貴様にも味あわせてやる!ゲッターの恐ろしさをな!!【本編完結】 作:小此木
第1話
『貴様にも味あわせてやる!ゲッターの恐ろしさをな!!』
赤いロボット…〝ゲッターロボ〟と呼ばれる人型のロボットから聞こえる男の声。
この日、この
『な、何だこのロボットは!?知らない!知らないぞ!!この
姿を現した。
此処は魔導技術によって繁栄を極める大都市アーカムシティ。
だが今は、恐るべき犯罪結社ブラックロッジに脅かされている!!
大導師マスターテリオンを首領に掲げるブラックロッジの信徒たちは欲望のおもむくままに破壊を繰り広げる。圧倒的パワーの破壊ロボ、邪悪な力を操る魔術師たち、そして最強の魔導ロボットである
アーカムシティの守護者である覇道財閥はこれに対抗すべく、巨大ロボット
そして、しがない三流探偵の大十字九郎は、魔導書の化身である少女アル・アジフとの出会いにより、デモンベインに乗って戦うこととなってしまった!!
が、この物語の主役はお馴染みの大十字九郎ではない。
この日より五年ほど前。
「じゃ、俺は旅に出る。ライカ、九郎の坊主を気に掛けてやってくれ。」
「…分かったわ。くれぐれも気を付けてね。」
「おう!!」
この世界に生まれ早17年。捨て子だった俺は、このオンボロ教会の前神父に拾われすくすく育った。わけの分からない
んで、今日17歳(此処に拾われて17年)になった俺は、前世の記憶と知識を駆使し、一番の不安要素が
は、ははははは…や、ヤバイ!ヤバすぎる!!なんで
■□■□
クトゥルーの召喚を成功させたマスターテリオンへ突然反旗を翻し、マスターテリオンを倒したアンチクロス。そして、彼らはクトゥルーを使いこのまま一気にアーカムシティの攻略を計画する。それは、相手に防戦体制の余裕を与えず、破壊ロボによる第三波の攻撃。
が、そこに待ったを掛けたのが、僕らの町のマッドサイエンティスト…オホン、失礼。邪神などの力より自身の力でも世界征服が出来ると反対していた、ドクター・ウェスト。彼は基地の一部を破壊し脱サラして行った。
一方、大十字九郎とアルはアンチクロスの総攻撃によってアルは倒れ、デモンベインも大破。九郎は、単騎でアンチクロスへ挑む為、覇道邸の図書館で魔導書を物色。そこで魔力の籠った弾丸を制作し、バルザイの偃月刀を拝借。黒いマントを羽織ってデモンベインの格納庫へと向って行った。
そこには、修復されたデモンベインとギターを弾いているドクター・ウェストとエルザが待っていた。『スーパーウエスト無敵ロボ28号デラックス(通称デモンペイン)』の理論を取り入れ修復されており、九郎が変身しなくても戦えるように改修されていた。
そして、彼らの反撃が始まった。
九郎の駆るデモンベインは数々の敵を倒しているが、
『やったロボ!あぁ、でも残弾ゼロ、ロボ…ッ!ダーリン、正面!!』
『ハァァァァ!!』
今残弾はゼロ。九郎がコクピットを開け、自らが迎撃した。しかし、この先強力な敵が出て来る事が予想されるため、九郎達はこれ以上の消耗は避けたい。
そこへ、
『まとめてぶっ壊してやる!真・トマホォォォク!ブゥゥゥゥゥゥメラン!!』
真っ赤なロボットが突如現れ、何処からか出したのか、六つの斧を回転させながら敵へぶつけて行った。
『クソ!どうなってんだ!?』
(クソったれ!恐竜帝国や百鬼一族が何処かに潜んでいないか調べるのに何年も掛かって、居ない事が分かったってのに!なんで変なロボット達に俺が育った街が蹂躙されなきゃならねんだよ!!)
『ムフフフフ、ハハハハハ!!』
突如地面に出現した幾何学模様から1体のロボットがせり上がって来た。
『さぁ、デモンベインの最後…貴様、何者だ?』
『俺の故郷をこんなにしたのは貴様らか!!』
対峙する赤と黒のロボット。
『フフフ、ならどうする?』
『貴様にも味合わせてやる!ゲッターの恐ろしさをな!!』
赤い人型ロボットの中から聞こえるのは、特徴的なモミアゲを持つ男の声。
『ムフフフフ。なら、この俺にその恐ろしさとやらを見せてみろ!!』
対する剛力のロボットには、ドクロを模した覆面を被った巨漢が乗っている。
『行くぞ!隼人、武蔵!』
『やれ竜馬!!』『任せたぞ竜馬!!』
特徴的なモミアゲを持つ男の声の後、赤いロボットから突然響いた二人の
『ゲッタァァァァトマホォォォォク!!』
赤いロボットが両肩から長い獲物を取り出し、それを合わせ斧へと変化させた。刹那!
<ドワォ!!>
一瞬で肉薄し、剛力のロボットは一刀両断され、
『な、なんだ<斬!!>と…』
止めに横一閃。四つに分かれたロボットは爆発四散していった。
『あ、あの声…ま、まさか!!
『よう!五年ぶりだな九郎の坊主!!』
戦闘時脳内BGM『Can't Stop』、竜馬のCVは神谷明さんでお願いします。