要 結城の日常   作:テンツク

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99話

あれからしばらくたって、今の結果を言うと。

 

 

リサ 10枚

イヴ 5枚

有咲 8枚

美咲 12枚

ひまり 7枚

俺   32枚

 

 

ってな感じの結果になっている、え?何で自分だけそんなに多いのかって?不正でもしてんだろだって?いやいや、不正何てそんな事しませんよ、ただね、俺以外の子達のね、止まるマスがね、何かしんないけど、俺が混ざる感じのマスばっかりでさ、しかも、全部俺がコインを貰う感じの内容なんだよ、だからね、不正はなかった、良いね?

 

まあそんな感じで、今は最後の2ターンのところまで来ている。

 

 

「それでは、いきます!」

 

イヴが気合をいれてルーレットを回した、結果は。

 

 

「10」

 

「やりました!えっと、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、えっと、左の人からデコピンを受ける、コインを一枚貰うですか、えっと」

 

「てことは俺がイヴにデコピンか」

 

「押忍!」

 

「何か違う気がするが、まぁ良いか、それじゃあ行くぞ」

 

俺はイヴに近づき。

 

ビシッ

 

「あう、えっと、それじゃあ一枚いただきますね」

 

「次は私だね、よっと、5ね、・・・・4、5っと、えっと何々、自分以外の人はルーレットを回し、自分が言い当てた番号の人に命令が出来るだって」

 

「てことはまずはアタシ達が回しちゃおうか」

 

そう言ってリサがルーレットを回し、それに続いて俺達も回した。

 

 

「大丈夫かな?えっと、まずは番号を言うんだよね、それじゃあ3番」

 

「あ、俺だな」

 

「「「「!!!!!!」」」」

「ヨシ!」

 

「それで?命令は?」

 

そうだね、それじゃあゲームが終わるまで、私が腕に抱き着くこと」

 

「「「「・・・・な!」」」」

 

「へいへい」

 

「よっと、それじゃあ続きをやりましょうか」ニヤニヤ

 

「「「「・・・・・くっ!!」」」」

 

「つ、次は私だね、えい!・・・・・3かー、1、2、3っと、えっと、右の人の頭を撫でる、それだけ!?」

 

「あはは、何とも言えないね」

 

「撫でられるならともかく、撫でる側だなんてーー」

 

「残念でした、ほらほら早く早く」

 

「ううーー、分かりましたよー」

 

そう言ってひまりは落ち込みながらもリサの頭を数回撫でた。

 

「ありがと♪」

 

「ううーー、最後こそは」

 

「次は私だな、せーの、7か、・・・・・・6、7っと、えっと、右の人とお互いに、ほっぺにチュー・・・・・・はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!???」

 

「有咲の右は私・・・・・・・」

 

「誰だよ!こんなマス作ったやつは!!」

 

「ワタシです!」

 

「「イヴ!?」」

 

「兄さんが止まったやってもらおうかと思ってました!!」

 

「「ならば許す!!」」

 

「許すんだ、てかこんなマスまであったのかよ、てか今までよく一回も止まらなかったな」

 

「ほらほら、早くやらないと、次に進めないよー」

 

「「うっ!!・・・・お兄ちゃん!/結城さん!」」

 

「ん?」

 

「目を瞑ってて/ください!!」」

 

「あーいよ」

 

そう言って俺は目を瞑って、数秒したら。

 

「兄さん、もういいよ」

 

「ん」

 

そう言って目を開けると、苦笑いをしているイヴとひまり、笑いをこらえているリサ、顔を真っ赤にしている、有咲と美咲がいた・・・・・何があった。

 

「さ、さてと、つ、次はアタシだね、よっと、5か・・・・4、5っと、左の人とハグをする、お互いにコインを一枚貰う、左だから有咲とだね」

 

「あ、はい」

 

「それじゃあいくよ、えい」

 

そう言ってリサは有咲に抱き着き、有咲も抱き着き返した。

 

「うしっと、お終いだね」

 

「そうですね」

 

「それじゃあコイン頂き」

 

「次は俺だな、よっと、2か、1、2っと、えっと何々、自分以外の人はルーレットを回し、一番大きい数の人に床ドンをする」

 

「「「「「!!!!!!!!!!!!!!」」」」」

 

『これは!』

『こいつは!』

『あれは!』

『!!!』

『あ、あれは!』

 

『床ドンってなんだ?』

 

一人だけ違う事を考えていた。

 

「それじゃあいくよ、よっ!」

 

「はっ!」

「えい!」

「よっと!」

「はい!」

 

結果はと言うと。

 

 

「やったーーーーーーーー!!」

 

ひまりが10を出して、ひまりに決まった。

 

「やったね、それじゃあお兄ちゃん!よろしくね!」

 

「なあ」

 

「「「「「ん??」」」」」

 

「床ドンってなんだ?」

 

「「「「「あらっ」」」」」ズルッ

 

 

「えっと、床ドンって言うのは・・・・・・・・って感じの事だよ」

 

「へーー、今はそんなのがあるのか、それじゃあやるか、えっと、ひまりに近づいて、そのまま押し倒すんだっけか」

 

俺はリサに教えてもらった、床ドンとやらをするために、すでに立っているひまりに近づき、いい具合の距離の所で。

 

「ニャー」

 

ものすごい勢いでミユがその間を通って行った、それにより、俺の足はミユに引っ掛かり、結果。

 

 

ドンッ!

 

っとひまりを押し倒す形となり、その上で。

 

 

ゴツッ!

 

倒れた勢いのまま俺の頭とひまりの頭が激突をした。

 

「「「「あっ・・・・」」」」」

 

「「!!!!!!」」

 

四人は唖然とし、俺とひまりは悶絶していた。

 

 

 

 

そんな感じで最後のターンもやっていき、ゲームは終了した、え?最後のターンの描写無いのかって?全員が誰かにデコピンをする描写書かなくても良くないかい?・・・・・・・・分かってくれたかい?それじゃあ結果発表だけど。

 

 

「えーーっと、結果発表だけど、どう見ても兄さんの優勝でーす!」

 

「「「「ですねーーー」」」」

 

「まぁ優勝したからって、特に何かある訳でもないんだけどね」

 

「確かにな」

 

「いやー、楽しかったー」

 

「ですね」

「はい!」

「そうですね」

「ううーー、床ドンがーー」

 

 

 

 

 

とまぁ各々感想言って良き、このゲーム大会は幕をとじたのだった。

 

 







トゥーのさん、NoMuSoN34さん、水無月@殺し屋ボンゴレさん、高評価ありがとうございます!!!

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