要 結城の日常   作:テンツク

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83話

 

海に出て来た俺達は四人で水の掛け合いをしていた。

 

「ほらー。くらえ!」バシャ

 

「うわ、リサめ、やりやがったな、お返しだ!」バシャ

 

「うわ!」

 

「「隙ありーー!!」」ザパァー

 

「ちょ、二人がかりはずる」

 

「「「あははは」」」

 

「くそー、やりやがったな」

 

「「「逃げろー」」」

 

「待てコラー!!」

 

と言う感じに遊んで今は浜辺に戻って、簡易テントの中に入って休憩している。

 

「そういや、お前ら日焼け止めとかはしてるのか?」

 

「「「あ、忘れてた」」」

 

「おいおい、ちゃんとしねーと後が大変だぞ」

 

「それじゃあさ、兄さんが塗ってよ」

 

「なんで俺なんだよ、二人いるじゃねーか」

 

「いーの、兄さんにしてもらいたいの」

 

「「そうそう」」

 

「なんでお前らまでそっち側なんだよ、たく、分かったよ」

 

「えへへ、それじゃあお願いね」

 

そう言ってリサはうつぶせに寝転んで、水着の紐をほどいた。

 

「それじゃあやるぞ」

 

「うん、お願い」

 

そう言って俺は日焼け止めを手に付け、リサの背中へと手をやった。

 

「ん!♡」

 

「こんな感じか?」

 

「あ!♡、うん、良い感じ」

 

それを聞いて俺は引き続き、日焼け止めを塗って行った、しかし、こいつ塗る度に、なんかエロい声出すな。

 

そんな感じで日焼け止めを塗り終えた俺は。

 

「はい、お終い、前の方は自分で塗れよ?」

 

「はぁ♡、はぁ♡、う、うん、分かった」

 

「「ゴクリ・・・」」

 

「つ、次は私お願い!」

 

「次は沙綾か、ほれ、寝転びな」

 

「う、うん」

 

そう言って沙綾は寝転び水着の紐をほどいた。

 

「それじゃあいくぞ?」

 

「う、うん」

 

そう言われたので、リサと同様な感じで手に付け、沙綾の背中へと手をやった。

 

「うひゃ!」

 

「大丈夫か?」

 

「だ、大丈夫、続きをお願い」

 

「了解」

 

「ひゃ!」 「んん!」「あ♡」

 

「はい、お終い」

 

「はぁ、あ、はぁ、ありが、とう♡」

 

「あいあい、最後はつぐみか?」

 

「う、うん、お願いね、お兄ちゃん」

 

「それじゃあ、寝転びな」

 

「う、うん」

 

そう言ってつぐみは寝転んで、水着を、つぐみの場合は脱ぐ?になるのか?まあ肩の部分を外したで良いのかな。

 

「それじゃあ、いくぞ?」

 

「う、うん、お願い」

 

つぐみの言葉を聞いた俺は、二人と同じ用に日焼け止めを手を付けてつぐみの背中へと手をやった。

 

「きゃ!」

 

「おいおい、大丈夫かよ」

 

「だ、大丈夫」

 

「そ、そうか?じゃあ続きやるな」

 

「ひゃ!」「きゃ!」「んんん!」「ふぇぇ~♡」

 

てな感じでつぐみも塗り終えた、何か何回か既視感があったが、まぁ気にしないでおこう。

 

「つぐみも、前は自分でな」

 

「う、うん♡、分かった♡」

 

それを聞いて俺はとりあえずテントを出た。

 

いやー、しかし、緊張した、女の子にあんなことするの初めてだったから、結構ヤバかった、動揺してるの悟られまいと平気な感じでやっていたが、ドキドキしまくってたぞ、しかし、特にリサの時が結構ヤバかった。

 

ちなみに今更だが、三人の水着だが、リサが花柄の紫のビキニで沙綾が、リサと似たような感じのビキニタイプの黄色の水着で、リサと違う所と言えば、上の水着部分に、フリルがついているぐらいだな、最後がつぐみで、つぐみは背中が空いているタイプのワンピースタイプの、ピンクの水着だ。

 

まあ俺もあんまり知ってる訳ではないから、こんな感じの説明になっちまうが、逆にこれくらい知ってたらよくね?

 

 

俺はとりあえず、グッタリしている三人が起きるのを外にパラソルを指しながら待つことにした。

 

 








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