那須隊に男が入ったら   作:ジャックIOVE

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エリートですから

ボーダー本部指令室~

「忍田本部長、今日もお疲れ様です。」

「沢村くん。もうそろそろだが、最後まで仕事をおこたってはいけない。」

「はい。すみません。」

もうあと10分頃で仕事が終わる。いつもの指令室。

沢村はモニターに向かい。忍田真史は書類に目をとうし。鬼怒田本吉と根付栄蔵はパソコンをみている。そして本部司令である城戸正宗は厳しい目でモニターをみている。

その時だ

ピーピーピー.......

「外部からの通信です!これは....ボーダー本部北西部の地図です。」

「通信もとはどこだ?」

「今調べていますが特殊な加工がされているようです。」

「まさか、忍田本部長近界民(ネイバー)からの宣戦布告かね!?」

「落ち着いてください鬼怒田さん。まだそう決まったわけではありません。だがこの赤ピンは.....」

ビーーーービーーーーー

(ゲート)発生!場所は本部北西部赤ピンの近くです。」

一気に指令部の雰囲気がかわる。

「敵の反応は?」

「敵の反応は.....」

「どうしたんだ沢村くん?」

「敵の反応はありません。ですが....(ゲート)の中から民間人の反応が1つ出現しました。」

また、違う方向で雰囲気がかわった。

「何!?民間人だと!?」

「カメラでそこは見えるか?」

沢村はカメラを起動し(ゲート)が発生した付近をズームする。そこには高校生ぐらいの黒いコートに身を包んだ少年がたっていた。あたりをキョロキョロしている。

「トリガーを起動する気配は?」

忍田が、確認をする。

「いえ、ありません。」

「四年まえの大規模進行の行方不明者リストとかさねあわせてみろ。」

「はい。」

カチカチカチカチカチ.....カチカチカチ

「一致しました。倉木彬君、近界民(ネイバー)に連れ去られたことになっています。」

「まさか、生還者か....」

「いやスパイという可能性があるかもしれんだろう。」

近界民(ネイバー)が化けているのかもしれませんよ。

と、さまざまな推論が飛び交っているなか

「A級部隊を向かわせる」

城戸司令の声で辺りが静まった。

「A級を向かわせれば最悪の展開になったとしても対処ができるだろう。」

「ですが、今向かわせるA級部隊は....」

鬼怒田がいないと言おうとした瞬間

ウィーン

「それ、俺にまかせてもらってもいいですか?」

「君は....」

 

 

 

 

 

 

 

「どうも、実力派エーリートの迅悠一です。」

 

 

***

 

空には星がみえる。綺麗な星だ。もう、何て言う星座かは忘れてしまってけど。倉木はあたりを見渡す。まわりにはなつかしさを感じる建物があり。少し遠い所には台形型の建物があった。

「あれがボーダーか......」

とりあえず歩き始める。周りには建物はあれど人がすんでいる気配はない。頭のなかには戻ってきた安堵、ボーダーに受け入れられるかという不安があった。ミラが言うにはボーダーは、外部の近界民(ネイバー)にはとても好戦的らしい。

(まぁ、今は攻撃されてもないし。わざと攻撃されて交渉でもするか?でも、俺そういう技術ねぇからな。)

だんだん道が開けてくる。

(誰だ?)

そこには人影が見えた。夜のくらさでよくは見えないが誰かがたっているのが見えた。

一旦建物にみをひそめる。

(さぁ、どうする?ボーダーの関係者であれば戦闘になる確率が高い。多分俺があっちの世界からやって来ているのはボーダーもわかっているはずだ。)

タッ.....タッ.....タッ.....タッ

近づいてくる、足音が聞こえる。

(ヤバいな...)

そう考える時間もない。それほどまでに近づいている。

(こうなったら......)

やるしかないと思いポケットの中の物を握ったとき

「出てきてくれるとありがたいんだけどな。倉木君。」

男の声が聞こえた。

(何で....俺の名前を?いやそれより....)

この男は、何故倉木の名前を読んだのか。捕らえるなら奇襲をかければ言いはなしなのにそれをしなかった理由。それが気がかりだった。可能性としては2つ油断させるためか、友好的に接したたいのか。このどちらかだろう。

(ただ、このまま隠れていると逆に疑われる可能性が高い...なら....)

そう決意し俺は隠れるのをやめ家の影からでた。

「おぉ、やっとでてきてくれたか。俺の名前は迅悠一だ。」

その男は、俺を見据えて言う。

「何故、俺の名前を知ってたんですか?」

と、一番の疑問をとう。

「君が現れたときにしらべさせてもらった。確認だが、君は四年まえのに行方不明になった倉木彬君であってるよな。」

「はい。あってます。」

(さあ、これからこの男はどうでる。)

「突然で悪いが.....」

最悪のことも考えてポケットの中にあるものを握りしめていると

「君をボーダーに入隊させようと思う。」

「え?」

予想外の言葉にまぬけな声がでた。

(え?どういうことだ?)

「まぁ、君が入らないって言えば実力行使にでるしかないんだけど。君にも好都合なんじゃないかな?」

いや、確かに好都合だでも、何か裏があるのかと疑った。

「入隊した後の制限は何かあるんですか?」

「おっと、それを言ってなかったな。まぁ、ボーダーの監視下にはいるってことには名目上なるけど他の点は自由だ。暮らすのはボーダー内になるだろうが、衣食住は最低限俺らが提供するよ。給料も出るしお金にも困らないだろう。」

いや!めちゃくちゃいいじゃん!

「え.....と.....自分でいってもなんですが待遇が良すぎませんか?俺、近界からきたんですよ?」

「いや、それは気にしなくていいんだ。君は四年前連れ去られた倉木彬君本人であることにはかわりないし、君はボーダーに必要な存在になる。」

「何でわかるんですか?」

「俺のサイドエフェクトがそう言ってる。」

確かサイドエフェクトは、トリオンが脳や感覚器官に影響を及ぼすことでしょうじる能力だったか?ミラが言ってたような。

「あ、でも君が持っている情報は喋ってもらうから。もちろんその右手に握ってるトリガーのこともね。」

なんだこの人俺のしてることがつつぬけじゃねぇか。

かなわないな。

「分かりました。条件をのみます。」

「良かった。ならついておいでボーダーへ案内するよ。あと君のトリガーは僕があづかるよ。」

ん?普通はお偉いさんにあづけるものじゃ......

「上にばれると君のイメージが悪くなるんだ。」

あぁ、上はまだ僕のことを無害だとおもっている。またはおもいたいのだろう。

「はい。ではおあづけしますね。」

といって右ポケットの中で握りしめていたトリガーを渡す。

「これは....普通のトリガーではないな。」

「そうなんですか。」

「あぁ ....こっちで調べて見るよ。」

と、トリガーをポケットにしまった。

「じゃあいこうか。」

俺はまだ不安を残しながらも。迅と名乗った男についていく。めんどくさいことがおこらなければいいんだが.....

 

 

 

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