいいけどさ、この後はどうするよ?」

 

「うーーん、なにしようか?」

 

「はいはい!大乱闘をやろう!」

 

「巴ホント好きだよな、まあいいけどさ、二人はどうする?」

 

「「やる!」」

 

「そうかい、なら食っちまうか」

 

「「「はーい」」」

 

 

 

 

 

それから飯を食い終え、今俺達はと言うと。

 

「おら!巴死ねー!」

 

「あ!兄さんバットはずr」

 

カキ―ン!!

 

「ああーー!!」

 

「麻弥さん、いざ尋常に」

 

「勝負!」

 

「・・・・・・」

 

「こら!ほい!」

 

「あ!ちょっと!これなら」

 

「二人とも」

 

「「何!?」」

 

「ボムh」

 

ドカーン!

 

「「ああー!」」

 

「いらっしゃーい」

 

カキ―ン!

 

 

【ゲームセット!】

 

「「ああー!」」

 

「ふースッキリしたぜ」

 

「終わってみれば兄さんの圧勝だったな」

 

「いやー最後のは気持ちよかったな」

 

「くそー麻弥さんとの一騎打ちに集中し過ぎて周りが全然見てなかった」

 

「ホントっすね」

 

こうして第10回戦の大乱闘が終了をしたのであった。

 

「さてと、もう良い時間になったし、後は寝るだけだな」

 

「「「そうだね」」」

 

「なら案内するからついて来てくれ」

 

そう言って俺達は二階に向かった。

 

 

 

 

 

「ここが今日泊まってもらう部屋だ」

 

「「「おおー!」」」

 

「狭いかも知れんが、三人だったら大丈夫だろうと思ってな」

 

「まあ確かに」

 

「それじゃあ俺は寝るとするよ、おやすみー」

 

「「「おやすみー」」」

 

そしてこの日はいろいろあったのでした。

 

 

 

 

~次の日~

 

 

 

朝目が覚めた俺は動けずに、金縛りにあったと思い目を開けてっ見ると、ドアップの美咲の顔がそこにはあった、さらに、両隣を確認してみると、巴と麻弥が、これでもかってぐらいの力で俺の腕を抱きしめていた、その結果、俺の両腕は血の流れが止まり、腕が動かせなくなっていた。

 

「んんっ、あ、お兄ちゃんおはよー」

 

「おはよう、とりあえずはいろいろ聞きたいんだが」

 

「なに?」

 

「お前ら三人は隣の部屋で寝ているはずだが?」

 

「うん、本当ならね」」

 

「は?」

 

「あの後あっちの部屋で三人でいろいろと話してね、それで話し合いの結果、お兄ちゃんと一緒に寝ようって話になってね、それでじゃんけんで勝った私がお兄ちゃんの上をゲットしたって訳」

 

「さようで、とりあえずは起きたいからどいてくんねーか?」

 

「うん分かった」

 

そう言って美咲はのそのそと俺の上からどいてくれた。

 

「巴、麻弥、起きろ!」

 

「「んんーーっ、あ、兄さん/結城さん」」

 

起きたか?とりあえず二人とも腕を離してくれ。

 

「朝飯作るから下に下りて顔を洗ってきな」

 

「「「ふぁーーーい」」」

 

そう言って三人はコテンコテンしながらも下に下りて行った、俺はとりあえず腕が治るまでじっとしていた。

 

 

~十分後~

 

あれから十数もかかった、どんだけ強い力でやってたんだ。

 

とりあえず、腕もマシになったので、動作確認をし、大丈夫そうなので、俺も下に下りる事にした。

 

 

 

 

下に下りた俺が見たのはものすごい光景だった、なんと三人が三人、下の廊下、リビングの床で、殺人後の死体みたいな恰好で寝ているのだ。

 

「お前ら起きろ――!!」

 

「「「zzzz」」」

 

起きなかったので、俺は冗談で。

 

「あー、寝てるんだったら朝飯いらねーんだなー、仕方ないよなー(棒)」

 

っと言ってみると。

 

「「「いる!いるいる!」」」

 

「お、おう、とりあえず顔を洗ってスッキリしてこい」

 

「「「はーーい!」」」

 

その後は三人が顔を洗っている間に朝飯の用意を済ませて、四人で朝食を食べて、昨日一応許可を経て洗濯をしておいた昨日の服を渡し、着替えさせ、家族が心配しているであろうから帰るように促した、三人は何故か渋っていたが、頭を撫でてやると、納得したようで、朝食後に三人は各々の家へと帰って行ったのであった、俺はとりあえず見送りだけはして、再びリビングに戻ると。

 

 

「お兄さん、おかわり!!」

 

 

などと訳の分からないことを言っている奴がいたんだとさ、めでたしめでたし。

 

 




「今回のあとがたりのコーナー!今回のゲストはこの方々」

「みなさんどうも!ポピパのギターボーカルをしてます!戸山香澄です!そして」

「みんなやっほー、ハロハピのベース担当の北沢はぐみだよー!」

「はいってな訳で、今回のゲストは香澄ちゃんとはぐみちゃんです、よろしくねー」

「「よろしくお願いします!」」

「はい、よろしくねー、てな訳で、ここでのやる事は分かってる?」

「大丈夫!うP主さんに質問するんですよね」

「うんうん、そうそう、このさk」

「なんでポピパのみんなはいないんでしょうか?」

「それはね、ここでは一人か二人のゲストを読んでねそr」

「あ、それだったらハロハピのみんなもいないよ!」

「いや、だからね、ここではn」

「ホントだ!こころんとかもいない!」

「いや、だk」

「沙綾もいないよ!」

「いやd」

「ホントだ!みんなを探しに行かないと!」

「いy」

「行こう!かすみちゃん!」

「うん!行こうはーちゃん!」

バタン!!

「・・・・・・」







「えーっと・・・・以上!今回のこのコーナーはここまで、それではまた次回お会いしましょう!それではみなさん、さよーならー」


「オラにも評価を分けてくれよな!」キラッ







「うん、やっぱり変だね、みなさんもそう思いますよね?てな訳で、今度こそ本当にさよーならー」

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