要 結城の日常   作:テンツク

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投稿が遅くなって申し訳ございませんでした!!!!


90話

朝起きて鏡の前に立った俺は何が何だか分からなかった、なんせ今の俺は。

 

「何だよこれ、完全にこれって・・・・女性、だよな」

 

そう、今の俺の姿は、紛れもなく、女性の姿をしているのだ。

 

「なんでだ?何が原因なんだ?」

 

俺は昨日の事を思い出しながら、原因を考えた、が、結局何も思い当たる節がなかった。

 

そんな時。

 

 

バタン!!!

 

「お兄さん起きた!?」

 

そんな時に、勢いよく扉を開けてきたのは、たえの奴だった。

 

「たえ、お前どうした?」

 

「「「こんにちは」」」

 

「紗綾、りみ、有咲、お前らまで」

 

「おたえ!成功した!?」

 

「香澄?それはどう言う事だ?」

 

「えっとね、お兄ちゃん、実は」

 

そう言って沙綾が俺にこれまでの経緯を説明してくれた、内容としてはこうだ。。

 

 

ポピパで集まる

  ↓

練習をする

  ↓

終わって雑談

  ↓

その時に、前の女装雑誌を発見

  ↓

香澄とたえが、俺の女性化した姿が見たい

  ↓

すると、そこに何故かこころが参上

  ↓

話を聞いたこころが黒服に頼み込む

  ↓

黒服が弦巻家の技術を駆使して、薬を作る

  ↓

それを俺が昨日飲んだ飲み物と同じ物を用意して、冷蔵庫に入れておく

  ↓

それを俺が知らずに飲む

  ↓

次の日になる

  ↓

それで今にいたる

 

 

っと言う事らしい、とりあえず。

 

「おいてめぇら、ちょっとお話をしようじゃないか」

 

「「お、、お断りs」」

 

「だが断る!!」

 

「「いやーーーーー!!」」

 

 

その後二人とOHANASIをして、三人の元にもどった。

 

「お待たせ」

 

「「「い、いえ」」」

 

「しっかし、どうするか、効果的なもんも分らんし、いつ戻るか分かんねーからな、どうすっか」

 

「あ、あの!?」

 

「りみ?どうかしたか?」

 

「え、えっと、よかったら、一緒にお買い物行きませんか?」

 

「買い物?この姿でか・・・・いいぞ?」

 

「お兄ちゃん良いの?」

 

「まあ、なっちまったもんはどうにも出来んしな、まあ、そのうち戻るだろうから、この姿で楽しむのも良いんじゃねーかな」

 

「しっかし」

 

「??どうかしたか有咲?」

 

「いえ、今の姿がカッコイイなと思って」

 

「そうか?」

 

「「確かに」」

 

今の結城の姿は某でろん〇〇〇こんでろーんのあの人?です。

 

「確かに、私から見てもカッコイイと思うな」

 

「うん、カッコイイね」

 

そう言って沙綾とりみも同じような事を言ったのだった。

 

「じゃあとりあえず着替えて来るわ」

 

「「「はい!」」」

 

そう言って俺は自分の部屋に戻って、今ある服で、ある程度のコーディネートをした。

 

「お待たせ、そんじゃまあ行くか」

 

「「「はい!!!」」」

 

そうして若干二名を放置して、俺達は四人で街へと繰り出したのだった。

 

 

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