要 結城の日常   作:テンツク

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97話

 

ある日の事、家でミユといちゃいちゃ、ゴロゴロしていると。

 

 

ピンポーン

 

 

チャイムがなったので、出てみると。

 

 

「はーい、ってお前らか」

 

「やっほー兄さん」

 

「こんにちは!」

 

「お兄ちゃん!」

 

「結城さんこんにちは」

 

「お兄ちゃんやっほー」

 

そこに居たのは、リサ、イヴ、ひまり、有咲、美咲の五人だった。

 

「おう、それで?今日はどうしたんだ?」

 

「ちょっと、やりたいことがあってさ、どうせだったら兄さんと一緒にやろうって感じになってね」

 

「そうなのか・しかし、中々珍しい組み合わせだな」

 

「そうかな?」

 

「多分な、まあ良いや、そんじゃあ上がりなよ」

 

「「「「「はーーい!!」」」」」

 

そう言って、五人を家に招き入れる。

 

「それで?どこでやるんだ?」

 

「うーーん・・・あ!」

 

「??」

 

「兄さんの部屋で良い?」

 

「まあ別に構わんが、広くなくて良いのか?」

 

「うん、大丈夫」

 

「そうか、なら良いぞ、お菓子とか適当につまめるもんを持っていくから、先に行っといてくれ」

 

「「「「「はーーい!」」」」」

 

俺は五人を先に上がらせて、リビングからお菓子や飲み物などを取りに行き、それを持って部屋へと向かおうとした時。

 

 

ガチャ

 

 

「ん?」

 

「兄さん」

 

「どうした?」

 

「えーっとさ」

 

「うん」

 

「やっぱりこっちでも良いかな?」

 

「リビングか?ああ良いぞ、でもどうしたんだ?」

 

「えっとさ、持ってきたものが意外と大きくてさ兄さんの部屋だと、ちょっと狭くなっちゃってさ」

 

「ああ、そう言う事か、なるほどな」

 

こうして上にいた他の四人も下に下りてきて、五人でその持ってきたゲーム?を作って行った。

 

「「「「「出来たー!」」」」」

 

「お?出来たか・・・って、確かにデカいな、いや?広い?まあどっちでも良いか、てかこれってさ」

 

「多分お兄ちゃんが思っていることであってると思うよ」

 

「だよな」

 

そう、出来上がったものを見て見ると、それはまさしく、某、人〇のゲームだった、しかしそれと違う点があって。

 

「なんで、これってマスに何も書いてないんだ?」

 

「「「「「ふふふふふふ」」」」」

 

「な、なんだよ」

 

「じゃじゃーーん!これなのだー」

 

「これは?」

 

「ほら、これってさ、マスと同じ形してるじゃん?」

 

「ああ」

 

「それで何も書いてないじゃん?」

 

「ああ」

 

「なんとこれってさ、自分達でマスの内容を考えて作って行くんだよ!!」

 

「自分達で考える?」

 

「そうなんだー、例えばこんな感じで」

 

『隣の人にデコピン一回、受けた側はコイン一枚』

 

「っとまぁこんな感じで、自分達で組み立てていくんだー」

 

「なるほどな、ちなみにそのコインって何なんだ?」

 

「コインはね、簡単に言うと、一番多く持っていた人が勝ちって感じ」

 

「なるほどな、後」

 

「何?」

 

「これってゴール無いんだな?」

 

「うん、そうだよ、これのルールとしては、ターン制って言うのかな、簡単に言っちゃうと、マ○○パーティーって考えてもらえると分かると思う」

 

「なるほどな、納得した」

 

「それじゃ兄さんも来たことだし、みんなで作って行こーー!!」

 

「「「「おおーー!!」」」」

 

「おおー」

 

 

そうして俺達はマスの内容を考えていった。






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