那須隊に男が入ったら   作:ジャックIOVE

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痛い視線

前回のあらすじ。俺、倉木彬。那須隊にはいる。以上!

 

 

***

無事那須隊に入隊できた俺だが那須さんの

「倉木君。あなたの実力を知りたいのだけれどトリガーはもらっているの?」

と聞かれ、忍田本部長から研究室にとりにいけといわれていたことを思い出す。その事を言うとくまが

「なら、あたしがついていくよ。皆はまってて。」

「私も行くようがあるのよ。一緒にいくわ。」

「先輩方がいくなら私も行きます。」

となり、今俺は那須さん、くま、茜ちゃんと一緒に真っ昼間のボーダー本部を歩いている。正直すれ違う人の視線が痛い。「なんだあいつ?」とか男からは「お前なんなんだよ。」といった嫉妬の視線がおくられてくる。

うん。気まずい。

まぁ、今まで那須隊ってガールズチームだったわけだしそこに俺がはいったからな.....あたりまえなのか?と、思って歩いていると広いスペースにでた。まぁ、広いからそれなりに人がいるわけで、俺らが入ると視線がバッ!とこちらに向いた。その視線は言わずもがな嫉妬が大半だった。

「倉木君ここで個人ランク戦ができるのよ。まぁ、ポイントをためるだけだけれど。」

と那須さんが説明してくれる。視線が痛い。

広いスペースをすぎると今度はラウンジのような場所についた。まぁ、ここにも人がたくさんいるわけで視線が痛い。

「皆さんお昼御飯食べましたか?」

「私は食べてないけれど.....」

「あたしも食べてない。」

「倉木さんはたべましたか?」

と、茜ちゃんがふってきた。俺は昼飯は食べたんだけどな.....まぁ皆食べるらしいし、まだお腹あいてるし。

「俺も食べてないよ。」

「それならよかったです。お弁当もってきたので皆で食べましょう。」

「へぇーあんたも気が利くのね。」

「もう、熊谷先輩ひどいですよ!」

「まぁまぁ、ありがとう茜ちゃん。」

おぉ、気の利く後輩だな。

いや....まてよ...今から俺は女子三人と一緒に同じ弁当を囲むわけだ。そうすると視線がよりいっそう痛くなるよな............まぁしょうがないか。

「ほら、あき。はやく。」

もう席をとったのか。もう腹をくくるか。

「はいどうぞ!」

茜ちゃんが持っていた袋を広げる。中身は....サンドイッチか美味しそうだな。

「じゃあ食べましょうか。」

那須さんと、くま、茜ちゃんがとったことを確認し俺もサンドイッチをとる。中身はハムとレタスとシーチキンという基本的なものだ。目線が痛いがそれはもう気にしない。サンドイッチを口にいれる。

「うん。うまい。」

と正直な感想がでてしまった。

「お口にあってよかったです。」

茜ちゃんの笑顔がまぶしい.......よりいっそう視線が痛くなった。もうグサグサさっさてるから。ライフはもう0よ!まぁ今の笑顔で完全回復なんだけどな。

 

 

 

***

「茜ちゃん、ありがとう。おいしかったわ。」

と、那須さんが立ち上った。

「じゃあそろそろいきましょうか。」

そうだった研究室に向かう予定だったんだ。

「ほら、あんたもはやくいくわよ。」

俺も立ち上がり研究室へ向かおうとすると後ろから声がかけられた。

「ちょっとあなた。」

最初は誰に話しかけているかわからなかったが多分俺なのだろう。

「どうかしましたか?」

と、話しかけてられたことにきずいたのかくまが

「加古さんじゃないですか。どうかしたんですか?」

と話しかけてきた女の人に言った。加古さんというのか。

「噂は本当だったのね......」

ん?噂?

「加古さん?」

くまが訪ねると

「那須隊が男をつれてボーダー内を歩きまわってるって噂よ。」

はっや!噂流れるのはっや!

と、那須さんが

「まぁ、しょうがないのかしらね?でも私達が誰をつれててもいいきがするけど.....」

「那須隊が男をつれてたら誰でも驚くでしょう.....で、その男の子は誰なわけ?ずいぶん親しそうにしてたけど....」

「倉木さんなら今日那須隊に入隊しましたけど....」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え............」

ラウンジに変な声が響いた。それは一人だけの声ではなく、ラウンジにいた全員がはっした声だった。

 

 

 

 

 

 

 

沈黙が続く

「それじゃあ早くいきましょう。」

那須さん冷静だなー

と俺達はラウンジでいまだに固まっている人達を無視して研究室に向かうのであった。

「何で皆かたまってたんでしょうね?」

茜ちゃんそれはねたぶん俺のせいだよ.......

これからのボーダー生活生活大丈夫かな......?

 

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