要 結城の日常   作:テンツク

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78話

ある日の事、部屋でパソコンのゲームをし終えて、パソコン内のフォルダーを確認している時の事。

 

 

 

「んあーーーー!!疲れたー、やっぱりぶっ通しでこのゲームすると結構来るな、ちーっとばかし休憩っと、久しぶりにパソコン内のやつでも見よっかな」

 

そう言って俺は画像やら動画、その他のゲームを確認している時に、あるフォルダーを見つけた。

 

「ん?これって、・・・・・・あーー、NFOか、久しぶりに見たなこれ、そういや最近全くだったな、久しぶりに開いてみるか」

 

そう言って俺が開いたのはNeo Fantasy Online、通称NFOと呼ばれるRPG系のゲームだったかな、内容としては、クエストと呼ばれる依頼みたいなのをクリアしたり、いろいろな素材を集めて、新しい武器や防具を作ったり、他のプレイヤーと一緒に遊んだり、チャットで話したりする、何だっけかな、確かMMORPGって言うジャンルのゲームだ、昔は結構はまってやっていたんだが、最近は素材やら何やらを集めすぎて、やりこみ過ぎた結果、飽きてきてしまったやつだ、そのゲームを久しぶりに開いてみた。

 

 

 

 

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ここからはゲーム内での会話となります

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「あー、確かにこんなんだったな、久しぶり過ぎてド忘れしたな、久しぶりだし、軽めのクエストでもやるかな、その前にステータスの確認っと」

 

そう言って俺は自分のステータスを確認してみると。

 

「は?なんじゃこりゃ、強すぎじゃね?てか俺こんなにやり込んでたんだな、自分でやっててあれだけど、ひくわー、ほぼMAXじゃねーか」笑笑

 

そう言って現実の俺は若干自分に引いていた。

 

「しっかし、いろいろ装備やらなんやらがあるな、あ、そういや雪音のやつもなんか誘われてやり始めたって言ってたな、まああいつならこんな感じにはならんだろから大丈夫だろ」

 

そう、ちょっと前に雪音のやつがこれをやり始めたらしい、まあ今の今まで忘れてたんだがな。

 

「まあ良いや、ほんじゃまあ行きましょうかね」

 

そう言って俺はクエストを受けるために酒場へと向かった。

 

 

 

 

酒場に着いた俺は受付へと向かった。

 

「いらっしゃいませ、クエストをご依頼でしょうか?」

 

「ええ、なんか肩慣らし程度のクエストを」

 

「それでしたらこちらなんてどうでしょうか!」

 

「えっと、何々」

 

 

 

推定レベル:30

 

内容:ベアウルフの討伐

 

報酬:5000ウェブ

 

 

「良いんじゃねーかな、よし、これを」

 

「こちらですね、それではこちらがクエスト票となります、ベアウルフと分かるものを何か提示していただければクエストクリアとなりますので、忘れなく、それでは行ってらっしゃいませ」

 

「はーい」

 

てな事で、クエストも受注したし、行きますかね。

あ、ちなみに報酬であったウェブって言うのは、現実の世界で言うところのお金だ。

 

 

~少年移動中~

 

 

目的地に着いた俺は討伐対象のベアウルフを探した、すると。

 

「グルゥゥゥゥゥゥ!」

 

何と敵さんの方から来てくれた。

 

「さーてと、肩慣らしはしたいから、あんまりあっさりとはやられないでくれよ!」

 

そう言って俺は敵へと向かって行った、結果はと言うと!

「・・・・・・・・・マジで?」

 

えっと、ありのまま起こったことを話すとこうだ。

 

 

俺が突っ込む⇒敵さんも応戦⇒俺が剣一振りする⇒「グルゥ」

 

てな感じで、一撃で終わってしまった、一応俺って双剣使いなんだけどなー。

 

「まあしかないか、それじゃあこいつをいただいてっと、そんじゃまあ帰りますかな」

 

俺は街へと戻って行った、次はもう少し難しいのにするか。

 

 

 

 

そんな事を考えながら戻っていると。

 

「キャーーー!!」

 

っと言う悲鳴が聞こえて来たので、俺はその声の方へと向かった。

 

 

 

そしてついてみると、そこには五人の女の子が、でっかいゴーレムと戦っており、見た感じでは二人は全然平気そうだが、他の三人が今にもって感じの状態だった、すると次の瞬間、そのゴーレムは瀕死であろう三人の方に攻撃を繰り出そうとしていたので、俺は急いで三人の元に向かい、ギリギリのところで。

 

「滅びの〇〇〇ストリ〇ム!」

 

え?剣なのにそれはおかしいって?仕方ないじゃん、言いたかったんだもん。

 

まあそれのおかげでゴーレムも倒せて三人も無事だったわけだしな、さてと。

 

「あぶねーとこだったな、大丈夫か?」

 

「「「は、はい」」」

 

そう言って俺は後ろにいる三人の方を向いてみると、そこに居たのは。

 

「それは何より・・だ・・・って、お前ら」

 

「友希那さーん!リサ姉ー!紗夜さーん!」

 

「みなさん!無事ですか!」

 

「え、ええ、この人のおかげで」

 

「良かったーー!!」

 

「あ、あの、ありがとうございまし・・・!!」

 

「燐子、どうかした?」

 

「もしかして!レイトさんですか!?」

 

「ああ、そうだけど」

 

「え!?レイトさんって、あのレイトさん!?」

 

「宇田川さん、白金さん、この方は」

 

「あ、ごめんなさい、この方はレイトさんと言って、NFOで有名な方なんです、全てのクエストをクリアし、最上級の装備を揃えたただ一人のプレイヤーなんです!しかもそれには課金などは一切していないとの噂もあるほどなんです!」

 

「そ、そんなすごい人なんだ、この人」

 

「まあ正確にはあまり課金をしていないが正解だな」

 

「それにレイトさんってこうも呼ばれてるんですよ!【幸運のソードダンサー】って、なんでもレイトさん一緒にクエストをクリアすると、普段手に入らないような素材なんかも手に入っちゃうて言う噂何ですよ!!」

 

「そんなにすごいんだ」

 

「もうすごいなんてものじゃないですよ!この方は・・・・・・・・・・・・・・・・・

!!!!!!!!!!」

 

「り、燐子、落ち着いて!分かった、分かったから!」

 

「あ、ごめんなさい、興奮しちゃいました」

 

「「燐子/白金さんがこんなになるなんて」」

 

「あのー、お聞きしたいことがあるんですが?」

 

「ん?なに?」

 

「最近やってないとの噂もあったんですけど、それは本当なんですか?」

 

「ああ、最近はやってなかったよ、今日久しぶりにやってるからね」

 

「そうだったんですね」

 

「それよりあこと燐子は大丈夫なのか?」

 

「「え?なんで名前を?」」

 

「そりゃあさっき言ってたしね、それにリアルでも何回もあってる訳だしな、ガールズバンドのみなさん」

 

「「「「「!!」」」」」

 

「どうして私達がバンドを組んでいると分かるの!?」

 

「さっきも言ったじゃん、リアルでもあってるって」

 

「でも私達はあなたの事を知らないはずです」

 

「そうだな、じゃあ大ヒント、ネコのミユって言ったら分かるだろ?」

 

「「「「「な!!」」」」」

 

「ま、まさか!!」

 

「「「「「結城さん/兄さん!!??」」」」」

 

 

 

 

 







はい、てな訳で、今回はここまでといたしますのでご了承ください。


えーっと後、あとがたりのコーナーですが、まだ続けた方が良いか、終わった方が良いのかを教えて下さいなーー。



感想、評価などなど、お待ちしております。

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