あれから沙綾、りみ、有咲と共に街に繰り出した俺たちはとりあえず、沙綾の店に行くことになったので今は山吹ベーカリーに来ている。
「とりあえずお兄ちゃん何も食べてないでしょ?うちのパン食べてから行こうよ、りみりんと有咲も一緒にさ」
「そうだな、腹減ったしな時間もまだまだあるし、良いんじゃねーか」
「私チョココロネ!!」
「了解、有咲は何にする?」
「そうだな、じゃあカレーパンで」
「分かった、お兄ちゃんはどうする?」
「じゃあメロンパンと、カレーパンで」
「分かった、それじゃあ用意するから、奥で待ってて」
そう言って沙綾が準備をしようとした瞬間に。
「やっほ~、沙綾~、来たよ~」
「あ!モカ!それに巴!」
「よう、沙綾!来たぜ!」
「私達もいるよ!!」
「・・・どうも」
「おはよう!」
最初にモカが店に入って来て、その後にアフロのメンバーも入って来た。
「あれ?今日は知らない人と一緒何だな?こんな人いたっけか?」
「私知らな~い」
「私も」
「「私m・・・・」」
「つぐみ?ひまり?」
「二人ともどうかしたの?」
「「ちょっと失礼しますね、スンスン」
そう言ってつぐみとひまりは俺に近づき、ニオイを嗅ぎ始めた。
「「スンスン・・・・やっぱり!!」」
「ふ、二人も?」
「どうかしたか?」
「「この人お兄ちゃんだ!!」」
「「え?兄さん!?」」
二人の言葉に蘭と巴は驚き、モカはパンを選んでいた。
「なんでニオイで分かるんだよ、犬か?犬なのか?」
「あ、ちなみに私も分かるよ」
「ええー、蘭、巴、こっちゃこい」
「「う、うん」」
二人を呼び、、こっちに来てもらったところで。
「ちょっと、ニオイ嗅いでみてくんね?なんか匂うか?」
俺がそう言うと二人は俺のニオイを嗅ぎ始めた。
「どうだ?」
「「うん、いい匂いはするけど、これで兄さんだと判断するのはまず無理」」
「だよな、なんか良かったわ、変なニオイがすんじゃねーかと思ったわ、りみと有咲は分かるか?」
「「分かりませんよ!!」」
「だよな、なんで分かんだ?」
「「「愛の力だよ!!」」」
「お、おう、そうか」
「なんか、巴みたいな感じだね」
「私?そうかな?」
「そうだね!カッコイイし!なんか、モデルさんみたい!」
「うんうん!!」
「でもなんでそんな姿に?」
「ああ、実はな」
俺はこれまでの経緯を説明をした。
「ってなことがあったって訳」
「「なんか、どんまいとしか言えないな/ね」」
「まあしばらくしたら治るだろうし、大丈夫だろ」
「沙綾~、お会計~」
「「「「「「「ずっと選んでたのかよ!!」」」」」」」
「え~、だって~、お腹減ったんだも~ん」
「「「「モカ/ちゃん」」」」
「こいつはこいつで心配になるな」
「「「あははは」」」
「これから店の奥で食っていくんだが、どうする?」
「「「「食べていく!!」」」」
「食べま~す~」
「それじゃあまずは買わないとな」
「そんな事もあろうかと、用意しときました!!」
「どうゆう理由なのかは聞かないことにしよう」
「それじゃあ行きましょう!!」
そう言って沙綾が奥に行ったので、俺たちはあとについて行った。
そこでみんなで朝食をこれからのことを話しながら、食べたのだった。
川崎ノラネコさん、高評価ありがとうございます!
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