貴様にも味あわせてやる!ゲッターの恐ろしさをな!!【本編完結】 作:小此木
第13話
森の中に異形のバケモノの真っ二つになった死体と、
「あ、アレはゲッター…2か?」
「オイ、竜馬!今度もアーカムシティじゃねぇぞ!!また森だ森ィ!!それにあの白いロボット、真ゲッターライガーに似てるんだが?」
「それと、あの巨大な生物の死体にはつのが…角?まさか、
「もしもし、吾輩の事皆さん忘れてないであるか?」
何かを振り下ろして動かなくなった白いロボットが存在していた。
『なっ!?何故もう一体ゲッターがこの世界にあるんだ!?』
『プロトタイプが落ちて来たんじゃないのか?でも変だな。俺達はこの一機だけで来たはずだぜ。』
2体のゲッターが
『フ、フフフ。アーハハハハハ!!これは面白い!パイロットが乗っているかは知らないが、もう一体ゲッターロボが現れた!!しかーし!見たところあのゲッターは普通のゲッターより差異が多い…恐らくプロトタイプだろう。』
『あ、あぁ!!ゲッターが2体も!!』
『狼狽えるな!あんなプロトタイプなら直ぐ始末できる!恐らく何処かの時空から廃棄されたものが流れ着いたんだろう。やはり、流竜馬が合流し完全になったゲッターを叩き潰してこそよ!!』
この時この世界の
■□■□
「済んだのか?」
「済んだも何にも、寝てるうちにトンズラよ。ずっといつ逃げるか狙ってたんだぜ。最初会った時は可愛げもあったんだが…」
「フ。」
「…情けない。確かに俺の女癖が蒔いた種だけどよ…お、おっと種は蒔いてな「ジャかましいわ!こっちには女がいるんだ!ちったぁ気にしろ!!」わ、悪い青髪の嬢ちゃん!!」
「で、話は変わるが、何故竜馬がそのゲッターに乗っている?」
この
「悪い、俺はお前達が探している〝流竜馬〟じゃねぇんだ。俺の名は竜馬。孤児だったから苗字はねぇ。」
「ム、顔はそっくりなのに声が全く違う。不思議なもんだ。」
「…本当にお前は流竜馬じゃないんだな。で、お前等はどうして此処…この
この世界のハヤトが竜馬達を睨みつけ、探りを入れる。
「オイオイ、ハヤトそんな邪険にしなくても「ベンケイは黙ってろ!!」あぁ、もう!分かったよ!!」
それは仕方がない。ベンケイとハヤトの二人、特にハヤトは得体の知れない新たなゲッターから出て来た相手に最大の警戒をしていた。
「俺達の目的は
「元の、世界ぃ?」
「それはどういう事だ?」
「俺達四人は何らかの空間攻撃を受け、何もない場所へ放り出された。そして、強力なエネルギーで突っ込めば別の世界へ辿り着くことが分かり…」
「この世界へ来たと?」
「正解。」
竜馬達はこの世界のハヤトとベンケイへ簡単な説明をした後、互いに協力する事を決めた。
「じゃ、私から改めて自己紹介をしよう。私の名前は〝神隼人〟「「何だって!?」」フッ、そのリアクションは前回で慣れたぜ。真ライガー号兼真ゲッターライガーのパイロットで主にゲッターのメンテをやってる。」
「次は私だ。私の名は、「「弁慶か!?」」…残念ハズレだ。私の名は〝武蔵〟。真ポセイドン号兼真ゲッターポセイドンのパイロットだ。主に、主に?…お、おもに!物資の輸送?」
「って、俺に聞くな!!ハァ、で俺が竜馬。真ドラゴン号兼真ゲッタードラゴンのパイロットで一応リーダーと
この竜馬が機械類のメンテナンスを行っている衝撃に、この世界のハヤトとベンケイは戦慄した。
「こっちのリョウマは機械類がてんでダメでな。初めて会った時は俺がイーグル号の修理をさせられたぜ。」
「アイツにメンテなんか頼めるか。それよりアイツは戦ってる方がお似合いだぜ。」
やれやれと肩を落とす二人。
「吾輩が最後であるな!スゥゥゥ、吾輩の頭脳は魔術をも超える!吾輩は魔術すら科学で支配してみせる!吾輩の名はドクター・ウェスト!科学の申し子ドクタァァァァァウェストである!!」
久しぶりの自己紹介にテンションMAXなドクターウェスト。今回のシャインスパークは直ぐにトップスピードになった為、無理なGが無かった。それのお陰か、マッドな彼は絶好調である。
「お、おう。」
「(…こいつ等と組んで、大丈夫だろうか。)ま、まぁ。よろしく。」
そんな彼の自己紹介に圧倒された二人。
「今度はこっちの番だな。お前達の反応で大体察しは付いたが、俺の名は神隼人。ジャガー号兼ゲッター2のパイロットだ。」
「じゃ、次は俺だな。俺の名前は武蔵坊弁慶。ベアー号兼ゲッター3のパイロットだ。」
「後、此処には居ないが流竜馬がイーグル号兼ゲッター1のパイロットだ。今俺達はそのリョウマを探している。」
お互いの自己紹介も終わり彼らは本題へ移る。
「だが、リョウマを探すのはさほど難しくはないだろう。」
「え?そうなのかハヤト?」
「こんな世界に来てまであんなバケモノと遭遇するのが
「…成程、敵はゲッターの居所を知って襲って来た、と?」
「青髪の俺(?)もそう思うか。」
「ああ。それに、最悪そっちのリョウマがこの世界に居れば、敵が監視している可能性もある。」
「いずれにしても、敵の動きに乗って行けばリョウマと出会える確率は高い。それに、別の世界の竜馬が此処に存在しているが、襲ってこない事を考えれば、」
「まだ向こうには俺の顔がバレてないって事だな。」
その後、彼らは鬼の事やこれまであった事を竜馬達に説明し、竜馬と隼人とドクターウェストはこっちの世界のハヤトとベンケイを手伝いゲッターの修理と調整を行っている。
「お前、ホントに出来るんだな。修理。」
「この世界の俺って…それに、熱ぃ!!」
「喋ってないで手を動かせ!それと、そのフードは絶対に外すんじゃないぞ!!お前の顔がバレれば、此処に総攻撃を仕掛けて来るかもしれんからな!!」
「分かってるよ!」
「わ、私は何て無力なんだ!!」
(((((うぜぇ(のである。)。))))