要 結城の日常   作:テンツク

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79話

 

 

「「「「「結城さん/兄さん!!??」」」」」

 

「おう、俺だ」

 

「な、なんで兄さんが」

 

「それはどっちかと言えばこっちのセリフだがな、リサはともかく、まさか友希那と紗夜がいるなんてな」

 

「あこ達は?」

 

「お前らはふだんから言ってるだろうが、ゲームがどうだのって」

 

「それにしても、結城さんもされていたんですね」

 

「まーな、さっきも言ったけど、昔結構はまってたんだよ」

 

「でも、私達には何も」

 

「そりゃあお前らがやってる事俺は知らねーし」

 

「「「「「あ、確かに」」」」」

 

「だろ?」

 

「そう言えばそうだったねー、と言っても私達もやり始めたの最近だしね」

 

「そうなのか、それよりお前らいいのか?」

 

「「「「「なにが?」」」」」

 

「素材の回収だよ、時間過ぎると消えちまうぞ?」

 

「「「「「ああああ!!」」」」」

 

俺がそう言ってやると、五人は急いでさっきのゴーレムの元に行き、素材の回収を始めた、そして回収し終えると、またこちらに来て。

 

「結城さんありがとー!あと少しで消えちゃうところだったよ!」

 

「そいつはなによりだ、それよりいいもん取れたか?」

 

「あ、えっと、ちょっと待ってね、えっと・・・・・・・・・え?」

 

「「「「「ん?」」」」」

 

「どうしたの、りんりん?」

 

「あこちゃん今拾ったの見て!」

 

「う、うん、えっと・・・・・えええ!!」

 

「あ、あこ?どうかした?」

 

「どうかしたなんてものじゃないよリサ姉ー!」

 

「一体どうしたと言うのですか?」

 

「三人もさっき拾った素材を確認してください、それの一番下の所を」

 

「えっと、何々、一番下、これだね、えっと黒結晶?これがどうかしたの?」

 

「これはですね、さっき戦ったクライゴーレムが落とすと言われている、激レア素材何です!これを手に入れるために何千何百のクライゴーレムを倒してきたのですが、それでも手に入れることが出来ずに、諦めかけていたんです、これを手に入れられる確率は、ほぼゼロと言っても良いぐらいなんです!さらにこの黒結晶を集める事によって、さまざまな強力な武器や防具が作ることが出来るんです、例えば私が持っている杖何かもそうですが、今井さんのヒーラー用の武器もそうですし、友希那さんや紗夜さんの武器防具何かにもこの素材が必要になったりもするんです、これを手に入れられるプレイヤーはほんの一握りとも言われているぐらいなんです!この素材を手に入れるためだけに集まるプレイヤーもいると言われてるんです、よりよい素材を手に入れるためにそれ用のスキルやアビリティに変更したりもして、何んでも手に入れようとしたプレイヤーもいますが、そのプレイヤーの数々が亡くなって行ったと言う話も絶えないほどなのです、そのために諦めて行くプレイヤーも後を絶たないんです、かく言う私とあこちゃんもそれに陥った一人なんです、それからですね、こr」

 

「燐子ストップストップ!!分かった、分かったから、ストップ、一旦ストップ!!」

 

「あ、ごめんなさい、つい興奮しちゃって」

 

「こんな燐子初めて見たね、それほどすごいんだこれって、兄さんは知ってた?」

 

「・・・・・・」

 

「兄さん?」

 

「落ちちゃった?」

 

「ううん、まだログインしてるから、ゲーム自体は終わっては無いと思う」

 

「結城さん、どうしたのかしら?」

 

リアルの結城はと言うと。

 

「zzzz」

 

寝ていたのであった。

 

「もしかして寝ちゃった?」

 

「多分、そうかもしれませんね」

 

「あ、悪い、寝てた」

 

「あ、兄さん、大丈夫?」

 

「ああ、燐子の文を見てたらなんか眠くなって、寝てたわ」

 

「あ、ご、ごめんなさい、つい」

 

「ああ、良いよ良いよ、それより早く戻ろうぜ、何ならこの後のクエストも手伝ってやろうか?とりあえず今日なら時間あるしな」

 

「「「「「ホント!?」」」」」

 

「ああ、良いぞ」

 

「そうと決まったら早速街に戻ろーー!」

 

「「おおー!」」

 

そんな感じで俺達は街に戻り、クエストの報告を済ませ、今度は六人で色々なクエストに行ったりして、全て終わって、解散したころには、何と夜の9時になっていたのだった。

 

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