貴様にも味あわせてやる!ゲッターの恐ろしさをな!!【本編完結】   作:小此木

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第16話

 

 

 

()にとって、目の前の光景は信じられないモノだった。

 

「こ、こんな事が…」

『こうなったら、ヤケである!ダブルトマホゥゥゥク・ブゥゥメランッ!!である!!』

 

試作機で()()()()と思っていたもう1体のゲッターが動き、

 

「あ、悪夢だ…」

『オイオイ、もう1体ゲッターがあるなら早いとこ教えてくれよ!こっちも負けてらんねぇな!ゲッタァァァァトマホォォォク!ブゥゥゥゥゥゥメラン!!』

 

流リョウマ達の乗っている1体ともう1体…2()()のゲッターで鬼達を相手に大立ち回りをしてるのである。

 

「くそ、くそっ!何故あのような機体を動かせるバケモノが6()()も存在するのだ!?」

『でえいっ!はああっ!北斗飛衛…ってまた間違えた!機神猛撃拳ン!!』

「それに、こっちは正体不明の()()だとぉ!?」

 

そして、止めに生身で巨大な鬼を屠る人外も目の前に現れたのだ。

 

『テメェ!俺を人外なんて呼ぶんじゃねぇ!!』

「えぇい!鬼を生身で倒せるお前は人間などと呼べるか!!」

『〝陰陽師〟って言う人外に言われたくねぇぞ!!』

「喧しいわ!!」

 

顔を包帯で隠した謎の人物と晴明の激しい口撃(誤字に非ず)が繰り広げられた。

 

「チィ!お前などに構っていられるか!!本命はゲッターよ!!」

『そりゃ残念、だ!!』

「これで潰れてしまえ!!」

 

晴明はそう言うと五芒星を切り正体不明の乱入者へ放ち、乱入者はそれを迎え撃つため全身に力を込めた。

 

『機神k「させぬわぁ!!」「晴明様!こやつは我らごと滅して下さい!!」な、何ぃ!?』

 

突然乱入者へ取り付き待ったを掛けたのが、何時も晴明に寄り添っていた女に化けた鬼達。

 

「何故勝手に、お前達が…」

「晴明様!こやつは危険です!生身で我らを倒す事もですが、得体の知れない拳法を操ります!!」

「このまま野放しにすれば、ゲッターと並ぶ驚異になります!!」

『こんなもの振り払ってやる!はぁぁぁぁ…!!』

「クッ!お早く!!」

「我らでも、もう持ちませぬ!!」

「…分かった!滅せよ!!」

 

乱入者を掴んだまま2体の鬼は晴明の放った五芒星に飲み込まれて行った。

 

「よもや、あやつらが自ら行動し、我の手助けをするとは…」

「隙あり!!」

「我に隙など無い!!」

 

そこに突如切り込んで来たのは、源頼光(みなもとのらいこう)。しかし、晴明の中指と人差し指2本で簡単に止められてしまった。

 

「クソッ!晴明ぇぇ!!」

 

頼光はビクともしない刀にさらに力を籠めるが、

 

「お前などに構っていられるか!!」

「うわぁ!!」

 

後ろの壁まで吹き飛ばされてしまった。

 

「これで、邪魔者は居ない。さて、2体に増えたがこれでゲッターに集中でき『おおおおおおおおおおおおおおおおっ!!』こ、この声はさっきのバケモノ!?」

 

 

 

 

 

 

 

場所は移り、此処は城の外。

 

『リョウマ、力なら俺に任せろ!』

『オウ!オープン、ゲット!!』

 

力の強い鬼を前にして、リョウマ達はゲッターの力を生かし別の形態で反撃に移る。

 

『チェンジ、ゲッターァァスリィ!!おりゃぁああああ!大雪山おろぉし!!止めのゲッターミサイルだ!!…成仏!!』

 

ゲッター3の力で相手を投げ飛ばし、最後にミサイルで止めを刺した。そして、

 

『も、もう無理である!『なら、この武蔵に任せな!!』頼むのである!!オープン、ゲット!!である!!』

 

真・ゲッタードラゴンをドクターウェストが臨時で動かしていたが、慣れない操縦の為ギブアップしてしまった。

 

『チェンジ、真・ゲッターポセイドン見参!!行くぞ!ゲッターサイクロン!!』

 

変形した後武蔵は、即座に空中からゲッター3を狙っていた羽根の生えた鬼をその暴風で巻き込み倒し、

 

『貸し、一つだな。』

『チェンジ、ゲッターツゥ!ドリルアァァァァム!!』

 

真・ゲッターポセイドンの後ろから迫ってきている鬼をハヤトが操るゲッター2が屠って行った。

 

『ヘッ、そっちがな。』

『…そうでもないぞ。貴様の後ろもお留守だぞ!!大雪山おろし!!『止めは私にやらせろ!!』分かった!頼んだぞ隼人!!オープン、ゲット!!(やった!隼人ちゃんが()()頼んで来たぞ!()()!!ここ重要!!)』

『チェンジ・真・ライガー!スイッチ、オン!!チェーンアタック!!』

 

2体のゲッターは迫り来る鬼共を次々と倒している。互いの戦闘をカバーし合い鉄壁と思えるほどの立ち回りだ。

 

『アイツは、大丈夫なのか?』

『ヘッ、アイツはそう簡単にやられる奴じゃねぇよ!私と武蔵二人掛かりでも勝てねぇんだぞ。』

『そんな事はどうでもいい!俺は晴明をブッ倒す!!邪魔はするなよお前等!!』

 

この世界のハヤトと隼人が話している中でも、自身の目的を曲げないのがこの世界の流リョウマと云う存在だ。

 

『…こっちのリョウマは話をあまり聞かないヤツだな。(小声)<ドワォ!!>こ、この衝撃は…武蔵!!』

『ああ、アイツ()()()使う気だ!真・ゲッターライガーで此処から離れるぞ!!』

『いったいどうしたのである!?』

『アイツがデカい技を使う!!お前達もゲッター2で避難だ!!』

『オイオイ、どうしたんだよあっちのネェちゃん達は?』

『あんなに焦るとはどんな技なんだ?(小声)…リョウマ、ベンケイ。言う通りにしろ。』

『分かったよ!!』

『お、おう。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真・ゲッターライガーとゲッター2が避難した直後、晴明の城が白い龍によって蹂躙された。

 

 

 

■□■□

 

 

 

クソッ!晴明の後ろに居た()()さんにビックリして捕まっちまったよ!!原作では、ゲッター1が倒れた後に頼光さんがあそこまで行っていたのに…俺達が来たから変わったのか?って、いやいや、そんな事を考えている暇は無い!!どうにかこの鬼達を引っぺがして助け出さないと!!

 

一気にあそこまで飛んで助け出すには…派手だけど()()を使うしかねぇ!!

 

「こんなもの振り払ってやる!はぁぁぁぁ…!!」

『クッ!お早く!!』

『我らでも、もう持ちませぬ!!』

『…分かった!滅せよ!!』

 

ヤベェ!晴明の攻撃が来る!!間に合えぇぇ!!

 

「…真覇極奥義(しんはごくおうぎ)!!うおおおおおっ!!」

 

こんな所で使いたくなかったけど、城をぶっ壊して頼光さんをどさくさ紛れに助けるのは…派手すぎるけど、この方法しかない!!

 

「行け!双覇龍(そうはりゅう)!!」

『な、なにぃ!?』

『そんなまさか!?』

 

なんちゃって覇気で両腕から覇気の龍で鬼を吹き飛ばし、晴明からの攻撃の盾にした。

 

『ぎゃぁぁぁ!!』

『きゃぁぁぁ!!』

 

晴明の攻撃の盾にする。覇龍を城へ向けて放つ。鬼に慈悲などいらん!!

 

「おりゃあっ!!」

 

で城を敵と見立て柱や壁をぶっ壊していく!!

 

「でえええええいっ!!」

 

もっともっと中をぶっ壊していく!!

 

「おおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

 

んで、最後に…

 

「でやあっ!!真覇(しんは)猛撃烈破(もうげきれっぱ)!!」

 

城の周りを飛んでいた哀れな一匹の鬼を打ち上げて爆殺!!敵がそれに見とれている隙に

 

「…頼光回収。」

「おのれバケモノが!!」

「誰がバケモノだ!!」

 

無事頼光さん回収!!って、晴明がこっちに向いてる!?

 

「此処から無事に出られると思うな…き、貴様は!?」

「何を驚いてい…ヤベ、包帯が…」

 

あ~、あんな派手な技使ったから、顔に巻いてた包帯緩んで俺の顔バレちゃったぜ。てへぺろ(自分でやったけどキモッ!!)

 

「貴様、流竜馬!?」

「ちょっと違うんだけどな。頼光は連れて帰らせてもらうぜ!!」

「させると思うか!ハァ!!」

 

チィ!十八番の五芒星攻撃かよ!!

 

空円脚(くうえんきゃく)!でえええい!!」

「小癪な!!」

 

頼光さんを担いでの戦闘は不利だぜ。

 

「よもや、ゲッターが2体に流竜馬も二人とは…()()()()からの情報には無かった事だ。余興を楽しむのは此処までだな!!」

「チィ!!(来るか!?)」

 

俺は晴明を向かい打つため臨戦態勢を取った。

 

が、

 

『2体まとめて、この地で果てるがよい!!』

『お前…晴明!?』

 

どうやら原作同様鬼と融合し〝ゲッター〟を破壊するつもりだ。

 

「…う、此処は…お前、リョウマか。」

「うっし、大丈夫みたいだな。悪いが、俺はお前が知っているリョウマじゃねぇんだ。だが、此処からは俺達に…()()()()に任せな。」

「げっ、たー?」

「お前の知ってるリョウマが乗って戦っていた赤鬼だ。」

「…あれが、ゲッター。」

「おう!晴明の野郎に味合わせてやるぜ!()()()()()()()()()をな!!」

 

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