玉狛支部で早めの夕食を食べた1時間後俺は迅さんとともに屋上にいた。
倉木「迅さん、結局いつ攻めてくるんです?」
迅「まぁ、焦らない焦らない。あと一時間ぐらいさ。なにそんなに不安なのか。」
倉木「仕方ないじゃないですか、だってボーダーのトップクラスとの戦闘なんでしょう。不安になってもいいじゃないですか。それで勝率はどのくらいなんですか。迅さんならわかると思いますけど。」
勝つ勝算がないとこの人はいどまないだろう。
迅「まぁ、5分ってところかな。」
いや低っく!
倉木「勝算は高くないんですが!?」
迅「もう時間切れだよ。大丈夫君がいれば6割ってところだ。」
やっぱり受けなければよかった。仕方ない。
トリガー起動
俺はミラからもらったトリガーを起動する。服は私服から灰色を基調にしたものに変わる。この感覚久しぶりだ。何か月振りだろうかまともに戦うつもりでこれを着るのは。
そして
バックワーム起動
うん問題なく起動するな。
迅「ほう、ボーダーのトリガーじゃないか。」
倉木「利用させてもらいました。これぐらいは許してくれるでしょ。で俺はどこにいけばいいですか?」
出水side
俺たちは今、うちの隊 風間隊、当真さん、三輪隊とともに玉狛支部を目指している。
いやー行きたくないね。迅さんと戦うと思うと憂鬱だなー
ほかのやつらは少ししか頭に入れてないだろうな。来たとしても玉狛第一ぐらいだと思ってるだろう。
っと、考えてたら
迅「よう。A級トップの皆さん。そんなに急いでどちらまで」
迅さん登場か…立刀川さんの予想通りになったな
立刀川「迅」
三輪「………」
風間「迅こんなところでなにをしている、まさか」
迅「そのまさかだよ。お前らをこの先に進ませることはできないんだ。できれば回れ右して帰ってほしいんだけど。」
風間「そういうわけにはいかない。玉狛支部からブラックトリガーを奪取という任務を受けている。お前もこのままだと厳罰は免れないぞ。」
迅「それはそっちも一緒でしょボーダー隊員の公式戦以外での決闘を禁ずる。うちの隊員ももう立派なボーダー隊員だ。誰になんといわれようとそれは変わらない。」
立刀川「いや。まだそいつは正式な隊員じゃない。正式入隊日は3日後その間は俺たちがなにしたってかまわないわけだ。」
立刀川さん珍しく頭まわるな
迅「へぇ、どうしてもやる気なんだ。」
立刀川「いくら、お前と風刃でも俺ら全員相手取るのはきついだろ。」
迅「確かに、立刀川隊、風間隊、当真、三輪隊俺と風刃でも厳しいだろうね。俺一人なら」
嵐山「嵐山隊、忍田本部長の命により玉狛支部を援護する。」
三輪「嵐山隊!」
チッ めんどくさくなったな。
迅「さぁ、おとなしく帰ってもらおうか。」
倉木side
ドーーン
お、やり始めたか。
迅さんが指定した位置まで来たけれどほんとにここに来るのか
合図があるまで待機とはいってたがというか俺ほんとにここで戦っていいんだよな。なんか民家も多くあるけど…そんなこと気にしている暇はないか。迅さんは去り際に
迅『3人ぐらい相手にするかもしれないけどよろしく』
と言っていた。いや3人はきついって俺のトリガーは攻撃向けではないのに。
お、動きがあったな
これは、迅さんの周りには4人、弧月の二刀流の人と青い隊服の人が3人。
お切り会っているな。迅さんあれだけいうだけ流石だな4人と同時に戦って互角いや4人じゃない。後ろにスナイパーが2人か…狙うならそっちだな。
急に戦いが静かになったどうやら4人が何か話しているらしい。すると、迅さんが手を後ろに回して手をお文指と人差し指を使い銃のようにした。
その瞬間俺は引き金を引いた。
風間side
菊地原「やっぱ迅さんを無視してブラックトリガー奪いに行きましょうよ。」
風間「迅の時間稼ぎを無視する作戦か。よし。」
さぁ、迅はこの行動にどう出る。
迅「そうかなら」
その瞬間俺はスコーピオンで首元をガードした。
直観的に風刃が来ることが分かった。
そしてもう一つ俺たちの真上を何かが通り過ぎて行った。
後ろを振り返ると菊地原は首を両断され何かは古寺のいた場所に着弾していた
立刀川「やっと抜いたか。そしてもう一つ隠し玉があるらしいな。」
菊地原とあともう一人おそらく古寺だろう。
狙撃か。だれだ。
風間『三上今ボーダー内で使われているトリガーはわかるか?』
三『わかった。調べてみる。少し待って。』
もしこれがボーダーのトリガーなら木崎だろう、だがもしこれがボーダーのトリガーではなければ
俺たちは思っているより危険な状態にいるかもしれない。
迅「お、後ろの誰かを落としたか。腕がいいね。
じゃあこれからはプランBだ。」